まくわ瓜についてちょっと。
種としてのメロンの原産は、北アフリカや中近東地方で、紀元前2000年頃に栽培が始まったそうです。 そのうち、西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に伝わった品種群をウリと呼ぶそうです。 日本では古くから食用にされてきており、縄文時代の遺跡からその種子が発見されているそうです。 名称は、アジウリ(味瓜)、ボンテンウリ(梵天瓜)、ミヤコウリ(都瓜)、アマウリ(甘瓜)、カンロ(甘露)、テンカ(甜瓜)、カラウリ(唐瓜)、ナシウリ(梨瓜)といった様々な名前で呼ばれています。 黄金色に熟するマクワウリは、金瓜(キンウリ)とも呼ばれています。
ちなみに、「まくわ瓜」と言う名前は、12世紀頃から、美濃国(現、岐阜県)真桑村(現、本巣市)でよく作られていたので、この村の名前がついたそうです。
話は変わりますが、瓜(うり)と爪(つめ)と言う漢字はよく似ていますね。 どのような関係があるのでしょうか? 漢字を覚える時には、「瓜(うり)につめあり」「爪(つめ)につめなし」と覚えなさい。と中学校の頃の先生だったかな?よく言われていました。 瓜をみるとこの言葉を思い出します。 (fuka)
写真は、義母が植えた「まくわ瓜」、 私は「まくわ瓜」と呼びますが、彼女たちは「きんうり」と呼びます。
それほど「甘い」というほどではありませんが、逆にさっぱりしていていい味です。