手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

「好文豈威武無しと謂わんや」 景山

2021-02-04 19:38:53 | 詩吟関係

 詩吟で始めて知った言葉は多い。この「好文」もその一つだ。中国の故事からきているようだ。徳川景山は水戸藩主で、光圀公が老公といわれるのに対して烈公といわれた。徳川幕府の最後の将軍慶喜公のお父さんになる。なお明治維新の口火となったのが水戸範で尊王攘夷の起点になっている。
 その景山公は梅の花を愛し、藩学弘道館にたくさんの梅をうえられた。雪の中ですべての花の魁として花を開くところを「威武」とし、「好文木といわれるけれど、このようないさましいところもあるのだ」と歌い讃えているのです。
 立春になりました、小さな春は既にさきだしているのだと思う。

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立春  待っていました

2021-02-02 19:12:56 | 無題

 今日は立春。冬至を過ぎると、早く来い豆まき・・立春。あの冬至に近づく頃の日の暮れ方の早さ。本当に心の底まで暗くなる感があります。それが、冬至となって極まれりと思い、早く来い立春と取り替わるのです。この数年前くらいからはその感じが一際強くなっています。雪撥ねに耐えきれない体力になったことに依ります。それが私の体力の低下に合わすかの如く、雪が遅く少なくなってくれているのです。最近、冬台風みたいな予報がありましたが札幌は避けていってくれました。立春の近辺で猛吹雪が来て生活道路に40センチくらい積もることが多く、私は勝手に春一番と読んでいました。それがこの数年ないのです。今晩、石狩北部からその嵐に見舞われるようです。ということになれば、来週あたりから、春の気配を感じることができるのかも知れません。日の暮れるのも確かに遅くっています。本州では二月を梅見月というそうですが、一番先に春を知らせてくれるのが梅の花なのですね。衣更着の名の如く、寒さは厳しくても自然は目覚めてくれるのですね。
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