普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

中学校教師への手紙(12)[教育改革への道(1)]

2006-08-20 15:55:46 | 教育

今まで日本の初等教育の問題点について書いて来ました。

勿論私の手紙は教育制度に文句を言うのが本旨ではなく、どうしたらそれが良くなるかの議論をするためにくどくど書いて来たのです。

教育制度についてはまだまだ問題点があると思いますが、これからしばらくどうしたら良くなるかについて思いついた点を書いて見たいと思います。

勿論素人が考える事ですから、考えも足らないし現実離れの点も多いと思いますが、少しは役に立つ点もあると思って敢えて書いてみました。

最初に全体の考えを知って頂くために、要点を並べてみました。

それこそ素人の私ですから、書き忘れた所多いと思いますが、その点ご了承ください。

1.上級学校になるほどストレスが増すようにする
小学校での楽しい授業、躾けと訓練に中心を置いた教育から、大学での厳しい授業、卒業判定基準の厳格化

2.上位校に行くほど個性を伸ばす教育をする。

3.小学校の高学年から中学校で職業教育を充実させ、社会見学を増やす。

4.職業教育を今の工業学校、商業学校のほかもっと多様化する。

5.法律、規則を守る習慣をつける。
違法行為をした時は、教育的配慮だけでなく、国の法律の遵守の点も考慮して、物事を処理する。

6.権利に対しては、義務と責任があること。
特に他人の権利を守る義務や責任があるをおしえる。

7.日本古来の思いやり、他人に迷惑をかけない、物を大切にする、弱いものいじめは卑怯者のすること等の価値観の教育

8.日本の良い所、悪い所を偏らず主観に囚われずに教える。

9.落ちこぼれ問題に教育関係者はもっと真剣に取り組む。
学校内で判るまで時間を割いてでも判るようにする。
父兄の収入の差による教育格差をなくす。

10.学校内の業務の簡素化。
一般の会社で行われている改善運動の導入

11.教育審議会の改革と決定事項の遵守
構成員のうち文部省(または教育委員会)、教員、第三者の内、第三者の割合を他の構成員より多くする。(例えば他の二倍位)
教師は上記委員会の決定にかりに不服の点があっても、学校の運営には委員会の決定に従うように義務づける。

12.教育委員会は社会教育にも重点く。
特に生徒の父兄の教育をする。

http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20060720

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