海の日を中心にした3連休を利用して、行縢探検倶楽部の男性部員2名、女子部員3名の計5名で五家荘の渓流キャンプ場へ1泊2日のキャンプへ出かけました。 心配していた天気も熊本方面は晴れ、絶好のキャンプ日和にも恵まれ、大自然の中素晴らしい一時を過ごすことが出来ました。
キャンプ場に着くとさっそく入村手続き、ホテル風に言えば「チェックイン」。
キャンプと言うと何かと荷物が増えます。 オープンカーが大活躍です。
今回は椎葉経由で入村。 途中「利根川神社の八村杉」や「椎葉湖」を見ながら峰越林道を越えてキャンプ場に入りました。
入村手続きを済ませ早速テント設営。 色々と工夫することもキャンプの楽しみです。 ブルーシートをうまく使い側面を覆うと同時に地面に敷いて風雨の侵入を防ぎます。 ブルーシートの上には段ボール箱を敷いてクッション性を持たせ アルミシートの上に寝る。 と言う風にしました。 結果はバッチリ、ダンボール箱がとても有効でした。
テント設営場の下には五家荘の清流が。
テントの設営も終わり、夕食までに一運動。 ヤマメの手づかみ体験と沢歩きに。
今回のキャンプの目的の一つに、「ヤマメの手づかみ」を体験してヤマメをゲットし、「ヤマメ料理を堪能すること」と「屋外でのバーベキューを楽しむ事」があります。 ヤマメの手づかみ体験用の渓流です。 上下流ともせき止められているのでヤマメの逃げられる範囲は決まっています。
ヤマメの手づかみ体験用のヤマメ、平均的には、1kgで12~13匹だそうです。 今回は最初の体験者という事で「4匹」のサービス。 感謝、感謝。
なかなか捕まえることが出来ません。
管理人さんの適切な指導もあり、ようやく放流したすべてを捕獲。
ヤマメ捕獲後は吊り橋まで歩き、吊り橋付近の沢で遊ぶ事に。
沢に下りてみると「クレソン」が。
沢から見上げる吊り橋。
吊り橋下の清流。 沢に入って汗を流します。 気持ちいい~。
もう一度吊り橋渡って元来た道を歩いて帰ることにしました。
途中の民家に咲いていた「ダリアの花」
白鳥山方面には「入道雲」 夏を感じさせてくれます。
道路端の梅の木にはまだ実がなっていました。 完熟梅、とても良い香りがしました。
沢遊びから帰ると早速夕食の準備、炊事場で女子部員の活躍です。
テント場では、バーベキューとヤマメの刺身・塩焼き。
金網と丸太とをうまく使って焼きました。 串に刺さずに金網だけでアジを焼く要領でもいいと思います。
お疲れ様でした。 乾杯! 川の方からは「水の流れる音」と「カジカガエル」の鳴き声、林の方からは「ひぐらし」の鳴き声が聞こえてきます。 何とも言えないいい感じです。
焼肉もヤマメの刺身も焼いたものもとても美味しかったです。
しばし談笑。 五家荘の夜は次第に更けていきます。 10時50分就寝。
朝5時起床。 さっそく朝ごはんの準備です。 メニューはご飯にみそ汁・めざし・漬物、デザートはトマトでした。 ご飯は持ってきた鍋とカセットコンロで。 高校の頃、寄宿舎でこっそりと部屋を抜け出し食堂にあった鍋でご飯を炊いて食べていた頃の経験が生きます。 つくづく何事も経験だと思います。
吊り橋付近で採取したワラビも食卓に並びました。
早朝に、炊事場付近で見つけた「クワガタムシ」 写真だけ取って逃がしてやりました。
朝食後テント撤収、8時半頃キャンプ村をチェックアウト。 本日は、まずキャンプ場下の高木豆腐店で豆腐・とうふの味噌漬けを購入して椎原・久連子探訪、五木村で食事して中央町の「さまたの湯」で疲れを取って帰る。 というスケジュールです。
行縢探検倶楽部の面々は、春に咲く時雨岳の山芍薬鑑賞、夏には五家荘の沢、秋には紅葉と「平家琵琶」鑑賞、と年に3回位は五家荘にお邪魔させて頂いています。 毎回、五家荘の素晴らしい自然と歴史のロマンに大感激しております。 いつまでもこの素晴らしい自然が後世に引き継がれていくことを願っています。 (ヤマメの手づかみ体験に大満足のfuka)