今日は節分です。恵方巻を買って来ました。今年の恵方は南南東だそうです。私の家は、その恵方が、一方の窓になっています。
家は築25年にもなる古い物なのですが、土台は普通の家より40cmくらい高くなっています。その窓側、6尺(一間)が片屋根で雪落としをしなければならない作りになっているのです。 昨年、雪落としをしなくても済むようにと、屋根の工事をしました。15cm傾斜を強め、更に軒先にルーフヒーターを入れたのです。雪は確かに落ちてくれます。
しかし、お隣との境界が壁から6尺しかないのです。仕切りには、ビニール製の網を1メートルほどの高さに貼ってあり、昨年までは、ややその高さを越えても、お隣に迷惑を掛けることがなかったのです。ところが、今年は、例年以上の大雪、その上ルーフヒーターで解けた水滴が下に落ちて凍るものですから、落ちた雪が沈まないのです。とうとう、窓3分の1くらいまで盛り上がり、このままだと隣の家のほうに流れ込む状況と成りました。
それで、一昨日、一昨年、家の土台上げをしたのですが、そのときの大工さんが何かの時仕事を下さいといって名刺を置いていってくれていたのです。その大工さんに、誰かアルバイトで除雪をしてくれる人を世話して欲しいと頼んだところ、すぐ、土台上げの仕事に来ていた方に頼んでくれたのです。
その方が今日朝から来て3時間ほどかかって窓の下の雪を撥ねてくれたのです。3時間くらいだから、5000円くらいといわれるかと思っていたら、何と、15000円といわれました。思わず「え?」というと、「高いかい、じゃ13000円でどうですか」と言う、判りましたと、お払いしたのですが、びっくりしました。初めにどれくらいの金額でやってくれるか確認して置けばよかったのですが、それが相場なのでしょうか。
来年からは考えなくちゃなりません。とにかく、これで恵方の窓の雪が片付いて、その窓に向かって「恵方巻」を食べました。忘れられない今年の恵方巻です。