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普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

参院選雑感

2019-07-27 12:53:10 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
*国民民主党は北九州市でどんな活動をしたの?
 私は選挙前から野党の中で国民民主党の支持して来ました、その理由は
・自分の主張のように他の党と違って提案路線を取っていること
・立憲民主党の支持母体は悪名高い日教祖、自治労、官公労などなど違って労使協調型の労働組合を支持母体にしていること
 それで私は「国民民主党は北九州市の北橋市長と連携を」を投稿の中で
・労使協調型の民間労組のため私の住んでいた北九州市、特に工場が集中する八幡東・西戸畑では内心は自民党を応援したい会社側も労使協調型の民間労組への遠慮で、従業員の選挙活動も工場や事務所前での応援演説も自由。逆に会社側からの目立たない支援を受けている。だから勝敗は明白、市の農村地域を除いて自民党、公明党の立候補者の当選は至難のわざ。
・北九州市長の北橋さんも労使協調の民間労組支援の民社党出身で当選。3期で引退の公約を翻し、4期目を目指して自民・公明の支持を受けて立候補し当選した。国民民主党は福岡県、特に北九州に候補者を立てるときは彼に相談する価値はあると思う。
と書き国民民主党本部にも送りました。
 そして参院選では同党も福岡市、北九州市に重点点を置くとして春田久美子さんをたてました。そして開票の速報。初めから最後まで春田さんは5位キープ。テレビでは「労働組合の強い場所」の説明付きで八幡東・西、戸畑地域の速報。ここでも春田さんは五位キープ、上位との差も他の場所とほぼ同じ。これは勿論新人の春田さんの責任でなくて幹部は一体、北九州市の何処の誰にどのように手を打ったのでしょう。
*立憲民主党は政見奪回に向けての政策を持てるのか
 私は開票速報では有動さんのフジ系テレビを中心で見ていました。彼女が枝野さんに政見奪回に向けての政策を訊いたとき、枝野さんは「これから考える」と言う意味の返事をしました。あれ!今までに発表した政策は選挙用?それはともかく多年の政権運営の経験を持つ自民党の批判に耐えうる政策ができるの?もし出来れば日本の為に成るのは間違いないと思いますので頑張って下さい。
*飛んでいる山本太郎さん
 消費税廃止、最低賃金1500円で売り出す彼。消費税廃止でなくなる税収の金額も示さず、最低賃金1500円で人材確保に悩む中小企業の援助のためにどれだけの金が掛かるかの金額もその出所も示さない山本太郎さん。その後テレ朝で消費税廃止の不足の金約28兆円を現在の国際残高1087兆円にう上乗せとは?最低賃金1500円で人材確保に悩む中小企業の援助の費用の出でころは示さず。そんないい加減の政策にも関わらず、その弁舌のうまさに惹かれて彼の廻りに群がるボランティア?の人達。
 この報道を見ながら三陸の廃材回収反対のリーダーの彼のことを思い出しました。彼のお蔭で回収反対の世論の中で北九州市では自民から共産まで満場一致で回収実施可決。廃材の放射性がないと市が行っているのに、山本さんに乗せられて回収の車の下に入り込む阿呆な人達。結局山本さんが貢献したのは「三陸地方の回復を遅らせたこと。」
 私の川柳に「群がるのは江戸東京は直ぐ並ぶ」の句が有ります。東京は江戸の昔から物見高い人が多いこと。地方の私から観れば良い意味でも悪い意味でも群集心理が働きやすい土地柄のようです。だから「意地悪婆さん」役をした青島さんが都知事になるのです。 つまり山本さんの意見は東京だから通用するだけ。
 唯一つ国にとって良かったのは山本さんが議員の資格を失ったこと。
 報道では山本さんの活躍はだらしない野党への国民の反動とも。
 しかしそんなアジテーター紛いの山本さんとも協力しよう言う立憲民主党の枝野さんさん。可笑しいと思いませんか。
・改憲に賛成だった?枝野さんさん
 なおついでですが、過去の資料を見ている内に、何回か前の選挙の後の「今回の選挙で思うこと」の記述の中で次のような記述を見つけました。
 10月6日の夜のテレ朝で某東大教授が9条反対の立憲民主党の党首の枝野さんが昔文芸春秋でまるで安倍さんの言葉そっくりの「憲法に9条改憲、自衛隊の存在の明記」を書いていたと批判。
 最大野党の党首として枝野さんはもっとしっかりして貰わねば困りますよ!!
・若者の革新、保守の見方
 7月23日のNHKのクローズアップ現代の若者の投票行動の放送の中で驚いたこと。
 彼らが政党の革新から保守の順に並べたのを見ると
革新→自民党、維新の会、国民民主党→→→社民党→共産党→保守 私も驚きましたが言われて見ればなるほどと思うことばかりです。自民党は野党から批判を浴びながらの新しい政策を打ち出し、憲法改正を訴え、維新の会は大阪府・市の改革を成功させ、憲法改正にも前向き、国民民主党は提案方の政策、一部の人は憲法論議賛成。私は社民、共産などはどうなっても良いと思いますが、立憲民主党は最大野党なのにろくな提案もできず、安倍改憲反対など若い人達から見れば完全に保守と見られているのです。「次の世代を担う若者の見方を無視すれば立民は社民党の道を辿る」かも。
 私は社民党全盛のときから今の形になると当てました。立憲民主党も疫病神の「朝日の論調を世論と信じて」何でも反対ばかりで社民党と同じ道を辿らないことを祈っています。*参照「朝日新聞と社民党」

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「参議院不要論」解決のために 参議院の比例代表選では「無所属」も有効票へ(2)

2019-07-20 16:11:15 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 7月15日の読売のニュースの門で「無用?強い?参院はつらいよ」の表題で下記の文が乗っていました。(「 」は私が付けた問題点です。)
 衆院に対するチェック機能が求められる参院は良識の府と呼ばれる。だが「現在参議院議員の多くは政党に所属」し、「衆議院議員院と同様に党の決定に縛られる」。衆院のカーボンコピーと揶揄されるゆえんだ。逆に、衆参の多数派が異なる捩じれ国会になると参院の印象はがらり変わる。(中略)強すぎる参院により国会はしばしば混乱し、決められない政治」への批判が強まる。出れば打たれ、出なければ無用論が飛び出す参院はつらい存在だ。
「私の意見」
 私は2016年8月に参議院選挙が終わったときに表記のような投稿をしました。
 内容は殆ど変わらないのですが、私の現在の意見です。
 いつも言われる「決められない政治」の原因は何か。一口で言えば衆議院、参議院とも殆ど同じ選挙方式なので衆参とも似た様な人が選ばれるからです。その原因の一つは既成政党に属する人が有利な比例代表選のやり方。 
 比例代表選投票の方法は個人名か党派名を記入する。党派に属さない人は個人名だけ。投票者は今の政党では不満か、参議院では党派中心でなくて個人中心であるべきと思っていても、個人名でしか出来ない。なんと不公平な!だから今の制度では党派に属する人が個人で出る人より遥か有利な立場になり、参院不要論がでるのです。
 対策は有権者が個人のことを良く知らなくても、
・今の参議院のように政党の議員ばかりではではでめだ、
・参議院は有識者や学者や今で言うネット上のオビニオン・リーターにもっと活躍して貰うべきだと思っている人のために、
 党派名の代わりに「無所属」も有効票にして、党派の比例代表と同様に無所属の中の個人の得票数で選ばれるべきです。
 (または現行の法規に合わせて上記の人達が申し合わせて今回の「NHKからへの」の党の様に「無所属の会」を作り登録すべきと思います。但しその為には「お山の大将」ばかりの中からリーダーが居る必要があります。)
「読売新聞へお願い」
 予想ですが国民の多くの人がこの意見に賛成すると思いますが、問題は衆参とも各党派の人が党利党略でこれを賛成しない可能性が大きいと思います。やはり新聞、言論誌などで世論を盛り上げるしかないような気がします。特に読売新聞は参院の問題を他人事のように書かずに、具体的にどうすれば良いかなど提案すべきだと思います。

 なおもし私の提案が通るとして、どのような人が出て欲しいか思いつく範囲で考えて見ました。(順不同、敬称略)
 桜井よしこ、橋下徹、百田尚樹、猪瀬直樹、舛添要一、片山善博、東国原英夫、高橋進、橋本五郎、藤原雅彦、竹中平蔵、岡本行夫、金美齢、稲森和夫
 もしこの様な人達が当選し「無所属の会」の名で動けば参議院の風景が大幅に変わると思いませんか。
「この文を読まれた方たちへお願い」
 何時も言うのですか週一投稿の弱小ブログです。もし私の提案にご賛成ならお手数ですがネットに拡散して戴けませんか。

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イジメ防止策の提言(2)

2019-07-20 16:08:45 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 7月18日朝のフジ系のテレビを途中から見たのですが、息子が同級生からネットで中傷されていことを聞き、父親はそのことをネットでながして反発、学校や警察まで通報。結局、中傷した本人とその親の誓約書まで取ったのに、息子は依然として別の部屋で授業を受けていると言う報道を見ました。
 私は前回の表記の投稿で、私のイジメ防止策の提言の全体を上げ、イジメがある情報を得たら学校の生徒全員を一堂に集め、関係者や通報者の個人名を出さず
1.多人数で一人の子をいじめをしたり強い子が弱い子をいじめるのは人間として最も恥ずかしいことだ。
2.反対に弱い人への思いやりは人として最高の美徳だ。
を一般論として徹底的に教え込むこと
と書きました。
 教育では素人の父親は仕方がありませんが、教育の専門家の学校のミスは
・私の提案のような誰も傷つかない、然も有効な処置を取らなかったこと
・学校は生徒の心の動きを読み取れなかったこと。詰まりクラスメイトの誓約書を書かされた生徒への同情
・それを敏感に感じてクラスに戻れない被害者の生徒

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川柳「トイレへ行くたび「考える人」になる」

2019-07-20 16:05:03 | 政策、社会情勢
 私が骨折したとき病院の世話で要介護になりトイレに手すりをつけて貰いました。その手すりが肘を預けるのに丁度良い位置。老いが進むのに一向進まぬ終活対策、口は元気だが身体の衰えが目立つ家内と色々考えさせられる事ばかり。それだけでな川柳でも携帯に溜めている私の句のチェックや思いつきの句の入力が出来るのもトイレ。それにまた適したトイレと言う密閉空間。このままではトイレいる時間が益々長くなりそう。

イジメ防止策の提言

2019-07-14 13:13:13 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう
「私のイジメ防止策」
私はイジメ防止策の提言に就いて何度も提案しそれに対する批判も頂き部分的に修正しネットでも受け入れられまでなりました。
その概要です。
*日常教育で
1.多人数で一人の子をいじめをしたり強い子が弱い子をいじめるのは人間として最も恥ずかしいことだ。
2.反対に弱い相手や物への思いやり人として最高の特質だ。
と言う事を生徒達に教え込む事。
*イジメを起こし易いような密閉空間を作らないこと。そのため学校を開放すること。
 具体的には信頼の置ける地域の人や、部活の担任・授業の補佐をする人は校内の出入りを自由にする。
*担任教教師は生徒の下校までなるべく生徒と共に居ること。
 そのために教師の作業の合理化をすすめること。
 合理化の例。教材の共有とその高度化、レポートの数を減らすことと電子化。答案の採点、部活は地もとの有志に委託なとなと。 
*たとえ生徒でも不法行為があり学校で手に負えなくなったら警察に通報する。そのことを生徒、父兄に徹底する。
*イジメがある情報を得たら学校の生徒全員を一堂に集め、個人名を出さずに上記の1.2を一般論として、徹底的に教え込む。(状況が厳しければ皆が言う事を聴かなければ警察や外部機関に通報することになるかも知れなと告げる。)
「岐阜市の中学三年の生徒の自殺事件」
 生徒の自殺事件のてとき私の提案のように、日常教育で前記のようなイジメ防止の教育をしていたのか、学校が地域の人に開放されていたのか、担当教師から普段から生徒と共にいたのか否か判りませんが、はっきりしていることが有ります。
 五月末に女子生徒の勇気有る通報。担任は加害者生徒から話しを聞き悪ふざけの範囲と判断。六月中旬のアンケートで彼へのイジメ指摘。男子生徒は自殺。その後新たなイジメ行為の証言。読売はその社説で、イジメの情報が管理職らと共有されず学校として組織的な対応が取れなかったのが残念だと批判。
 私は担任個人の批判など大嫌いですが、私の提案のように「イジメがある情報を得たら学校生徒全員を集め、「個人名を出さずに」イジメは人間として恥ずかしいこと、人への思いやりは人としての最高の美徳と教え込む」べきでした。そのために報道にあるように管理職に話しを出し、学校生徒全員を集めるべきでした。
  担任のもう一つの失敗は「女子生徒も一緒に戦う」という言葉からも、ことの大事さを知り、私の説のイジメ問題が起こったときは「個人名を出さずに」処理すべきなのに、「加害者の生徒」の話しを聴いたことです。彼らが担当から呼ばれて悪ふざけの範囲と判断と聴いてイジメ好きの「彼らががそのまま引っ込むか否かは分かりきったこと」です。だからその後「被者者がトイレで土下座」の話が後から出てくるし、その間担当に被害の生徒が「大丈夫と言った手前」今更担当に彼の悩みが言えぬまま深刻化したのかも知れません。
「私のお願い」
 私の提案は私の昭和10年からの経験とそれに基づく提案への批判にたいする修正に基づいたものです。もし私の提案にご賛成のなら、宜しければお手数すがどうぞご拡散をお願いいたします。
 これに関して今は古典となっている藤原雅彦さんの「国家の品格」にもイジメに関連することが書いてありますのでご一読されては如何でしょうか

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参照:私の経歴
・小学生から旧制工業高校までイジメなし。理由は「イジメは卑怯者のすること」で恥ずかしいと言う考えが行き渡っていたこと。
・私の住んでいた北九州市西部は「誰でも受け入れる開かれていた地域だった」こと。この事はネットで指摘されて気付いた事実。
・旧制の高等小学校では生徒が弛んでいるとき全校生徒が行動に集められ、「個人名を特定せず」、全体の問題として教師から気合を入れられて居たこと。だからその後「個人的の被害は出なかった。」
・私の娘が教師になったころは日教組全盛、やり放題の小学生など荒れた学校の時代。その中で彼女が夭折した最後の小学校は「地域に開かれた」穏やかな学校だった。しかし娘の後輩の教師が「平穏な小学校をでた生徒程、進学の中学校でイジメの被害に逢い易い」と私へ教えてくれた。

社会主義的政策を期待するのなら国民にも同主義的負担を

2019-07-14 13:08:03 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 私は約一年半、一党独裁の社会主義国のシンガポールいた事があります。
 一番驚いたのは同国の教育制度、今は少し変更になったようですが、当時は小学校4年の学力試験で労働者向きの普通クラスと指導者向きのクラスに分けられてしまうのです。詰まり労働者向きの教育はほとほどにして、指導者むきには徹底的に教育をしようとして 日本では高校の無償化、大学生への資金援助が進んでいます。その他にも日本の社会主義的政策は、幼児教育支援、米国で問題になっている健康保険など数えきれない程。その一方で消費税増税の反対の議論。これでは千兆を越える借金の増加が止まらないのは当然です。日本で社会主義的政策を行うのなら国民にも同主義的負担を覚悟すべきです。 
 そのとき選挙に関連して読売の消費増税の社説。その概要です。
 
・少子史高齢化の厳しい現実を見て議論を続けるべき。
・消費税は社会保証制度を支える安定財源だ
・医療、年金、解雇の支出は増えるばかり、その負担を現役世代にしわ寄せできない
・安倍書証は今後10年は消費税率を上げないと表明(何とも軽い発言!)したが「税率10%超の議論を封印してはならない。
・野党は企業の内部留保に留意し、法人税引き上げを主張するが、国内産業の競争力低下や同税の収入は景気により激変する。
・それよりも賃上げを促す税制の拡充を検討すべき。

「私の意見」
・前にも書いたように国民が社会主義的な恩恵を受けるのなら、同主義的な負担を国民は負うべきと思います。
・どの政党も千兆を超える借金に就いては触れて居ませんが、素人目で見てもこれが国の財政に大きな負担となり何時かは行き詰まるのは判りきっています。
・先進国の平均の消費税率17%。少子高齢化の先進国の日本は将来に向けてそれを目指すのは当然です。
・読売は具体的には触れていましたが「賃上げを促す税制」が出来れば企業はその資金を得る手段として内部留保に手を付ける可能性か高いと思います。会社は何らかの形で内部留保に税金がかかるのなら、将来に向け先行投資や従業員の処遇改善に向かうし、当然に景気回復に繋がるような気がします。
 繰り返しますが日本は今社会主義的な政策を進めています。だから国民はそれに対する負担をしなければ、日本は何時か行き詰まってします。

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参議院を良識の府にするには

2019-07-06 11:05:53 | 政策、社会情勢
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 7月5日の読売で同社政治部副部長の「令和の針路を託すのは」と言う文章が出ていました。その中で気になったところを取り上げて見ました。
 国会論戦の実態を見ると政府・与党の説明も国会運営も丁寧さを欠き、失言をや失態を重ねた。野党は「モリカケ」疑惑追求で審議の空洞か助長。党議を越えて議論を深める「良識の府である筈の参議院でも構図は同様だった。参院が「政局の府」とよばれるようになつて久しい。以下省略。
「私の意見」
 私は前回投稿の「党利、党略なしの選挙公約」の中で「参議院のあり方」を参照と書きましたがその内容です。
 副部長の方が書かれた参院が「政局の府」となったのは参議院が半数だけ入れ換えるのが衆議院と違うだけで、その他の選挙制度が衆議院と殆ど同じだからです。
 現在の制度変更の時に問題になったのは当時全国区だった参議院立候補者の通信費高騰でしいた。当時からその傾向が出ていましたが、現在は候補者の意見などただ同様にネットで幾らでも発信出来ます。今回の場合は選挙区選74、比例選50ですが、昔のように知識人、学者、ネットのオピニホン・リーダー、一芸に秀でた人を広く集めるためには、例えば全国区の個人戦で100、政党の影響力も参院にいくらか反映できるように全国区または都道府県区の比例選で24くらいすれば、読売が言うような参議院が「良識の府」になり党利党略による政局の停滞も避けられると思います。
 私の提案の問題点は党利、党略の与野党が私の理想案を受け入れる可能性は100%ゼロ。結局は売れ行き全国一の読売が参院選の在り方の具体案を提案しないかぎり、副部長のご心配がこのまま続くことになるのでしょう。
      
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党利、党略なしの選挙公約

2019-06-29 11:22:06 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 28日現在維新の会の公約が出て略各党の公約が出揃ったようです。
 それで私も表記の「党利、党略なしの選挙公約」を考えて見ました。
  理由の詳細は「川柳の眼で見る片言だらけの日本憲法」や付記の投稿をご覧下さい。
 なお上記の投稿を「A」とします。
 私の主張と各党の公約と略同じものは党名、似たものには党名の前に△印をつけています。
・国会議員の定数を削減。先進各国の平均以下をめざす。△維新の会:国会議員の定数と歳費削減。
 国民に何らかの負担をかける以上政府・国会議員がその模範は目指すのは当然。
・消費税を先進各国の少なくても平均をめざして逐次上げる
バラマキの行政では国の金がいくらあっても足りないのは当然。
・厚生・国民年金の維持・改善のために効果的な少子化対策を行う
目標は特殊出生率2を達成したフランス。その為の必要な投資を惜しまない。
 その第一歩として当事者に少子化の問題点を付記した資料を貼付し、若い人たちのアンケートを行う。
 女性の職場進出は当然だか。子供を産み育て、その後その経験を活かして社会にでるのも一つの生きかた。女性の多様な生きかたを認める。今までのように女性を腫れ物扱いにしたやり方を改める。*少子化と女性の関係に就いては2006年から書いていますが一歩も進まない状態。
・参議院選挙の比例代表制を改めて昔の個人名だけの投票制度にし、有識者や著名人などが当選しやすい制度に戻す。*「参議院のあり方」参照
 衆議院、参議院とも同じ選挙制度では何のための二院に分けたか判らない。例えば衆議院で決まったことを同じ立場の似たような人が議論しても同じ結論になり時間と金の無駄に成るだけ。だから一頃出た参議院無用論が出る。
・ジャパン・アズ・ナンバー・ワン、日本株式会社の復活を目指す。*参照A
1.企業倫理を重んじ、従業員と技術を大切にする。その結果の自発的な提言。それから産まれた技術を活かす。通産省はそれらの企業に大きな目標を示し協力する。
2.その為の非正規社員の正社員化。△多くの党
・情報戦の強化
1.サイバー攻撃防御のためウインドウズに代わる日本で開発したトロンの政府、重要な施設での使用の強化。*参照「三菱重工にサイバー攻撃・情報の安全保障」
2.積極的な情報の発信。*参照「対韓国の情報戦略」
 現状では韓国との情報戦では日本は完敗。英語・韓国語版の日本の主張の発信。目標は韓国政府は勿論だが、日本に来る将来を担う若い韓国人に読んで貰うようにする。
3.情報機関の創設:維新の党と同異見。
・憲法の改正と国防:△自民党の憲法に自衛隊に就いての加憲*参照A
1.国民の義務・責任の明確化
 今までの国民の権利ぱかり強調、義務・責任など殆ど無視の憲法。その結果産まれたのがモンスター・ペアレンツの発生、子供が煩いといって大切な公共施設建設反対する人達。私たちがやっている川柳で良く出る都市の砂漠化だ。
2.片言の憲法の改正
「国の交戦権は、これを認めない」は「,」と「これを」を抜いて「日本国民は国の交戦権は認めない」が日本語。なお前文、第9条以外でも憲法全文を通じて何故か「****、これを--」のように普通の日本語では使わない文章ばかり。こんな片言の憲法を不磨の大典のように扱う野党。
3.前文の理想と現実の背離で議論の討議の活発化の提案
 前文のについて、このままでは誰もが憲法不信に陥ると識者の指摘。国会でも安倍さんは外交交渉のにためこのことに触れずに、公明党の加憲の方針で自衛隊のことばばかり言う。野党もこのことを知っていて反対。秘密会でも良いからこの問題では徹底的に議論し現状の理想と現実の背離について意見の統一を図るべき。。
4.日本を護るための必要最小限度の武力の強化と武器技術の向上。
 ミーファーストのトランプさんの様な米国大統領がでたときの対応。事実は判らないが彼が日米安保条約廃止と言った由。それまでにも彼に振り回されてきた日本。
 彼が米国が日本を護るのは損と言うなら、東京周辺の横田基地など日本に返して貰うような交渉力を付けるべきだし、そのために必要な防衛力も持つべき。
・エネルギー対策*参照「空気に流される国日本と原発問題」
1.必要限度の原発の維持と新技術の開発
 原発は地球温暖化の対策としてこれ以上のものはない。太陽光、風力などは電力量の不足、停止のため温室効ガスを発生する火力発電にたよるしかない。その為に電力の費用が高騰、企業の競争力の低下に繋がる。原発反対の党はその対策を出すべき。
2.原子力規制委員会の原発へ飛行機自爆対策のできない原発停止の方針に反対
 何時、何処の国やグループが平和憲法の国に高い経費と人命を掛けて自爆する??委員会はその可能性に就いて政府機関に相談した?米国の場合は米軍による一部勢力制圧の結果があの惨事を産んだもの。勿論何処かの国と戦争が起きれば原発を事前に止めて置けばすむ事。政府は原子力規制委員会の上位にある筈なので、同委員会の規則の見直しを図るべき。
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頭がおかしくないか「サンデー毎日」

2019-06-21 11:44:14 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 先週のサンデー毎日に共産党の志位委員長のインタービュー記事、今週は三陸の廃材処理反対で名を上げた山本太郎さんを褒めそやす記事を見て驚きました。彼の主張は消費税廃止。それを訴えて億の寄付金を得たとか。反自民のテレ朝の玉川さんさえ言うように国民への負担の公平性から消費税が最善。しかも消費税率は世界でも最低クラス。新聞で日本の財政再建へ約17%を目指すべきと言う指摘も有るほど。彼は単なるアジテーターにすぎないのに彼をちやほやするサンデー毎日。それに加えて、日教組の圧力に押されて、それまで夏、年末、年始、春休みに加えて、ゆとり教育と言う名の週5日の学校教育にして生徒の学力低下に貢献した寺脇さん、獣獣医学部設置反対と彼の奇矯な嗜好に関して言論誌から袋だたきの前川さん起用など。趣旨は反安倍、反自民のキャンペーンとは良くよくわかりますが、何でこのような人達を登用したのでしょうか。
 然し一番の問題はサンデー毎日と共産党の関係です。
 共産党に関しては2018年の11月3日に「共産党何故共産か判らない」で次の様なことを書きました。
 私は今まで排他的仏教の創価学会から支配されている公明党、共産主義社会を目指す?共産党に就いては何も書いたことはなかった。何故なら何を言っても基本的なことは何も変わらないと思ったからだ。それがネットを開いたついでに、共産党は何を目指しているのかと思って同党の公式のページの綱領、主張などを調べて見て驚いた。私の予想した党が目指す共産主義社会どころか、最初の共産党の字以外に共産主義など「共産」の字が何処にも見当たらないのだ。主張も憲法改正反対、原発反対など、立憲民主党から社会党までの主張と全く変わらない。共産党は野党の中で街頭演説、署名活動など際立った動きをしている。そのエネルギーは何処から何処から出てくるのか?一般には公表しない内部だけ秘密文書があるのかも?常識で考えると共産党の昔の内部闘争の歴史や、各国の共産党の間の勢力争いを知っている人には共産党の名前を見ただけで敬遠するのに。何故おどろおどろしい共産党の名を使うのだろう?
 「まったくの偶然だが、サンデー毎日に倉重さんによる志位委員長のさんのインタービュー記事が乗っていた。」その中でも私の期待した「共産」の文字は一字もなく立憲民主党と同じ反安倍、憲法改正反対、原発反対ばかり。共産党の本音は何か。サンデー毎日は何は考えてこの記事を載せたのか。私は政治に関心ある人は共産党に対しては一歩も二歩も退いて考えるべきだと思うのだが。

 それこそ私に取って2度も「全くの偶然に昨年と先週のサンデー毎日による志位委員長のさんのインタービュー記事を見たのです。」今回の記事については正確を期する為投稿前に読み直そうと思っていたのに、最新号に変わっていたこと。それにしても余りにも似たような気がしてなら無いのですが。
 はっきり言えるのは共産党は何故、綱領、主張に共産の文字を除いたか明確にすべき。それが無い限り党員以外の人はだれも共産党も、その様な信頼できない党の記事を何度も乗せるサンデー毎日も信用できないし同誌の販売数の減少に繋がると思うのですが。

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野党は維新の党の成功に学んだら

2019-06-21 11:36:41 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 最初にお断り。お金の問題で週一回の投稿のためその間の情報の変化。その為の付け足しの記事になり読みにくい所もお有りと思いますが良しくお願い致します。
 前回投稿の「60歳の人は30年後迄に2,000万円不足するか?」の金融審議会の考え現実の食い違いの追加です。
・高齢者の病気の費用
 現実は医療費が高額になった時は健康保険から約10万の補助金が出ます。私も何回か入院しましたが、特別室でなく大部屋に入れば年金の範囲出十分に賄えます。
・高齢者のケアハウスの入居の費用
 東京では違いと思いますが、「家族が未だ残っている地方都市では」高齢者が入居す場合は本人の負担が出来ないときは家族が全部、または一部を負担するのが普通です。
・金融審議会の報告で2000万円不足の対策として、該当者に投資を呼びかけ、失敗を防ぐ対策まで書いてあるとは。ただでさえ金融審議会庁が言うように金がないのに、そして進む老いを目の前にして誰が危険な投資をするの?
 前回は「気配りの足りない自民党」の批判の後「だらしない野党」で以下の様にで以下のようにかきました。
 何時も思うことだが、野党のだらしなさ。今回も政府批判ばかりして対案無し。だから今までの例から言えば今回も自民党の支持率はいくらか下がるが、野党の支持率は殆どあがらない。このような時こそ難しいが誰にでも判る、前向きの年金制度の基本となる少子化問題を国会の審議で取り上げれば自党の支持率は確実にあがるのに。つまり「言った方が勝ち」。こんな簡単なことも判らず政府批判ばかりする野党。だから私を含む庶民は政策立案のできる自民党に頼るしかない。だから今回のような問題が起こるのです。こんな簡単なことも判らない野党。
 これからが私の提案です。
 然し野党の内一つだけ例外があります。表題の維新の党です。
「維新の党の成功に学ぶこと」
前回の地方選の後の維新の党の支持率の急上昇。
・どの政党を支持?自民党40(前回は38)、以下同じ並びです。立憲民主4、(6)、国民民主1,(1)公明3、(3),共産3,(2),維新4、(1),支持政党はない40,(45)。参院選でどの党に投票するか自民党43,立憲民主8,国民民主1,公明5,共産3.維新7。
その理由は自民・公明と維新以外の野党は府民・市民から反対党は維新の会の方針反対だけ、維新の会は大阪府・市民の為に戦っていると府・市民に思わせたとの報道。しかも反対していた公明が選挙後反対から賛成に廻ると言う維新の大勝利。
 支持率の低迷に喘ぐ野党は維新の党の躍進の理由を研究すべきです。
 野党は安倍内閣攻撃ばかりしていて国民からは肝心の自分達がどう見られて居うることを何も考えてないのを知るべきです。
 自民党の安倍さんの一番怖いのは、野党の支持率があがることです。
 2000万不足の問題でも私の書いた野党は難しい少子化対策以外にも、国民にも納得出来る様な対策は幾らでもある筈。
 然し立憲民主は「改憲・原発反対」に加えて「2000万円不足」の資料の不備問題を攻撃して参院選まで持ち込もうとし、維新の党の成功例を無視して国民に「自民党の足を引っ張るばかり」で国民の方を向いてないと思わせる愚を繰り返すのでしょうか。
 そして6月19日の党首討論、各党とも時間が少なかった為と思いますが、何時もの政府、安倍さんの批判はそこそこに私の持論の各党が政策の提案をして居ました。
 はっきりしているのはNHKの説明では私の持論の年金と少子化の問題がでて居ましたが、各党の提案には全く触れていないこと。だから自民党の政策と各党の提案の効果は殆どなし?増える高齢者を支えうる若い人達の減少→年金制度の崩壊につながるのは判りきっているのに。
 20日のテレ朝の専門家を入れた党首討論の批評。各野党の提案の評価はまあまあの程度の評価。それより評価の高かったのは財政制度審議会の提案。逆に言えば麻生さんの受け取りを拒否した金融審議会の報告は私の経験を書いたように如何に杜撰だったかと言うことです。
 一つ安心したのは維新の会の片山さんの発言。「頼んでおいて気に入らないからと言うことはやめた方が良い。年金については野党も批判するだけでは駄目で、みんなで岐路んするべきだ。」年金以下の発言は何処かで聞いたことがある思ったらなんと反自民で売る朝日系のテレ朝の玉川さんの発言と同趣旨。
 私の年金問題解決に少子化対策の案が出なかった愚痴は別として、定常的政権交代を願う私としては、世論を味方に維新の党のように、同党の片山さんが言ったように、各党の提案が政局でなく国民の為どれだけ訴えられ、自党の支持にどれけ繋がるのでしょうか。
 現実は前向きの提案はそこ退け、実りのない政府、安倍さん、麻生さん批判が続くのでしょう。そして国民の期待をまた裏切ることになるのでしょうね。

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川柳くろがね吟社紹介「負け犬のその後を聞かぬのも情け」

2019-06-20 12:20:45 | 政策、社会情勢
川柳くろがね 6月号より
前月号鑑賞 小川 清隆 選評
「負け犬のその後を聞かぬのも情け」   坂本 書文
 負け犬の傷に塩を塗る。弱者には強く、強者には弱い人間が多い。負け犬としてはそっとして欲しいもの。見て見ぬ振りをするのも情け、負け犬にだけはなりたくないと励んでいるところ。

「たんたんと主治医が話す副作用」    前田 伸江
 薬とは毒であること、副作用がないと薬としては認可されない。薬の持つメリットもデメリットも正直に説明するのが医者の責任である。それもたんたんと話すところに情を感じる。ただしその薬を服むかどうかを決めるのはあなた自身である。特に七種以上の薬を一緒に服んではいけない。七十歳を過ぎたら薬は服む必要はないといわれている。気休めに服んでいるだけ。

「不発弾たがいに秘めて五十年」     八木 幹子
 「相方を不作だったと知っている。」我慢に我慢を重ねて五十年。連れ添った二人、若ければとっくに別れていただろうによくも五十年辛抱したものだと、お互いに思っている。しかし異なもので、相方が逝くと不発弾は消え去り、楽しかった思い出だけが残るもの、それが夫婦というもの。

「臍曲りオンリーワンという個性」    桑原 康博
 オンリーワンと呼ばれる人は変人が多い。臍曲りは他人に迎合しない。「オンリーワン目差す場末の町工場」ナンバーワンよりもオンリーワンを目差すその個性が大なるものを掴む。その個性を守り続けることは大事ですばらしい。

本社句会「自由詠」(雑詠)合評
 司会:古谷龍太郎
 左の数字は上位の得点、句の下の欄は個々または全体的な指摘、「」内は参考句。
(参考句は作者、評者または両者の考えを忖度して試作したもので必ずしもベストではないので念のため。)
3・デート中座り直してプロポーズ
  報告書になっている。デート中にプロポーズするのは良くあること。「皆と飲む中でいきなりプロポーズ」
 ・実母への嫁の愚痴聞く遠い耳
  評者の聞いているのは誰の質問に作者の姑の返事。「実母の愚痴聞く姑の遠い耳」
3・落ちている尻尾いつかは私かも
  自分もいつか馘になるかもと言う気持ちは良く判る
 ・財布中若干の札ある安堵
  「そうですね」川柳。札で無くて諭吉など使ってみては。「安堵する財布の諭吉まだ二人」
18・群れにいて作り笑いが癖になる
  面白い
 ・奢る目がキュウリの曲がり許さない
  奢る→これには人におごるの意味が有るので「驕る」が良い
4・香水も黙っていないバスハイク
  特に指摘なし。
 ・自真作いつも没です助けてよ
  自真作→自信作の間違い、これだけで没になる。
5・人間を積んだ瞳が柔らかい
  人間→言外の意味を感じさせる「にんげん」の方が良い。経験、実績などの表現も一考の余地。
 ・地図に入り今日は穂高の雪に立つ
  入り→広げ
 ・模擬試験思わずスマホ探る指
  試験にスマホは禁止されているのでこのような句は作らないこと
4・最後にはほうび待っていた真面目
  真面目→愚直などなにか他の表現はないか、
9・無理するな力を抜けと心太
  面白い
 ・アポ電で改めて知る資産なし
  改めて知る→がっかりさせる「アポ電をがっかりさせる資産なし」
 ・夫自慢なんとしている妻寝言
  夫、妻のどちらか一つの表現にすること「あの妻が寝言で僕を褒め散らす」
 ・ホタルより夜店気になる三歳児
  三歳児→動く、幼い子、孫二人など具体的に書く
 ・楠若葉五感を澄まし言葉選る
  特に指摘なし。
3・野心燃え原稿用紙埋めた夜
  吉川英治など具体的な人名を使う。「英治目指し原稿用紙埋めた夜」

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今の60歳の人は30年後迄に2,000万円不足するか?

2019-06-12 12:24:20 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 今表記の問題が話題になって居ます。
 6月11日では参議院では野党が金融庁の報告書について政府に批判を集中。
 安倍さんは「不正確であり老後に月5万の赤字のように表現した点で誤解を与えた。高齢期の生活は多様で、望ましいと考える生活水準や働きかた、資産の状況は様々と答弁。 12日のテレビでは麻生さんが金融庁の報告書は受け入れないとの発言とそれに対する批判のテレビ。
 金融庁の報告の60歳から90歳までの間に年5~6万円不足×30年=約2000万円不足の計算との報道。
 金融庁はその安倍さんの指摘した範囲や厚生年金、国民年金受給者の違いなども考えた上での上記の計算をしているかも知れませんが、そこまで考えたことを説明しないので大混乱を起こしていると思います。もし金融庁の役人がそれまで考えてないとすれば政府は彼らを入れ換えるか、調査のやりかえをさせるべきです。
「60歳以後の生活費の減少の内訳」
 私は厚生年金を受給していますが、60歳から現在の卒寿越すまで生活費は大きく減少していますので、今の受給額で何とかやって行けます。
 60歳台で住宅ローン返済、主だった家具、食器、礼服など購入済み、衣服の購入量の減少。特に60歳以後の衣服は卒寿、米寿越しの夫婦とも今でも着ています。今これ以上に物を買うと狭い家はゴミ屋敷状態になる。飲み食いなどの交際費は高齢化とともゼロ近くまで減少。近頃流行している家族葬のため香典の支出もゼロ。私ども夫婦の医療費は略一定で済んでいます。だから今までの生活費は決まった年金で十分。少額ですが家内の年金は手つかず、詰まり家内の臍繰りになっています。
 今足りないのは私のプログの投稿費用。小遣いの範囲ではパソコンはサービスの切れるセブンのパソコンそのまま、投稿はネットカフェ。携帯の代わり格安のスマホが欲しいくらいです。
 それを考えずに60~90歳まで一率に30倍して良いのでしょうか。
 勿論国民年金受給の方達へは特別の配慮が要るのは当然ですが、年齢が進む毎に消費が減るのは同じです。
 詰まり金融庁は厚生・国民年金受給者の年齢が進む毎に減少する支出の状態を具体的に数字を示すこと。
「気配りの足りない自民党」
 国会質問で麻生さんは蓮舫さんの質問に金融庁の資料の1ページしか読んでないと答弁して大騒ぎになりました。
 自民党は野党が余りにも弱いためか用心や気配りが足りないようです。読売がこの問題で指摘したように「年金問題が自民党の命取りになったこともあった」のに。
 麻生さんが忙しいのなら誰か腹心の人に良く読んで貰っていればこういうことにならないのに。新聞でもテレビでもこの問題で自民党が匂わせて居た衆参同時選挙は消えたと言っていました。
忖度問題や安倍さんの「何かあったら自分も家内も辞める」発言など政権与党としては余りにもやる事が軽すぎると思います。
「年金問題の基本となる少子高齢化問題の解決を」
 前回の「登校拒否と引き籠もり問題について」の投稿で、昨年の出生率1.42。3年連続低下の少子化の問題を書きましたが、年金問題こそ少子化対策が最大の解決作です。
 今回の参院の質疑では問題になりませんでしたが、増える高齢者、進む少子化と言う頭でっかちの状態では年金問題は行き詰まります。
 日本の政治では米国お下がりの憲法問題や少子化など難しい問題になる程固まってしまい思考停止になっています。私はブログを始めた2006年から憲法、少子化の問題を取り上げて来ましたが未だに一歩も進んで居ません。
「だらしない野党」
 それにしても何時も思うことですが、野党のだらしなさ。今回も政府批判ばかりして対案無し。だから今までの例から言えば今回も自民党の支持率いくらか下がるが、野党の支持率は殆どあがらない。このような時こそ難しいが誰にでも判る、前向きの年金制度の基本となる少子化問題を国会の審議で取り上げれば自党の支持率は確実にあがるのに。つまり「言った方が勝ち」です。
 こんな簡単なことも判らず政府批判ばかりする野党。
 だから私を含む庶民は政策立案のできる自民党に頼るしかないのです。だから今回のような問題が起こるのです。
 こんな簡単なことも判らない野党。

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登校拒否と引き籠もり問題について(1)

2019-06-08 15:42:10 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
【不登校問題】
5月30日のNHKスペシャルで「不登校44万の衝撃。学校には行きたい-でも教室に入れない、驚きの教育現場に密着。先生も知らない子供の本音」と放送がありました。
「イジメ後の処理よりイジメ防止の対策を」
 私は表記の提案を17年にしたことがありました。その概要です。
 最近の二件のイジメによる自殺とその対応の拙さに就いての報道が。それに関しイジメ防止のための生命の大切さを訴える集会の報道。こんなことを言ってもイジメをするような陰湿で屁理屈の生徒は自分のことを棚にあげて生命を大切にせずに死んだやつが悪いと言うに決まっている。報道では国や地方自治体もイジメは抑えられないものと諦めきったようだ。希望的観測だがイジメのない学校や学級の方が多いと思う。何故国も地方自治体もその理由を調べないのか。私の娘が教員になり、二三年毎に定例の転勤の報道がある度に、娘に荒れた学校ではないか、イジメの多い学校ではないかと必ず訊いたもの。つまりイジメのない学校も学級もあるのです。残念ですが娘が某小学校の教頭になってしばらくして亡くなったが、その学校ではイジメが全くと言って良いほどなかったそうだ。その理由は小規模の小学校のため教師の眼が行き届いていた事、校長・教頭・教師・生徒の意志の疎通が良かった事、地域の協力が進んでいて開かれた学校だったこと。それとイジメにあった生徒がフリー・スクールに転校して立ち直ったと良く聞く。それらの学校では何故イジメがないのか調べ、国や地方自治体が全体のイジメ防止の対策を取らないのか。
 私はこのイジメが問題がなり始めたとき、私が居た旧制工業学校で他校の生徒と喧嘩をしていたいわゆる硬派の人が自校の生徒には絶対に手を出さなかった例をあげ、私のいる地域では弱いものイジメをするのは恥ずかしいことだ考えが浸透していたので意識的なイジメは全くなかったとブログに投稿したところ、他の人から藤村の「夜明け前」のようにイジメはあったとの指摘。そう言えば団地の二人の私と同年代の人から若いころ農村でイジメにあったと言う話があったのに気づいた。つまり一部の農村のように閉鎖的な社会ではイジメが起こり安いのだ。私は元の八幡市、家内は若松市でともに製鉄所はじめ工業・炭鉱への人の流入が盛んだっころで開放的な人柄の人が多かったからだ。県人の人柄の調査の本によると北九州市の西部から元炭鉱地帯では人は開放的の人が多いと書いてある。つまり、イジメをするのは恥ずかしいことだ考えが浸透していてる、開放的な土地柄ではイジメなど殆どないのだ。
「現実」
・学校の閉鎖化
 戦後教育の政治からの独立の名のもとに出来た(今問題となっている)教育委員会に象徴されるように、中・小学校の社会との孤立閉鎖化
・閉鎖化した学校での日教組による校長・教頭のに吊るし上げに象徴される管理者と教師の対立。日教組主導の教師の聖職者意識の放棄→生徒は大切な預かり物の意識からからサービスの提供のお客さん化と、生徒がわの「チクル」の言葉に象徴される教師と生徒の孤立化と、イジメの陰湿化。私の考え方によればこのような閉鎖状態ではイジメがなくならないのは当然だ。
 今回NHKが取り上げた問題は私が書いた時代から一歩も改善されてないことを示しています。
「子供社会の復帰を」
  私は昭和6年に当時で言えば尋常小学校に入学、高等小学校、旧制の工業学校と過ごして来ました。当時は戦争前でしたので朝鮮の子も混じっていましたが、不登校は勿論、教室に入れない人は一人も居ませんでした。何故なら当時は子沢山の時代でしたから、兄弟姉妹の間、周辺の子供社会での喧嘩、仲直りの間に自然に会得してきた、言って良いこと悪いこととその限度、相手に対する思いやりを自然に覚えていたからだと思います。小学生の私の場合は学生服はお下がりそれも両袖は鼻を拭いた跡。それでもイジメられることは有りませんでした。
 私の経験から言えば「不登校問題」の対策として少子化対策→子供社会の実現ががあると思いますが、これにもなおいっそう難しい問題があります。
「女性が表面に出てこない少子化の議論」
 私は2006年の6月からプログを始めたころから少子化問題に就いて書いて来ました最初に出てきた問題は「農村の花嫁」問題。テーマは花嫁不足に悩む男性の話ばかり。女性の話は、虐げられ来た女性、男女同権、女性の職場進出の話ばかり。出産で一番苦労するのは女性なのに少子化の話になると女性が全く出てきません。自営業や農業の家庭ではどちらが威張っていたか知れせんが、私が住む北九州市周辺では、サラリーマンばかり。夫は当時は弁当持参なのに、料理屋で食事する奥さんらしい人。男性に就いて一番応えたのは給料の振込制の開始で夫の権威はがた落ち。詰まり私の居た周辺では女性の方が強者。それなのに少子化の当事者の一人の女性の話は殆どなし。
 その内に大臣の「産む機械」の酷い発言。最近では麻生さんの「産まないほうが悪い」発言。その真意は高齢化より少子化の方が問題との指摘。桜井さんの「お子さんお孫さんには子供を最低3人は産んでもらうようにお願いしていたい」の発言。立憲民主党・蓮舫さんの「桜田氏の発想にどれだけの女性が、家とか嫁とかでプレッシャーを受けてきたか。」発言。今の若い嫁さんが桜井さんの発言など屁とも思っていないのは判りきっているのに。傷ついたのは蓮舫さんだけ?
 それで彼女が所属すめ立憲民主党の少子化対策を調べて見ました。
 最初に気付いたのは真偽はともかく「人口減少、高齢化の何が悪い」少子化対策不要と蓮舫さんの持論?を書いたプログが数件。
 それでも頑張って見た立憲民主党の少子化対策は、政府の「少子化社会対策会議決定」より詳しいが内容は略同じ。
 出産育児一時金の支払い手続きの改善、妊娠中の健診費用の負担軽減、不妊治療の公的助成の拡大、妊娠初期の休暇などの徹底・充実、産科医等の確保等産科医療システムの充実。児童手当制度における乳幼児加算の創設、子育て初期家庭に対する家庭訪問を組み入れた子育て支援ネットワークの構築
これで若い女性は子供を二人以上産む気になるのでしょうか。
 これからは立憲民主だけでなく今まで政治を主導してきた自民党へ特に麻生さんへのの提案です。
 少し古いですが、2013年に世田谷区が行った男女共同参画に関する区民意識の調査報告書による少子化の原因(複数回答)
 子育てよりも自分の生活優先 男性52% 女性の43%
・子育てより自分達の生活を楽しみたい 男性42.9% 女性 48.6%
・保育施設、育児休暇が整っていない 男性26.5% 女性 18.6%
つまり「少子化社会対策会議」、それより細かく書いた立憲民主党の対策は最後の欄の要望にしか応えてないのです。言い方を変えればこのままでは少子化は止まらないのは確実です。
 折角の対策を考えるのなら一度今の「若い人達の考え」を調査して対策を見直したらどうでしょうか。「今まで避けて来た若い嫁さんの考え」を訊いて対策を考えてはどうでしょうか。立憲民主のように該当者の意見を聞かずに対策らしいもの細かく書くより、国民民主党の何人か産めば1000万円支給の方が遥かに効果的だと思うのですが。
 私は自民党の政策で一つたげ良いことを見つけました。大学無償化で成績の悪い学生への補助金打ち切りと言う政策です。私の持論の社会主義的対策をするのなら同主義的負担を負わせねば金がいくらあっても足りなくなるからです。
 今の少子化対策で一番問題なのは若い人、自民党の誰かが桜井さんの発言は時期外れと指摘したように少子化が問題になった時から、一番肝心な若い女性に「全く焦点か合わされて」いないこと。
私の言う子供社会の復活と不登校の生徒への対策とどちらか健康的か誰でも判ることと思うのですが。
 この文章を投稿予定の6月8日の新聞に昨年の出生率1.42。3年連続低下の報道が出ていました。政府は希望出生率を1.8に上げるため幼児教育・保育の無償化など子育て世帯の支援を充実させる方針とでています。
 しかし私の考えではこの難しい問題に対してあまり効果はでないと思います。政府がやるべきことは、今まで当事者の若い男性に加えて(蓮舫さんや田島陽子さんや政策立案に当たった女性でなく「一般の若い女性」の意見を訊くべきで、それから得た対策を今までの対策に加えるべきだと思います。
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川柳くろがね吟社紹介「プライドを捨てると轍よく見える」

2019-06-08 15:37:15 | 政策、社会情勢
川柳くろがね6月号より
前月号鑑賞 小川 清隆 選評
「領いてばかりの首を揉みほぐす」    和田 澄雄
 イエスマンになり切ってしまえば楽だろう。しかし自分の意思を抑えることにストレスも溜り、首も強張ってしまう。時どきは操みほぐして安寧も取り入れる。好きな音楽も聴さながらだと効果は倍増するかも。

「散髪をすれば心も男前」        接木 山彦
 月に一度散髪することにしている。バリカンを当ててくれる職人は決めている。その人に任せると何も言わずに自分の好きな形に刈ってくる。その人が休んでいる時はそのまま帰る。自分の好きな髪型は心も男前になる。

「カラオケを楽しくさせている音痴」   志岐けい子
 カラオケは上手な人よりも下手な人の方がいい。それもとび抜けて調子を外してくれる方がいい。その調子はずれを真面日に歌ってくれる、それが一番楽しい。陶酔したように調子を外してくれるといい。音痴は音痴であり続けて欲しい。

「プライドを捨てると轍よく見える」   吉富  廣
 プライドがあるから、自分の足跡は良く見てもらいたい、それが人の常である。都合の悪い足跡は人には見せたくないもの。プライドを捨て、裸になって自分の足跡をしっかり見てみよう。そこに人間の進歩がある。

音叉(前月号より)
 推薦者 吉冨 廣、水谷そう美、安川 聖、松井 昌子
触ったろそこだけ春になる蕾    棲木 山彦
無農薬だから方言癖になる     廣永 雅彦
懐に握り漬している私案      中村 鈴女
百歳のステップお風呂沸いてます  山崎 蘭草
さりげなく褒めて昨日を詫びている 河野 成子
ストレスの首が枕をけちらかす   時津みつこ
稜線がくっきり見えた意思決める  吉野つとむ
針穴をすんなり通る褒め言葉    陣内いっこう
一歩引く妥協の足がくやまれる   中村トシ子
説教はたまにするのでよくきける  宮本嘉代子
平成は終わった僕は変わらない   前田 伸江
花に水やる人のない街が枯れ    古谷龍太郎
母一人だけの拍手で立ち直る    和田 澄雄
あの時のもしもを今も悔いている  坂本 喜文
自己満足小幅で歩く万歩計     堤野 久男
母さんのスキップ知っている廊下  吉丸 玲子
無くさないように明日の切符持つ  大塚 郁子
厚化粧している今日は笑えない   志岐けい子
ナイターが始まり家庭内別居    古野つとむ 
カネはない復唱をして受話器とる  田中 和正

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サービス産業従業員へ心ない利用者の暴言報道で思うこと

2019-06-01 12:27:46 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
5月29日、NHKのクローズアップ現代+で「客の悪質ハラスメント、暴言で従業員の心が--」と言う番組が有りました
・ケアホームで老人の暴言、ホームから外出するのに老人の娘から、ホームのサービスの範囲外の、車で送り迎えしろと要求など、ただでさえ不足の従業員が辞める。
・客からは法外の暴言に悩まされるタクシー運転手。一番酷いのは客が行き先を告げないのでどこにに行くかと訊くのに腹を立てて、スマホで運転手の名前を入ったカードを写したものSNSに投稿、運転手は会社を辞めたが、他のタクシー会社から採用拒否で遂に廃業の憂き目。
・遂にどの会社もお客優先で客の無理を聴いていた方針を転換し、如何に従業員を確保するのを優先の政策の転換に向かっているとの解説。
「モンスター・ペアレンツの発生」
  私は「客の悪質ハラスメント」のテレビを見ながらモンスター・ペアレンツ関連で何度も私の意見を書いたことを思い出しました。
 昭和40年代に本屋で見た教師用の公民の指導書を見て驚きました。
 日本憲法では「国民に権利はあるが、義務はない」のだと言うのです。そしてその推薦者に当時教科書裁判で名あげた家永さんの名を見つけ、左翼の人が書いたものと判りました。確かに実際に憲法を見ても権利の文字は多く出ますが、義務の文字は数カ所しかありません。
 これを米国の謀略だと言う人もいますが、私は善意に取って考えて見ますと、米国で何時も問題になるように、「個人の責任」重視の文化があるので、権利に伴って当然に付随する義務や責任の記述を忘れたのかも知れません。
 問題は先の指導書のように日教組などが純真な生徒に、権利重視、義務・責任軽視の教育をしてきたのだと思います。
 戦後の私は子ども達に権利より、他への思いやりや、権利に伴う義務や責任もあると教えていたのですが、敗戦のショックで首を捻りながらの意見なので力がなかったことを思い出します。
 学校ではかなりの教師が権利ばかり教え、いくらかの父兄がそれをそのまま黙認、その子が大きくなり子どもを持つと言う負の連鎖で、「荒れる子供」や所謂モンスター***が産まれました。
 これに関連して私とほぼ同年代の佐藤愛子さんの「九十歳何がめでたい」の一文を紹介します。
「我ながら不気味な話」
 私は子供が叫んだり泣いたり歌ったり力一杯騒ぐ声が好きだ。だがその天使の合唱を煩いと言って怒る人がいるのだ。保育園の隣りに住んでいる人が煩いと同園に文句。保育園の反対運動が報じられている。私は空襲警報がなり響き町は死んだように静まり返った恐ろしい静寂を知っている。町の音は交じり合い煩いうるさいくらいの方が良い。我々の生活に活気がある証拠だ。それに文句を言う人が増えているのは、この国が衰弱に迎え前兆のような気がする。
「子供の気持ちを考えない裁判所」
 某小学校で六年生の男性がサッカーボールを蹴っていたとき、ボールが校門を越えて、オートバイで走ってきた老人に当たりそうになり、それを避けようとして転倒、足を骨折し入院、それから一年四カ月後に肺炎で死亡。老人の遺族は少年の両親が監督義務を怠ったと提訴。それに対する判決は両親の監督責任を認め、二審で千八百万円の賠償を命じ
た。なんともおかしな話だ。校庭でボールを蹴っていただけ、それが何故親の監督不届きになるのか。老人は転倒して骨折したがそれの原因で死亡したのではなく肺炎だ。
わが国は昔から運が悪かったという言葉があり、諦めて耐えるとと言う智恵を持っていた。耐えがたきを耐えて相手を許すことは最高の美徳だった。悪意の無い事故までモトをとろうとするガリガリ亡者は居なかった。そしてその彼らの味方を司法がしている。そして誰も運の悪かった子供の気持ちを考えない。(以下の記述は長くなるので省略しますが最高裁で少年側が勝訴。)
サービス産業従業員へ心ない利用者の暴言。日教組の権利ばかりの教育が産んだンスターペアレンツ。佐藤愛子さんを怒らせた話。
 三つとも「戦後教育が産んだ自分中心」というキーワードで皆繋がっていると思えるような気がするのですが。皆さんどう思わます?

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