mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

mugifumiがおすすめする旅行先は?

2012年09月28日 | 旅行記

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 小生が書いている記事は、中身がタイトルと違っていたり、先延ばししたりなど自分でも「いい加減だな!」と思っています。

 昨日も、フランスの話がスロバキアに飛んでしまい、そこで尻切れトンボになってしまいました。

 また、その前には、「小生がお勧めの海外旅行はどこか?」という記事を書くつもりが、中国とロマンチック街道の話で終わってしまいました。

 本当に申し訳ありません。

 そこで、今日はロマンチック街道の話に続きをしたいと思います。

 最初のヨーロッパは、小生のようにドイツロマンチック街道・スイスアルプス・パリ(パリの代わりにウィーンでも良いかな?)が良いと思います。

 小生がこのツアーに参加したのは92年6月ですから、もう20年前になるのですが、ドイツでは、ローテンブルクや、ハイデルベルグ、ノイシュバンシュタイン城、リューデスハイムからのライン川クルーズなどなど見るもの聞くものが驚きの連続でした。

 そして、スイスアルプスの山々の自然美は、ハイジが今にも飛び出してきそうな風景が広がり、また、ユングフラウの頂上に電車でいくのですから、これまた、その絶景にびっくり仰天でした。

 さらに、スイスから日本の新幹線のような高速鉄道でパリに向かうのですが、セーヌ川沿いのパリは、期待に違わぬ美しい洒落た街並とルーブル美術館のような芸術に溢れるところだったのです。

 ということで、海外旅行にはじめていくのであれば、アジアでは中国、ヨーロッパであれば、先ほど申し上げたコースが良いと思います。

 また、ヨーロッパに話を戻しますと、ロマンチック街道・スイスアルプス・パリの代わりにオーストリア・チェコ、スロバキア、ハンガリーの代表的な観光地を巡る「中欧ロマン紀行(JTB)」のようなコースもおすすめです。

 オーストリアがウィーン、チェコがプラハと世界で最も美しい町といわれるチェスキー・クロムロフ、スロバキアがブラチスラバ、ハンガリーがブタペストを訪ねる旅でしたが、寒さが厳しい冬にもかかわらず、「こんなに美しく、見所がたくさんあるのか!」と感嘆したものです。

 プラハは、プラハ城から眺める光景やプラハ城から歩いて観光したカルレ橋など市街地が中世の香りに満ちており、二度でも三度でも訪れたい都市です。

 順番が逆さまになってしまいましたが、ウィーンは、オーストリアというよりハプスブルク家の王宮などがある美都で、音楽の都としても魅力的です。

 などとと書いていますと切りがありませんね。詳しくは、小生のホームページ「mugufumi夫婦の海外旅行」から「中欧ロマン紀行」を選んでいただいてご覧ください。

 http://www.geocities.jp/sinainaruike/sub14-20.html

   ではまた!

 写真は、その中欧の中で「静かに」そして「きらり!」と光るスロバキアの首都ブラチスラバです(ブラチスラバ城から)。

 

 


ロマンの香り!それとも伝統の美:秋のフランスの旅

2012年09月27日 | 旅行記

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 度々お伝えしていますように10月16日から11月1日までの17日間、ワールド航空サービスさんのお世話になってルーマニア・ブルガリアの旅に行くことになりました。

 でも、この秋の旅行としてこのコースがすんなりと決まったわけではありませんでした。

 実は、小生の本命はフランス南西部の絵のような風景の旅や、アルザス地方などフランス東部のワイン街道を巡る旅だったのです。

 特に、花のベネルクス物語というユーラシア旅行社のツアーでご一緒したOさんのおすすめコースである「ワイン街道の旅がいいかな!」と考えていたのですが、かみさんがフランスには2度行ってるので訪問していない他の国がよい!というのです。

 パリには、初めてのヨーロッパ旅行である「ロマンチック街道・スイスアルプス・パリ」というツアーで行き、また、小生がどうしても「モンサンミッシェル」がみたかったものですから、その時にもフランスのパリとその近郊を訪ねたのです。

 その旅行記(パリから行く小さな旅)を読んでみますと、パリのシテ島、凱旋門、シャンゼリゼ、オルセー美術館、バルビゾン村、ホンテーヌブロー城などを二人が大変愉快に楽しんでいることが分かると思います。

 また、パリ近郊のモネの家があるジベルニーなどは自然が溢れている中に日本の心が表現されていて二人とも大満足でした。

 ということで(どいうこと?)、今回はフランスは断念して、行くことに決定したルーマニア・ブルガリアとポーランドのどちらかにしたいと考えたのです。

 それにしても、多くの旅行者があまり行かないようなルーマニア・ブルガリアやポーランドにしたのか?ですが、訪問していないヨーロッパの国が少なくなってきたことと特定の国を「じっくり、ゆったり」訪問できる旅がしたいという夫婦の希望にあった、ということです。

 それと、こういう一見、人気がなさそうな旅でみたことがないような光景に出会うことがあるのです。

 実は去年のスロバキアの旅行がそのような旅行だったのです。

 スロバキアは、ヨーロッパの穴場だというような評価もあるようですが、今までのヨーロッパの旅では経験したことのない本当に充実した旅だったのです。

 具体的にはトーマス・クックがいうところのスイスに匹敵するような山々が連なる景勝地を電車の中から楽しむことはできなかったですが、タトラ山麓に近づいていきますと、そこに広がる雪山と小さな、そして素朴な町や村の光景がとても素晴らしく、何と表現したらよいのか?迷うくらいでした。

 また、スロバキア独特なのでしょうか?ヨーロッパでは、大きく高い石造りのキリスト教会が、この国では日本の神社・仏閣と同じ木造なのです。その外観は黒光りしていて、周りの家々の人々の心の拠り所となっているばかりではなく教会の景観が地域の自然などとと見事に調和しています。

 などとスロバキアの話をしていましたら、本題である「秋のフランスの旅」の記事が疎かになってしまいました。

 フランスの旅にどんなコースがあるのか?そして、それが文字通り「ロマンの香り!」なのか「伝統の美」なのかワールド航空サービスとユーラシア旅行社のパンフを眺めながら報告したいところですが・・・

 次回の楽しみにしたいと思います。

 写真?もちろん、世界遺産のバルデヨフです。この町は、行く前に写真で見て「何と美しい街なんだ!」と期待していたのですが、寒さと教会のきつい階段に邪魔をされながらも、期待に違わぬ美しさでした。

 

 


料亭の味?:切り干し大根とひじきの煮物

2012年09月25日 | 食・レシピ

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 先日、かみさんが戸棚から切り干し大根の袋を見つけて、「水につけておくね!でも、これ中国製ね!」と言って、大きな袋に入った切り干し大根を水につけました。

 その日のうちにでも調理をするのかな?と思ったのですが、その様子が感じられません。

 仕方がないので、小生が復路をゴミ袋から拾ってきてあるものを探しました。

 その「あるもの」とは、何だと思いますか?切り干し大根の調理の仕方、つまり、レシピが書いてあるのではないかと思ったのです。

 袋に書いてあったのか?お陰様でいくつかの調理法が書いてありましたので、小生のその中からニンジンと油揚げをつかった煮物をつくることにしたのです。

 うろ覚えですが、まず、フライパンに油をひいてニンジンが油に馴染むように炒めました。そして、そこによく水気を絞った切り干し大根と熱湯で油抜きした油揚げを加えました。

 しばらく炒めてから、そこにだし汁を加えて、先ず、砂糖、次にみりん、醤油を加えて水気がなくなるまで煮込みました。

 だし汁や調味料の分量?それがよく覚えていないのです。小生は、へそ曲がりなものですから、もしかしてだし汁や醤油を使わずにうどんのめんつゆなどに使う出来合いの鰹・昆布だしを入れたのかもしれません。

 ところが、こんないい加減なものが「驚くほどのおいしさ」なのです。

 これには、つくった小生が「ビックリ仰天」で、かみさんは、そのおいしさに実家の義姉にプレゼントまでしてしまったのです。

 義姉の論評?その日の21時頃に電話があって、義兄があまりのおいしさに「どのようにつくるのか聞いてみろ!」というのです。

 話がオーバーだ!?と皆さんから言われそうですが、自分で言うのも憚られるのですが、これほど美味しい「切り干し大根煮」は食べたことがありませんでした。

 一言でいえば、「料亭の味」だったのです。

 ところが、話はこれで終わりにならないで、かみさんが義姉から「乾燥ひじきを3袋頂いたので、調理する。」といって、またまた水につけておいたのです。

 「これもお前が調理したのか?」という声が聞こえそうですが、そのとおりです。

 ですが、小生にもその調理法がさっぱり分かりません。仕方がないので、インターネットでレシピを探そうとしたのですが、わが家に備えてあるいくつかの調理本を捲っていったら、レシピが出ていました。

 「良し!これでつくってみよう!」と思い、早速、調理を開始したのですが、問題はひじきの量です。料理本には、乾燥してあるひじき30グラムとあり、それに対応した砂糖や醤油などの調味料の量が書いてあると理解したのです。

 小生が調理しようとした「ひじき」は、80グラムでしたから、約3分の1を調理して、残り3分の2は袋に入れて冷蔵庫にしまいました。

 そして、レシピ通りに調理をはじめて完成したのですが、かみさんの表現では「からい!」つまり、塩味がききすぎていて「しょっぱい!」のです。

 つくった本人も「しょっぱいな!」と感じたのですから、「おかしいな!醤油が多すぎたのかな?」と反省し、残りの3分の2から半分を取り出して、完成したひじきに加えました。

 でも、「これでは味が薄くなってしまう!」と小生の悪魔が囁くものですから、「だし醤油」をチョッピリ(大さじ1くらい)加えたのです。

 そして、試食したのですが、ダメです。しょっぱいのです。

 「ええい!残りのひじきを加えるしかないな!」と思い、鍋に先ほどの完成品に入れて煮込んでみました。

 そこに、かみさんが「黒砂糖を入れた方がいい!」というものですから、甘みを毛嫌いしている小生は清水の舞台から飛び降りる覚悟で、試食しながら入れたのです。

 きっと、これがよかったのでしょうね。

 黒砂糖は、煮物の色を黒くして味が濃い!と錯覚することもあり、若干、味が濃いと感じたのですが、これが切り干し大根に続いて「料亭の味」になったのですから驚きです。

 「何だ!お前の自慢話か?」そうではないのです。先ほど冷蔵庫の中を見ていましたら、切り干し大根があったのです。もちろん、調理していないものです。

 そこで、早速、調理してみたのですが、どうも味がイマイチなのです。

 レシピ?クックパッドの「切り干し大根の煮物」です。

 作り方は、小生が最初に申し上げたとおりなのですが・・・

 http://cookpad.com/recipe/473352

 ということで、今日は久しぶりにオーストリアのハルシュタットです。

 


皆さんにお勧めの海外旅行はどこ?

2012年09月22日 | 旅行記

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 金曜日あたりからやっと秋らしく涼しくなってきました。10月のルーマニア・ブルガリア旅行に備えて体調を崩さないように気をつけていましたが、どうにか乗り入れたようです。

 ところで、小生は、こうして海外旅行の「独り言」みたいな記事を書いていますが、今までの経験で「お勧め」の旅行先はどこだろうか?と自問自答してみました。

 ところが、困ったことに即座に答えが浮かばないのです。

 小生の経験が分からない?まずは小生のホームページから「mugifumi夫婦のプロフィルhttp://www.geocities.jp/sinainaruike/jiko-syoukai2.html」を参照してください。

 さて、肝心な「お勧め」のツアーですが、小生がヨーロッパ好きのためかその答えは「ヨーロッパのどこでも素晴らしい!」ということになってしまいそうです。

 でも、「ふざけんな!」と皆さんから叱責を頂戴しそうですね!そこで、国ではなく、小生が感動した建物、自然、景観などを申し上げたいと思います。

 まず、小生にとって最初の海外旅行、中国ですが、故宮、天安門広場、万里の長城、明の十三陵、兵馬俑坑、大雁塔、華清池、桂林(漓江下り)などですが、北京・西安だけでも見所が満載で、故宮など先ほど記載した場所は「一見の価値あり」だと思います。

 でも、最近の尖閣諸島を巡る中国の騒動(反日)を見ていると、しばらく行くことを控えた方が良さそうです。

 万里の長城には二度行ってますが、二度目の時に観光客のほとんどが中国人で驚いたものです。

 北京・西安以外では、少数民族が暮らす雲南省も独特の文化と自然が体験できて「ゆったりした旅」が体験できました。

 次の、ドイツ、スイス、フランスですが、こちらも最初のヨーロッパ旅行で、驚きの連続でした。

 特に、家々に色とりどりの草花が咲き誇るリューデスハイムから乗船したライン川クルーズ、城壁に囲まれ、色とりどりの家々が並ぶおとぎの国ような町ローテンブルク、お城から見下ろす大学の町ハイデルベルグ、古式豊かな建物が町を彩るミュンヘン、「ああぁ、どこをとっても素晴らしい!」という言葉が出てきます。

 その素晴らしさの最高峰は、なんといっても「ノイシュバンシュタイン城」です。

 「その素晴らしさを説明しろ!」という声が聞こえるようですが・・・

 これまた、小生のホームページをご覧ください。

 http://www.geocities.jp/sinainaruike/sub8-4.html

  写真は、バルカン半島のボスニア・ヘルツェゴビナのあるモスタルです。

 ここも、世界遺産に指定されて、ご覧のように観光客が押し寄せる美しいところで、強く印象に残る場所でした。

 クロアチアやスロベニアに旅するツアーに参加される場合には、ここに行くことが予定されているものが良いと思います。


ブルガリアの世界遺産:リラの僧院2

2012年09月16日 | 旅行記

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 9月13日の記事(ブルガリアの世界遺産:リラの僧院)の続きをお伝えしたいと思います。

 リラの僧院の中で最も大きな見所は、「聖母誕生教会」であると思います。

 この教会の特徴は、「地球の歩き方(ダイヤモンド社)」によれば、4つあるようです。

 その一つ目が「民族復興時代の教会」であることです。「地球の歩き方」によれば、

 4階建ての外陣に囲まれ、敷地内の中央に建っているのが聖母誕生教会です。建物は1833年の火事のあとに再建されたもので、民族復興様式と呼ばれる建築様式によって建てられている。

 となっていますが、いきなり「民族復興様式」などといわれても「さっぱり」分かりません。火事があった1830年代にブルガリアに民族復興というような時代があった?ということでしょうか?

 特徴の2つめは「アーケードいっぱいに描かれたフレスコ画」です。

 地球の歩き方では、

 「白と黒の横縞模様が印象的な教会正面のアーチをくぐると。外壁の壁面いっぱいに、そして天井にもフレスコ画。」と説明しています。

 でも、フレスコ画という言葉は聞いたことがありますが、どんなものなのでしょうか?

 ウキペディアによれば、「フレスコは、壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだフレスコ(新鮮)である状態で、つまり生乾きのうちに石灰水で溶いた顔料で描く。」となっています。

 非常に美しい作品ができますが、高度な技術が必要のようです。

 さて、リラの僧院のフレスコ画には何が描かれているのでしょうか?

 「地球の歩き方」によれば、

 36聖書の場面やこの地方のそれぞれの時代の生活の様式が、色彩豊かに描かれている」といいますから、ヨーロッパの教会にありがちな宗教画だけではないようです。

 このリラの僧院のフレスコ画を誰が描いたのかですが、「民族復興期最高のイコン画家といわれるサバリ・ゾグラフを含む当時を代表する画家たちが無償で描いた」といいます。

 なお、「地球の歩き方」では、リラqの僧院のフレスコ画の素晴らしさを次のように書いて締めくくっています。

 「ブルガリアの教会で見られるフレスコ画はほとんどが屋内に描かれており、しかもロウソクの煙で色がくすんでいる。リラの僧院のようなフレスコ画は非常に珍しい。」

 小生などは、ヨーロッパの教会といえば、高い尖塔がある外観と内部の暗く大きく高い空間、正面のキリスト像、極彩色のステンドグラスなどが特徴だ!と思っていたのですが、ブルガリアの教会は。フレスコ画が特徴!という話ですから楽しみが増えました。

 次に、3つめの特徴「イコノスタス」です。

 しかし、「地球の歩き方」のこの部分に関する説明が「やっかい」で、読んでも理解できないものですから、よく勉強してから記事にしたと思います。

 なお、ブルガリアなど東方正教系の説明文などを読んでいますと、理解できているのが当然のように、「イコン」という言葉がよく使われていますが、小生には何だか「さっぱり」分かりませんでした。

 イコンとは、キリストや聖人、天使、キリスト教の重要な出来事などを描いた画像のようですが・・・ということは、ブルガリアの教会は、フレスコ画でイコンを描いている、という表現になるのでしょうか?

 では、これにて!

 写真?ベルギーだったかな?宿泊したホテルの裏を流れる川沿いにあった宮殿風の建物です。