mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

韓国:海印寺

2007年11月28日 | 旅行記

 前回は、石窟庵の話でした。

 石窟庵は、新羅千年の都といわれる慶州にあり、当時は韓国の仏教文化が花開いた時期でもあったとされています。

 当時などといいましたが、石窟庵が建立されたのは、西暦750年代だそうです。

 庵は、吐含山という山の中腹にあり、外観は、木造の建物と山を切り開いて盛り上がっている墓のような形をした構造物からできていると思われます。

 中は、ドーム型の天井のようになっており、そこには、この庵(寺)の象徴である如来座像があり、これが世界遺産になった大きな要因であろうと思われます。

 美しい座像ですが、残念なのは、日本の植民地時代に一部の宝塔と仏像が日本人によって持ち去られて、未だに戻っていないことです。

 どのような座像かですが、高さが3.45㍍とされていますが、残念ながら写真がありません。

 撮影禁止だったような気がします。

 さて、次に仏国寺ですが、この寺は、新羅の王様が「我が都が仏国(極楽浄土)のように平和であるように」と念願して530年頃に創建した、と伝えられています。

 しかし、現在の寺の基礎が造られたのは、石窟庵の着工と同時とされています。

 どういうことなのか分からなくなって来ましたが、その後、話がまたまたややこしくなってきます。

 と言いますのは、この寺の現在の姿は、「1970年から3年をかけて行われた修復工事によって」とされているからです。

 何があったのか?といいますと、1592年の文禄の役で、侵攻した日本軍によって火を放たれ、建造物が焼失し、石垣や石段などの石造り建築物のみが残った、とされているからです。

 文禄の役は、ご存じのように豊臣秀吉が中国に侵攻するためにおこした戦いです。

 現地へ行ってみますと、大伽藍への入口として紫霞門をはじめ仏国寺の正面の建物が印象に強く残ると思います。

 今日は、自分の勉強不足を感じながらのレポートでした。

 旅は、楽しいのですが、歴史と文化、そして、そこにかかわった人々など勉強することが沢山あります。

 


韓国:釜山

2007年11月25日 | 旅行記

 昨日は、チャングムの話でした。

 今日は、釜山についてですが、ここを訪れるのは、初めてで、どんなものが見られるのか、食べ物はソウルと違うのかなど、興味シンシンでした。

 とはいいながら、市内見学ばかりではなく、主に、韓国を代表する寺院を見るというコースでした。

 旅行は、平成17年の12月29日から31日までの3日間でしたので、2年前の旅行ということになります。

 この時も、年末年始の休暇を利用するものでしたが、いつも早めに予約をしていないものですから、慌ててしまいます。

 韓国は、そういう計画性のない小生でも予約が取れる、大変有り難い国であります。

 さて、話を釜山に戻しましょう。29日は、成田発が朝の9時45分発の大韓航空で、2時間30分くらいの飛行時間です。

 釜山到着が12時くらいでしたが、ここからバスではなく、ワゴン車で「大邸」というところへ行きました。

 どのくらい走ったのか、また、どのようなところを見たのか記憶がないのですが、まぁ、仕方がありませんね。

 日程表を身ながらこのブログを書いており、夕食は、韓国風すき焼き「ブルコギ」と冷麺を頂いたことになっております。

 大邸の宿は、「大邸パークホテル」となっています。

 このホテルは、大変ロビーが静かで、ゆったりしていたという記憶があります。そして、そこで働いている若いホテルマンが小生に日本語で話しかけてきました。 

 内容ですか?良く覚えいぇいないのですが、人の良さそうな好青年という印象で、日本にいたことがあるようです。

 ところで、先ほどから「大邸」という言葉が出てきますが、なんと読むのでしょうか?

 たぶん、「テグ」と読むのだと思います。

 さて、翌日(30日)は、「終日、慶州市内観光」となっていますから、この日に「海印寺、仏国寺、石窟庵」などを見学したのです。

 まず、海印寺を見学したのですが、朝の寒さが厳しいためか、3人で独り占めのような見学でした。

 どんなところか?日本の普通のお寺ではなく、小高い丘の公園のようなところにあるお寺、という感じでしたね。

  写真がこのブログの規格とあいませんので、ホームページをご覧下さい。

 http://www.geocities.jp/sinainaruike/sub10-2.html

海印寺は、こういう建物が好きな方には、最高のものでしょうし、また、ここのある「高麗八万大蔵経」は八万字で書かれた有名なもので、日本でいえば重要文化財、といったところでしょう。

 ここをどうして「うみ」の「しるし」の寺と言うのでしょうか?疑問はつきませんが・・・

 さて、次に石窟庵ですが、ここも山ではなく、丘の中腹に建立された「石の仏像」という感じの場所です。

 石仏は、どんな願いを込めて作ったのか?人々の幸福を願う仏の微笑みを感じたは、小生の勘違いでしょうか?

 今日は、亡き母の7回忌で忙しくなります。

 これにて、失礼します。

 

 


韓国:チャングム

2007年11月24日 | 旅行記

 チャングムについては、韓国に興味がある方なら誰でもご存じだと思います。

 この番組が撮影された場所は、ソウルからどのくらいの距離になるのか分かりませんが、二人だけのツアーで行って来ました。

 現地に行きますと、前号で掲載したようにチャングム役のイ・ヨンエさんの大きな写真がありました。

 この物語は、李王朝と家臣の権力闘争、そして、これらの人々の恋愛などを描いたものです。

 この中で、チャングムは、まず、宮廷の調理人として活躍しますが、王様が病気をした原因がチャングムが用意した食材(鴨?)であるという濡れ衣を着せられて、島流し(チェジェ島)になってしまいます。

 島から脱出して宮廷に帰るため、女医になる機会に恵まれ・・・

 などと言ってますが、小生の記憶は、うろ覚えです。

 現在、NHKのBS11で完全ノーカット版で放映していますので、興味のある方は、ご覧下さい。

 この撮影所を訪問したのは、ソウル3回目の旅の時で、寒い季節でしたから見学者は少なかったですね。

 でも、色鮮やかな宮殿の様子など放映された場所が次々と現れるのは楽しいものです。

 さて、次に言った名所ですが・・・なかなか思い出せません。

 3回目の時だったかな?二人だけのツアーのような感じでワゴン車に乗って現地添乗員の方に案内して貰うのですが、この時の何日目かに大阪のおばちゃん(失礼!)2人とワゴン車に乗ることになりました。

 男性は小生のみで車内は、韓流スターのことで大盛り上がりです。

 その日は、何処へ行く予定だったのか忘れましたが、急遽、予定を変えてイ・ビョンホンの住居を訪ねるということになってしまいました。

 たまたま、かみさんと大阪の2人が彼のファンだといういうことで意気投合してしまいましたから、小生に取りましては、地獄みたいなものです。

 車の中では、3人だけに分かる会話で弾んでいますし、また、現地へ行けば、「前に来たときとは門と塀が変わっている!」などといって、中の邸宅をのぞき込んだり・・・

 小生の感想としたは、ソウルの郊外の山の中腹にある静かな雰囲気の邸宅(豪邸という感じではありませんでした。)といったところでしょう。

 それにしても、日本の中年?の女性があこがれる俳優がどうして韓国の俳優なのか?「日本の男性俳優さん、しっかりしなさい」といいたいですね。


韓国:ソウル4

2007年11月23日 | 旅行記

 おはようございます。

 前回は、食事の話をしていて途中で中断してしてしまいました。

 トッポギは、美味しさはともかく、韓国にいったら是非、食べてみて下さい。

 次は、トムヤンクンではなく、チヂミですが、この料理は、日本のお好み焼き?いいえ、小麦粉と水を混ぜて生地を造り、フライパンなどで焼いたもの、と言ったらよいのでしょうか?

 それでは、お好み焼きではないのか、と言われそうですが、行田市の名物になっているフライと言われるものに近い食べ物ですね。

 小生が子供の頃、毎日、紙芝居が来ていましたが、その時に頂いた薄皮でできたような粉の食べ物にそっくりです。

 チヂミは、フライパンで薄く焼いて、その上に海産物を載せて、やいたりしているようですが、なにも入っていないものもありました。

 でも、これを焼きながら頂きますと、けっこういけますよ。

 さて、次は、韓国、定番の焼き肉です。韓国へ行きますと夕食と言えば、焼き肉、と言う感じでした。

 でも、焼き方が肉をハサミで切りながら焼くのが面白いというか、違和感がありました。

 味は、ツアー料金に含まれているものでも、悪くありませんが、色が日本のような鮮やかな赤ではありません。

 種類も豊富ですし、カルビだったかな、別料金だったせいか美味しかったと記憶しています。

 韓国を代表する食品ですので、皆さんも是非、ご賞味ください。

 ところで、お店の中ですが、ツアーの場合は、床に腰を下ろして食べるというスタイルが多かったですね。

 次に、冷麺ですが、もともと日本でも冷やし系が好きではない小生には、美味しくないという先入観があるのか、「食べてみたい!」という気持ちがわきませんでした。

 でも、意外と美味で、かみさんは美味しいと言ってました。

 サムゲタンは、鳥が丸ごと入っているご飯?いいえ、なんと言ったら良いのか、特製の鍋にご飯と水、そして鶏肉を加えてグツグツ煮たもの?そんな感じです。

 鍋の真ん中に入っている鶏肉を崩しながら頂くのですが、これは美味でした。

 それと、意外と知られていないのでしょうか?朝、頂いたお粥、それと、お昼に食べたうどん?この二つは、けっこうな味でした。

 さて、今日も、シンシンと冷えてきました。

 次回は、チャングムの撮影所、釜山の様子などと、わが家の畑についてをご報告したいと思います。

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写真左:生でいただける京菜(水菜)

写真右:チャングムの撮影所    


韓国:ソウル3

2007年11月22日 | 旅行記

 韓国といえば・・・辛いキムチ?とイメージしそうですが、今日は、食事と垢すりについてお知らせします。

 まず、食事の内容としては、キムチ、トッポギ、トムヤンクン、サムゲタン、チヂミなどのほか、宮廷料理などがあります。

 トムヤンクンは、マレーシア料理?でしたね。このうち、キムチは皆さんご承知の通りですが、韓国では、どこの店でも注文しないのに出てきます。

 キムチは、韓国を代表する、とうより代名詞みたいになっていますが、味が皆、違います。辛いのは共通ですし、ニンニクが入っているのもそうでしょうね。

 日本のスパーで売っているものより、美味しい?海鮮キムチなど味は、なかなかのものです。

 キムチと言えば、2回目のソウル訪問の時に、調理を体験できるコースになっていました。

 塩につけてしんなりしている白菜が用意されていて、それに、唐辛子や松の実?などがはいったキムチの元を白菜に塗り混んでいきます。

 透明の手袋をしての作業でしたが、けっこう楽しいのものでした。

 家に持ち帰って頂きましたが、お土産として買ってきたプロが作ったものより「美味しい」と思ったのは、小生の独りよがりでしょうか?

 次に、トッポギですが、これは、スティックのような形をしたモチを唐辛子の赤い液につけてできている?という感じです。

 小生の家族の評価は、イマイチでしたが、小生は好きなあじでした。

 さて、時間がなくなってきました。これから何を作ろうか?と考えています。

 短い便りになって申し訳ありませんが、今日はこれで失礼します。