mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

フランス黄金の秋ブルゴーニュとアルザスの旅

2015年10月31日 | 旅行記
 10月16日から27日まで「フランス黄金の秋」といわれるブルゴーニュとアルザスの旅に行ってきました。
 フランスとえば、絵のような光景が広がる南西部のとことが頭に浮かびますが、今回は散々迷った挙句、ブルゴーニュとアルザスの旅にしました。
 トゥールーズ、アルビ、コンクといった南西部は、「フランス最後の秘境」などという説明を聞いたことがあり、個人的にもの前々から「行きたくて行きたくて」うずうずしてました。
 それなのに、ブルゴーニュなどにしたのは、日程の都合がつかなかったからですが、ブドウ畑が黄金に輝くブルゴーニュとアルザス地方も是非、訪問したかったからです。
 とはいっても、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの旅のツアーメンバーから「この地が見どころ満載で素晴らしいところである」、という趣旨の説明を聞いての話ですから、本当にいい加減だな!と我ながらあきれてしまいます。
 でも、実際に訪問してみますと、小さい町や村なのに大きな聖堂が建っていて、タンパンといわれる入り口の半円形の場所に彫られているキリストや12使徒などの彫刻が精巧にできていて、思わずカメラをズームにしてしまいました。 
 中でも、ブルゴーニュ地方のヴェズレーの世界遺産聖マドレーヌ聖堂は、緩やかな参道を登っていくと最後の審判を描いたタンパンがあり、そして、中に入りますと中央扉があり、ここにもロマネスク彫刻の傑作と言われる「聖霊降臨(祭)」の様子が描かれた彫刻が迎えてくれます。
 よく勉強している?と思われるでしょうね!
 もちろん、にわか勉強ですから、この聖堂がいかに素晴らしいのか説明などできませんが、訪問前に「ここが見どころだ!」と勉強しておけば、実際に行って「じっくり」見学するという気持ちがわいてきます。
 小生には、ヨーロッパの教会は皆、同じに見えてしまい、教会見学といいますと「ああ、またか!」という気持ちになりますが、今回は少しだけ教会の見どころが理解できたのかもしれません。
 この聖マドレーヌ聖堂以外にもいくつかの教会を見学しましたが、最も印象が強く残った教会は、正面の外壁を飾る多くの彫刻と赤茶けた大きな建物の「ノートルダム大聖堂」でした。(ストラスブール)

 こうした文章を書いていますと、今回の旅は「教会めぐり」のように見えてしまいますが、決してそうではありません。
 教会見学と同時に「黄金の秋」と「美しい村」といった言葉がふさわしい旅もできたからです。
 中でも、フランスの美しい村に登録されているリクヴィルやオベルネといった村は、「ブドウ畑の真珠」あるいは「絵本の中にあるかわいらしい村」と称されるだけあって心躍る美しい光景が広がっていました。

 というような、よく分からない話を申し上げましたが、いずれはホームページで詳しく紹介したいと思います。
 巻頭写真は、「ブドウ畑の真珠」と言われるリクヴィル(ドレデーの塔)です。