普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

川柳くろがね吟社紹介「プライドを捨てると轍よく見える」

2019-06-08 15:37:15 | 政策、社会情勢
川柳くろがね6月号より
前月号鑑賞 小川 清隆 選評
「領いてばかりの首を揉みほぐす」    和田 澄雄
 イエスマンになり切ってしまえば楽だろう。しかし自分の意思を抑えることにストレスも溜り、首も強張ってしまう。時どきは操みほぐして安寧も取り入れる。好きな音楽も聴さながらだと効果は倍増するかも。

「散髪をすれば心も男前」        接木 山彦
 月に一度散髪することにしている。バリカンを当ててくれる職人は決めている。その人に任せると何も言わずに自分の好きな形に刈ってくる。その人が休んでいる時はそのまま帰る。自分の好きな髪型は心も男前になる。

「カラオケを楽しくさせている音痴」   志岐けい子
 カラオケは上手な人よりも下手な人の方がいい。それもとび抜けて調子を外してくれる方がいい。その調子はずれを真面日に歌ってくれる、それが一番楽しい。陶酔したように調子を外してくれるといい。音痴は音痴であり続けて欲しい。

「プライドを捨てると轍よく見える」   吉富  廣
 プライドがあるから、自分の足跡は良く見てもらいたい、それが人の常である。都合の悪い足跡は人には見せたくないもの。プライドを捨て、裸になって自分の足跡をしっかり見てみよう。そこに人間の進歩がある。

音叉(前月号より)
 推薦者 吉冨 廣、水谷そう美、安川 聖、松井 昌子
触ったろそこだけ春になる蕾    棲木 山彦
無農薬だから方言癖になる     廣永 雅彦
懐に握り漬している私案      中村 鈴女
百歳のステップお風呂沸いてます  山崎 蘭草
さりげなく褒めて昨日を詫びている 河野 成子
ストレスの首が枕をけちらかす   時津みつこ
稜線がくっきり見えた意思決める  吉野つとむ
針穴をすんなり通る褒め言葉    陣内いっこう
一歩引く妥協の足がくやまれる   中村トシ子
説教はたまにするのでよくきける  宮本嘉代子
平成は終わった僕は変わらない   前田 伸江
花に水やる人のない街が枯れ    古谷龍太郎
母一人だけの拍手で立ち直る    和田 澄雄
あの時のもしもを今も悔いている  坂本 喜文
自己満足小幅で歩く万歩計     堤野 久男
母さんのスキップ知っている廊下  吉丸 玲子
無くさないように明日の切符持つ  大塚 郁子
厚化粧している今日は笑えない   志岐けい子
ナイターが始まり家庭内別居    古野つとむ 
カネはない復唱をして受話器とる  田中 和正

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