お正月の歌には、凧あげ・こま回し・羽根突きといった遊びが歌われていますが、最近はそういった風景は殆ど見ることがありませんね。
昨日、田んぼの中を散歩していたら、若い親子が凧あげをしていました。珍しかったので持っていたデジカメにその風景をおさめました。 でも、凧の形が私が子供の頃とは違っていました。昔は四角い凧で武者人形の絵が描いてあったと記憶しています。時代は変わりましたね。
ちなみに、「金に糸目はつけない」という諺がありますが、この「糸目」とは、揚げた凧のバランスを制御するために凧の表面につける数本の糸のことだそうです。糸目をつけていない凧は制御できないために風に任せて飛んでいってしまいます。そんな「糸目」をつけていない凧に掛けて、制限もなくお金を使うことを「金に糸目をつけない」というようになったそうです。
しかし、凧を知らない(?)現代人にこのような諺を理解してもらうには、まず凧から説明しないと理解してもらえないのでしょうか。
凧揚げの風景からふっとそのように思いました。 (fuka)