mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

トルコ一周とカッパドキアの旅<カッパドキア観光7>

2019年01月28日 | 旅行記
 本日は、カッパドキア観光7として「鳩の谷」と「カイマクル地下都市」をお伝えします。

 ◆ カッパドキア観光7(鳩の谷、カイマクル地下都市)

<Mugiko>
 鳩の谷が「ギョレメパノラマとウチヒサルの間にある」といわれても、まったく理解できないわ。
 などと文句を言っても仕方がないわね。
 ということで、ビジョンバレーといわれる「鳩の谷」には、3人姉妹の岩から15分ぐらいで到着しました。
 鳩の谷を見下ろす平らな丘をなんと呼ぶのか知らないけれど、鳩の谷には岩場に多くの穴が開いていて、穴に鳩の糞を集めて周辺のブドウ畑の肥料にしていたようね。
<Mugio>
 肥えた土地ではないから、鳩の糞を利用することを考え出したと思うけれど、先人の知恵は大したものだね。
 ところで、この谷の先には、ウチヒサルの奇岩群と密集した住宅街が見えるよネ。
 また、鳩の谷の岩場にも窓や出入り口と思われる穴が開いているので、「ウチヒサルと同様に昔、ここで生活していたのだろうか?」とか「ここにも地下空間(都市)があるのだろうか?」などという他愛のない疑問がよぎったよ。

 <鳩の巣を見学する丘にて>


 <ウチヒサルが見える鳩の谷>


<Mugiko>
 あなたの話は面白いけれど、上の写真ではウチヒサルも鳩の谷の岩場も分かりにくいわ。
<Mugio>
 そうだね。少しぼけているけれど、正面から見た鳩の谷とウチヒサルを掲載するよ。

 <緑の鳩の谷>


 <鳩の谷からのウチヒサル>


<Mugiko>
 岩場に住宅がある光景は、南イタリアのマテーラでも見たけれど、規模が違うわね。
 ウチヒサルとは、「尖った砦」という意味らしいけれど、この大きな岩に上ってギョレメの絶景を見学したかったわ。
<Mugio>
 さーて!次はこの台地にあったトルコのお土産を見ていこうか。

 <青い目玉のような雑貨>


 <売り物の陶器が樹木にぶら下げてある>


<Mugiko>
 鳩の谷を見学する丘には、土産物屋がズラリと並んでいて、トルコの土産として定番になっているという青い目玉のようなものが樹木にぶら下げてあったわ。
<Mugio>
 この青い目玉のようなものは、魔除けのお守りで「ナザール・ポンジュー」というらしいね。
 プラスチック製で、友達への土産物として手軽に差し上げられるので、君もたくさん仕入れていたよね。
<Mugiko>
 さて、鳩の谷を早々に引き上げて、次は「カイマクル地下都市」に向かうそうよ。
<Mugio>
 カッパドキアには数多くの地下都市(約300)が点在するが、カイマクルとデリンクユという地下都市が規模が大きく、どちらかを見れば良いということのようだ。
 私たちは、10時30分ぐらいにカイマクル地下都市に到着したが、内部はアリの巣のように迷路だというから迷い子にならないように行動しよう。

 <ここにも土産物店>


 <カイマクル地下都市の入口>


<Mugiko>
 カイマクル地下都市は、キリスト教徒がイスラム教徒の迫害から逃れるために造ったもので、深さ58m、地下9層、各層の収容200人という大規模なものだそうね。
 制作時期は、はっきりしないけれど、大部分は9~10世紀に造られたということのようだわ。

 <大きな通路に狭い通路がつながっている?>


 <円盤状の回転扉>


 <狭い通路の階段>


 <大きな空間の先には?>


<Mugio>
 キリスト教徒とイスラム教の対立は古くからあった、ということの証拠のような地下都市だけれど、どのように掘ったのか?土砂の処分は?など疑問はつきないものだったね。
 それにしても、「都市」というだけあって、教会やホール、台所、墓地、居室などがあり、ワイン造りまでやっていて、これらを狭い通路や階段で結んでいた、というのだから驚いちゃうよ。
<Mugiko>
 そうね!とはいっても、私は、お日様の光を浴びる生活が好きだから、このようなモグラみたいな生活スタイルは御免被りたいところね。
<Mugio>
 その通りだけれども、身を守るためにはやむを得なかったのじゃないか!
 快適な生活をするために垂直に伸びる通気口まであり、また、敵が迫ったときには、写真のように岩でできた厚い円盤状の回転扉を転がして通路をふさいだということだから、それだけ戦いが激しかったのだと思うよ。
<Mugiko>
 ところで、あなたは、私たちの後ろで二人の日本人を案内していた現地ガイドの人と親しそうに話をしていたけれど、まさか!知り合いではないわよね?
<Mugio>
 そうではないけれど、案内していたトルコ人が人懐こい方で、どういうわけか僕と会話が弾んだのさ。
 彼からは、「日本のどこから来たのか?」とか「埼玉は東京の隣で良いところ。」などという話があり、僕からは「僕らのガイドさんよりも日本語が上手で、まるで日本人のように滑らかに話すが、どこで勉強したのか?」と聞いたら、「日本に5年間滞在していた。」とか「こちらで学ぶより、日本で会話する方が上手くなる。」などと答えてくれたのさ。
<Mugiko>
 そうなの!あなたは、英語が話せないのに外国人と親しくなることがあるから「またまた・・・」と思ったの。
 さぁ、約1時間でカイマクル地下都市の見学が終了したので、次はキャラバンサライ(隊商宿)があるスルタン・ハヌや、今夜の宿泊地コンヤの方向にあるアクサライ(Aksaray)というところのレストランOrhan Agacliで昼食よ。


 <以上で本日の記事は終了です。次回はアクサライでの昼食、スルタン・ハヌのキャラバンサライについてお伝えします。>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ一周とカッパドキアの旅<カッパドキア観光6>

2019年01月26日 | 旅行記
 今日も引き続き、カッパドキア観光を6としてお伝えします。

 ◆ カッパドキア観光6(3人姉妹の岩、カイマクル地下都市)

<Mugiko>
 おはよう!
 今日は旅行4日目で、宿泊ホテルが昨日と同じだからホテルの評価などを報告する「カッパドキアの朝」はないのね。
<Mugio>
 そのとおりだけれども、今夜は「コンヤ」に宿泊するから、スーツケースの整理をしなければならないね。モーニングコールが7時30分、朝食が7時00分から、スーツケース廊下搬出が8時00分、ロビー集合・出発が9時00分となっている。
<Mugiko>
 相変わらずの「親父ギャグ」が出たわね。
 「今夜」ではなく、昼間の観光予定は、日程表を見ると、午前中がカッパドキアの「カイマクル」見学で、午後から「スルタンハーヌ」の「キャラバンサライ」に立ち寄り、そこからコンヤに向かうとなっているわ。

 <軽め?の朝食>


 <113号室の中>


 <ホテルの外観>


 <113号室の入口>


<Mugio>
 このホテルが名残惜しいので、朝食ばかりではなく、ホテルの内外、陶器、絵画などもたまにはレポートしたいものだネ。
<Mugiko>
 などと言ってますが、昨日もホテル近辺を撮影しているはずだから、あなたは、よっぽどこのホテルが気に入ったのネ。

 <ホテルに飾られていた陶器など>


 <同じく>


 <同じく>


 <同じく>


<Mugio>
 これは、どこに展示してあったの?
 いつものことだけれど、君らしいね。
<Mugiko>
 そんなことより、朝食へのコメントはないの?
 二人でつまらないことを言い合っていると、9時出発のバスに乗り遅れちゃうわよ。
<Mugio>
 ところで、今日の最初の見学先だけれど、カッパドキアの見どころとしても有名な「3人姉妹」という岩がある場所に行くことになっていることを知っている?
<Mugiko>
 流石にあなたらしいわね。地名が気になって眠れなかったの? 
<Mugio>
 それがね!「エセンテベ」だという人と「ユチ・ギュゼルレル」だという人がいるのさ。
<Mugiko>
 そうなの?カッパドキアらしい光景が見られれば、地名はどちらでも問題ないと思うけれど!

 <亀のような岩も>


 <3人姉妹の岩>


<Mugio>
 この写真だけを見ると、「3人姉妹の岩」が強調されそうだけれど、何かの顔のような岩や、私たちが3人姉妹の岩を眺めている通路のような場所も面白いと思うね。
<Mugiko>
 ここの駐車場に到着してバスを降りると、通路の両側には土産物店が軒を連ねていたから、順番からいうと上の写真二枚は後の場面ということになるのよね。

 <駐車場から歩くと土産物店が!>


 <3人姉妹の通路>


<Mugio>
 下の写真の奥にある駐車場から歩いて、3人姉妹の岩がある方向を目指すと、自動的に土産物店が軒を連ねる場所を通るようになっていたね。
 土産物店の写真は、帰路に撮影したものだから、3人姉妹がある方向ではないけれど、どんな様子なのかは分かると思うよ。
<Mugiko>
 通路の奥に見える「大地」のような場所は、もしかしたらローズバレーではないかしら?

 <何かの顔のような岩>


 <別角度からの3人姉妹>


<Mugio>
 君が撮影した「何かの顔のような岩」は、動物のようにも見えるね。
 ここに「さよなら」を告げると、次は「鳩の谷」と呼ばれるビジョンバレーを見に行くそうだ。
 鳩の谷は、ここからはどの方向になるのかな?
<Mugiko>
 そんなことを言われても、方向音痴の私が分かるはずがないでしょう!
<Mugio>
 方向音痴ではなくとも、カッパドキアには見どころの岩山が多数あって、同じような景色だから自分がどこを見学しているのか分からなくなってしまうね。
 鳩の谷は、ギョレメパノラマとウチヒサルの間にあるらしいよ。


 <以上で本日の記事は終了します。次回は、カッパドキア7として「鳩の谷」、「カイマクル地下都市」についてお伝えします。>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ一周とカッパドキアの旅<カッパドキア観光5>

2019年01月25日 | 旅行記
 今日は、カッパドキア観光から朝食後に訪れた絨毯の店などの模様をお伝えします。

 ◆ カッパドキア観光5(絨毯屋見学、ラクダ岩、ローズバレー)

<Mugiko>
 ゼルヴェの谷の見学が終わったので、次はトルコ伝統の絨毯工場を見学するそうよ。
<Mugio>
 面白いと思うけれど、高い買い物にならなければ良いが・・・。

 <絨毯を紡ぐ女性たち>


 <カイコから糸が!>


<Mugio>
 トルコの絨毯は有名で、ここはその製造直売所のような建物で、写真のような作業をしているところを見学したけれど、狙いは日本人などの観光客に直接、売りたいということじゃないのかな?
<Mugiko>
 そうね。そのためか販売しているところでは、次々と絨毯を見せて「これでもか、これでのか!」という感じの強烈な売り込みが30分間以上にわたって続いたわ。
<Mugio>
 本当だね。それこそ「手を変え、品を変え」という感じだったね。
 これには、閉口したけれど、お陰で絨毯の材料が絹ばかりではないことや、絹製品が高いことが分かり大いに勉強になったよ。
<Mugiko>
 この絨毯工場に1時間くらいいたのかしら?
 次は、ラクダの形をした岩があるというデヴレント(Devrent)渓谷というところに向かうそうね。
<Mugio>
 私たちは宿泊したホテルがあるユルギュップから見ると、この渓谷は、北のアヴァノスという町に向かう道路沿いにあるそうだ。
 ここは、人手が加えられず、岩の間を気ままに歩くことができるそうで、その岩の形がラクダや聖母マリアに「そっくり」だというから楽しみだね。

 <ラクダ岩>


 <駐車場からデヴレント渓谷を見る>


<Mugiko>
 この渓谷にある岩には、ラクダ岩のような面白い名前がついているそうね。
<Mugio>
 そうなんだ!ラクダや聖母マリア以外に、なんと!「ナポレオンの帽子」とか「海岸のアザラシ」などという名前がついているらしいよ。
<Mugiko>
 私が聞いた話では、ラクダ岩の左に写っているペンギンのような形の岩が「アザラシ」だそうね。でも、ナポレオンの帽子がどれなのか分からないわ。
<Mugio>
 聖母マリアも分からないけれど、尖った細い岩だというから、下の写真の右奥に僅かに覗いている点のような岩だろうか?
<Mugiko>
 デヴレント渓谷の見学が終わると、ここから近い「ローズバレー」といわれるクズル・チュクルに向かいました。
 ここには、谷底まで歩いてフレスコ画がある教会や住居跡に行くこともできるようだけれど、観光客にとっては、ピンク色の岩肌を夕日が照らす光景がより魅力的になっているようね。

 <ローズバレー見学の駐車場>


 <沈む太陽>


 <沈む太陽の光に照らされるローズバレー>


<Mugio>
 いやー、素晴らしい光景を見られて本当に良かったよ。
 添乗員のS子さんも心配していたけれど、今にも雨が落ちてきそうな天気だったものだから、「はらはら」していたのさ。
 おまけに風が強くて、寒かったので、どうなるのかと思っていたよ。
<Mugiko>
 本当ね。誰かさんが雨男といわれなくて一安心ね。
 写真の説明をすると、最初の写真は、私たちが見学していた駐車場のようなところです。
 次の写真は、見学場所から左方向(西)に太陽が沈もうとしているとき(17時48分)のもので、下の写真がピンク色に染まったローズバレーということね。
<Mugio>
 さぁ、次はお楽しみの夕食です!ホテルでの夕食が多いけれど、本日はクズル・ウルマック川の土で作られる陶器で有名なアヴァノスという町の「Haneddan(ハネダン)」というレストランでいただくことになっている。

 <スープ>


 <ジャガイモオムレツ>


 <マス料理>


 <デザート>


<Mugiko>
 早速、料理評論家の誰かさんからご意見を伺いましょうか?
<Mugio>
 「スープは今までで一番!」、「ジャガイモオムレツは食べやすい!」、「魚はグリルまたは油で揚げたものだが、油のにおいがしてダメ!デザートの果物はまったくダメ!、特にスイカはひどい味!」といったところだね。
<Mugiko>
 またしても、世界三大料理が酷評されちゃったわ。


 <これにて本日の記事を終了します。次回は旅行4日目からカッパドキア観光6として3人姉妹の岩やカイマクル地下都市についてお伝えします。>



  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ一周とカッパドキアの旅<カッパドキア観光4>

2019年01月24日 | 旅行記
 今日は旅行3日目のカッパドキアでの昼食の模様からお伝えします。

 ◆ カッパドキア観光4(昼食、洞窟の民家、ゼルヴェの谷)

<Mugiko>
 レストランには12時20分頃着いたけれど、カッパドキアらしい洞窟のレストランだったから驚いたわ。
 そして、レストランの庭には花梨の実がぶら下がっていたり、赤い鶏頭の花が咲いているなど気持ちが和らぐ雰囲気になっていたわ。
<Mugio>

 <洞窟レストラン>


 <黄色い実をつけるカリン>


 <鶏頭の花>


<Mugio>
 君が言うように気持ちが和らぐレストランだね。
 これで、味が良ければいうことなし!だけれど・・・
<Mugiko>
 「おいしくない!」といいそうだけれど、メインディッシュは、カッパドキアの郷土料理テスティ・ケバブだというから美味しいと思うわ。
<Mugio>
 ところで、この場でツアー参加者の自己紹介があるそうだから、我が家を代表して君が紹介してくれないか?
<Mugiko>
 あら!そんなことをしたら、いいたくて「ウズウズ」している誰かさんに悪いわ。

 <サラダ>


 <スープ>


 <煮物>


 <春巻き?>


 <デザート>


<Mugio>
 メインのテスティ・ケバブは、壺に野菜と肉を入れて蒸し焼きにした料理だということだけれど、中身が見えないね。

 <テスティ・ケバブ>


<Mugiko>
 あら!珍しく悪口を言わないの?三重県と新潟県から参加したご夫婦が「今までで一番美味しい!」とコメントしていたからかしら?
<Mugio>
 僕は、トルコ料理の良さが分からないのかも知れないね。今までも感じたけれど、トルコ料理は見た目は美しいが、日本人好みの「うまみ」が感じられないんだ。ちなみに、この昼食を評価すると、全部が「普通」か「まあまあ」なのさ。
<Mugiko>
 そうなの!?ところで、午後からは、今でも伝統的な洞窟スタイルの家に暮らす人々の民家を訪問するそうよ。

 <訪問した洞窟の民家>


 <民家の部屋>


<Mugio>
 訪問した民家は、ご覧のように大きな岩をくりぬいた家で、中は天井が低く、暗い感じはしたが、夏涼しく冬暖かいなど良い面がたくさんあるという印象を受けたね。
 ここの滞在時間は、ほんの30分ぐらいだったけれど、日本では考えられない生活スタイルだったので驚いたわ。
 次は、キノコのような岩山が林立する「ゼルヴェの谷」を見学するそうよ。
<Mugio>
 ゼルヴェの谷には、民家から10分足らずで到着しました。
 ところで、地球の歩き方によれば、ギョレメという町には、午前中訪れたギョレメ野外博物館のほか、「ギョレメの谷では、巨大なベリ・パシャ(妖精の煙突)が見られる。」また、「ギョレメからアヴェノス(カッパドキアの町)への道脇にフレスコ画の美しい岩窟教会が残るチャウンシン、その先にシメジ茸のような奇岩があるパシャバー、ゼルヴェ野外博物館、ユルギャップの途中にはクズル・チャクルなどの見どころがある。」と説明しているが、どうも理解しがたいな。
<Mugiko>
 何が理解しがたいの?
<Mugio>
 疑問の第一は、「ギョレメの谷では、巨大なベリ・パシャ(妖精の煙突)が見られる。」という説明は、どこを指しているのか?ということだね。
 疑問の第二は、「ゼルヴェ」とは、ゼルヴェ野外博物館のことなのか、それとも、シメジ茸のような奇岩があるパシャバーなのか、両者を含めるのかというものだね。

 <パシャバーの駐車場>


 <シメジ茸のような奇岩>


<Mugiko>
 疑問に答える前に私の感想を言わせてね。
 あなたは「シメジ茸」といったけれど、私は、「シメジ」というより「エリンギ」という感じで、この景色がカッパドキアの中で最も印象に残ったわ。
 疑問の第一に対する私の答えは、インターネットの情報で「パシャバー地区のゼルヴェの谷には、有名なキノコ岩が立ち並び、煙突の形に似ているこれらの岩の中に妖精が住んでいるという言い伝えから「妖精の煙突」といわれている。」という説明を見たからだと思うけれど・・・。
 「パシャバー地区のゼルヴェの谷」は、ギョレメという大きな谷の中にあるということではありませんか?
<Mugio>
 なろほどね。
 そうだとすると、第二の疑問の答えも、ゼルヴェ野外博物館とパシャバーの両者を含めて「ゼルヴェ」だと理解して良いということかな?

 <シメジ茸というよりは?>


 <キノコ岩の数々>


 <シメジ茸のような岩山>


<Mugiko>
 そのようね。だから、キノコのような岩があるところ(パシャバー地区)の奥に入っていくと、ブドウの教会、鹿の教会と呼ばれる岩窟教会があり、そこには、ハト、魚、クジャクなどといったフレスコ画が描かれているそうね。
 この場所が9世紀から13世紀にキリスト教徒が定住した峡谷だというゼルヴェ野外博物館ではないかしら?
<Mugio>
僕たちは、残念ながら訪問できなかったけれど、パシャバー地区は、カッパドキアを代表する最も典型的なキノコ岩が見られるところだから、ここを見学できれば大満足だね。
<Mugiko>
 そうね。でも、ここに滞在した時間が30分足らずだったので、もう少しゆっくりしたかった!わね。
 ところで、この「ニョキニョキ」と何本も立っているキノコ岩だけれど、キノコの笠のような上部の黒い部分が堅い玄武岩、下部の白い部分が柔らかい擬灰岩でできているので、浸食のスピードが違うため、このようなキノコ岩ができたそうね。
<Mugio>
 この後は、絨毯屋さんに行くことになっているけれど、お土産は勘弁したいところだね。


 <以上で本日の記事は終了です。次回は、カッパドキア観光5として絨毯屋の見学、ラクダ岩、ローズバレーなどについてお伝えします。>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ一周とカッパドキアの旅<カッパドキア観光3>

2019年01月22日 | 旅行記
 ◆ カッパドキア観光3

<Mugiko>
 この教会(サンダルの教会)のフレスコ画は、損傷が激しいということだけれど、サンダルという名前は「床に刻まれた足型」が由来だというから面白いわね。
<Mugio>
 名残惜しいけれど、これでギョレメ野外博物館の見学が終了です。

 <サンダル教会の想像図>


 <帰途に見えた聖バジル教会>


<Mugio>
 次はギョレメの谷が一望できる「展望台」に向かうそうだ。展望台にはトルコのアイスクリーム「ドンドルマ」が味見できるそうだから楽しみだね。

 <途中にラクダの光景が!>


<Mugiko>
 展望台に着く前にラクダに乗りたかった?
<Mugio>
 どこからが展望台なのか分からないけれど、道路沿いの低いところにラクダがいる面白い光景が広がっていたので、撮影しちゃったよ。
<Mugiko>
 などとおしゃべりしている間に展望台に到着したみたいね。
 展望台からの眺めは、360度見渡す限り奇岩の連続といった感じね。
<Mugio>
 カッパドキアには似たような風景が多く、後で写真を整理したときにどこを撮影したものか分からなくなってしまいそうで不安だよ。

 <展望台からギョレメの谷を望む>


<Mugiko>
 「果てしなく広がる大地」という表現がピッタリのような光景だけれど、キノコのような不思議な形の岩が連なる光景は見たことがないわ。
 手前の岩の先には建物が見えていて、左奥には台形のような山が見えているわ。
<Mugio>
 この台形のような山の手前は谷になっていて、この周辺の谷のことを「ローズバレー」と呼んでいるそうだ。
<Mugiko>
 私たちも夕刻にローズバレーに行く予定ね。どんな赤の光景が見られるのか?本当に楽しみだわ。
 ところで、展望台には多くの店があって、その中に伸びるアイスクリーム、ドンドルマを販売している店があったので、美味しくいただいたけれど、まさか私が頬張っている写真を公開するつもり!
<Mugio>
 ばれたか!君が大きく口を開けた写真があるけれど、止めておくよ。

 <ラクダとウチヒサル>


<Mugiko>
 写真の話になったので、気になっていることを聞くわね。「展望台」とか「ウチヒサル」という言葉が出てくるけれど、同じ場所なの?
<Mugio>
 それが分からないのさ。僕の想像では、ギョレメの谷を見渡せる場所として「展望台」が用意されていて、ウチヒサルは、展望台から見るとネヴェシェヒルという町の方向にあるという感じかな?
<Mugiko>
 つまり、ウチヒサルは、展望台から見ると、ギョレメの谷の反対方向にあるということかしら?
 ウチヒサルの特徴としては、ラクダが映っている先の岩山だと思うけれど、別の角度からは土産物店とその背後の「とんがり棒」のような岩屋が連なる光景があるはずだわ・・・。

 <ウチヒサルと土産物店>


 <道路の下には素朴な刺繍の店も>


<Mugio>
 こういう店を見ると、そちらに気持ちが引っ張られてしまわないかい?
<Mugiko>
 まぁ、否定はしないけれど、きちんと勉強もしていますよ。
 ウチヒサルは、カッパドキアで最も高いところにある村で、その中央に聳える大きな岩の要塞が村のシンボルになっているそうよ。
<Mugiko>
 なるほど、勉強しているね。でも、ラクダがいない正面から撮影した写真を載せてレポートしたいところだったね。
<Mugiko>
 ウチヒサルの要塞の頂上からは、360度のパノラマが一望できるということだけれど、私たちは、岩山には行かなかったのよ。
<Mugio>
 ウチヒサルとは、トルコ語で「3つの要塞」という意味で、周囲には岩をくりぬいた住居があり、現在も使われているそうだね。

 <ウチヒサルのシンボル岩>


<Mugiko>
 この写真は分からないけれど、岩の上部には、鳩ノ巣の出入り口になっている小さな穴があり、その鳩の糞を谷底に広がるブドウやアンズ畑の肥やしにしているそうね。
<Mugio> さて、ウチヒサルと鳩の糞談義は、このくらいにして、この後はギョレメの谷の中央にある洞窟レストラン「Hanodasi」で昼食だよ。


 <以上で本日の記事は終了です。次回は「カッパドキア4」として昼食、洞窟の民家などをお伝えします。>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする