1月14日~15日にかけて日之影の大人地区にある歌舞伎の館に夜神楽を見に行きました。 毎年見に行っても飽きないから神楽には不思議な魅力があるんでしょうね。 中でも座張、柴引、戸取といった動きの激しい神楽は見ていて特に感動します。 神楽を舞う奉仕者にも世代交代が進んでいるようです。 世代交代をしながらこの神楽が末永く続くことを祈っています。 また、ここの接待で出てくる料理のおいしい事は有名です。 地元の方々や中山間地帯もりあげ隊の方々には本当にお世話になりました。 なお、神楽見物には女性が目立ちました。神女(かぐじょ)とでも呼びましょうかね。
4隅に飾ってある榊の木の緑が鮮やかでした。
八鉢でに1シーン
柴引、観衆も一緒に掛け声をかけて励まします。
どこに倒れ込もうかな・・・と思案中
恐らく素敵な女性の所? 観客も奉仕者と一緒になって楽しみます。
戸取も終わりました、お疲れ様でした。
岩井川神社の改修が終わったそうです。 500年は経過していると言われる柱が3本、歌舞伎の館の裏に保管してありました。
この冬一番の深々と冷え込む夜に、観客と奉仕者さんの舞の熱気で寒さも忘れるひと時でした。
気持ちばかりのお初穂料を納め、美味しいお煮しめ、なます、油味噌、今年は上等な鹿刺し(ニンニク醤油)
もご馳走になりました。夜中零時を過ぎると夜食のうどん、夜が明けると朝食を頂きました。
今年は東京や県内外から、又、学生と思しき若者も目立ちました。それから、なんとY君が『座張』を
卒業していましたよ。若い奉仕者さんが育っているのですね。脈々と伝統が受け継がれていっていくのを
感じます。でも、『戸取』はY君でした。圧巻でした。終わって帰る頃、大人は雪が舞ってました。
山あいの伝統芸能の世界も世代交代が進んでいますね。しかし、神女の年齢巾の広いのには驚きました。