今日は一日中、しとしとと雨が降り続けた。ただ、気温が10度くらいで暖かかったのがよい。この春以来、こんな雨なかったように思う。
この雨の中平和教場へ、家内がこんな雨なら会員さん来ないでしょう・・とかいったけれど、私の教室は大量に休むことはないのです。今日は、風邪の人と用事のある人の二人が休んでいた。でも、石狩の市橋さんが来ていた。市橋さんは来るのに2時間かかるのです。
でも、一時期の半分以下の人数になりました。今日の出席は6人なのです。8人しかいないのです。一つの教室がこれくらいなのは普通なのですが、私の会では一昨年までは、一教室10数名が当たり前だったのです。それが、昨年一気に減少したのです。お亡くなりになられた方が数名有り、病気、高齢などが原因でした。今までは、減少しただけ新しく補充出来ていたのに、それができなくなった。
これは私のところに限ったものでもない。私は手稲文化協会の事務局長をしていますが、所属している日舞も民謡も会員減少で悩んでいる。今、勢いのあるのはカラオケ、フラダンスみたいです。かなりがんばってきた宝生流の謡曲もとうとう退会になりました。
手稲文化協会は今年60周年になるのですが、出来たころ手稲には洋楽のようなサークルがなく、オーケストラ関係のサークルとかコーラスのサークルがないのです。ソシアルダンスのサークルも一時は三団体くらいあったのですが、全部なくなってしまいました。詩吟のサークルも一時期は五団体くらいになったこともあるのですが、今は二団体です。そんな悩みを抱えながらも50団体くらいが加盟しています。
伝統芸能がこのように衰退するのは残念です。しかし、どうしようもない時代の流れだと思う。
今、北詩連の支部で役員もやっていますが、新会員がほとんど入ってきません。人脈頼りの会員増加も、会員が減れば益々大変になります。
伝統芸能の行方はどうなるのでしょう。