mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

旧ユーゴスラビア4カ国の旅<ストンからドブロヴブニクに向かう>

2018年03月26日 | 旅行記
 春を通り越して一気に夏が来るような暖かさですが、こういう時期には体調を崩しがちです。皆様、どうぞご自愛くださいませ。

 さて、旧ユーゴスラビアの旅もコルチュラ島散策が終わって、島に行くときに通過した街ストアンによってから、この旅で最も見学したかったドブロヴブニクに向かいます。


<Mugiko>
 カーフェリーを降りてバスでベレシャツ半島を通ってドブロヴブニクに向かうことになっているけれど、半島の付け根にある塩田と城壁の街ストンでトイレ休憩をとりました。
<Mugio>
 コルチュラ島に行くときに通過した街だから微かに記憶があるけれど、この城壁は、イギリスのハドリヌス城壁に次ぐヨーロッパ第2の長さを誇るものだという話だね。

 <ストンの城壁>


 <駐車場の様子>


<Mugiko>
 たいしたものね。ところで、名物の塩を買いたかったわ。
<Mugio>
 仕方ないさ。ストンからドブロヴブニクまでは、おおよそ50㎞はありそうだから、ゆっくりできなんだよ。

 <ストンのポスター>


<Mugiko>
 これは何を表したポスターなの?もしかしたら塩田の宣伝かしら?
<Mugio>
 それがよく分からないのさ。塩田のようなものが大きく写っているポスターだけれど、青色の「200M→」の意味は何だろうか?
 また、その上の文字「STON CROATIA」は、「ストン・クロアチア」を表していると思うが、右上の文字「LESOLINE」と「LASALINA」は、どういう意味なんだろうか?
 さて、ドブロヴブニクに着いたら、MAESTSOというレストランで昼食をいただくことになっているが、ストンからドブロヴブニクまでの海沿いの景色なんぞをご覧いただきましょう。
<Mugko>
 あら!気取っているわね。ところで、ストンから本土のアドリア海沿岸沿いの道路を右方向に曲がった時に「ああ!そうか!」と感じたわ。
<Mugio>
 何が「ああ、そうか!」なのか分からないけれど、方向音痴の君のことだから、交差する道路を左方向に曲がると思った、ということなんだろう。でも、僕も旅情もあったのか「ここまで来たのか!?」という感慨があふれてきたよ。

 <ストン、ドブロヴブニク間の光景>


 <同じく>


<Mugiko>
 茶化さないで!それにしても、アドリア海沿いには美しい光景が広がっているわね。
 でも、ドブロヴブニクに到着すると、こういうロマンチックな光景ではなく、「食べ物」という泥臭いものが待っているのでしょう。
<Mugio>
 まぁ、そういいなさんな!自然を見ていても腹は膨らまないよ。

 <レストランMAESTSO>


 <レストラン前の光景>


 <いただいたメイン料理>


 <野菜>


 <デザート>


<Mugiko>
 食事以外に景色が写っているけれど、レストランの前には、このように美しいドブロヴブニクの光景が広がっていた!といいたいのね。
<Mugio>
 レストランに到着した時刻は13時ちょうどぐらいだったね。料理のメインディッシュは「グリルチキン」で、前菜の野菜やデザートもついていた。味の方は、野菜が「◎」、肉が「〇」といったところかな。
<Mugiko>
 食後は、現地ガイドのマティサさんの案内でプロチェ門から世界遺産になっているドブロヴブニク観光だわね。
 ああ、そういえば、コルチュラ島散策の時にはアンドレアさんにおせわになったわね。ありがたいことね。
<Mugio>
 ドブロヴブニクは、”アドリア海の真珠”と称えられるほど美しいところで、クロアチア観光のハイライトになっていると思うよ。
 何がそんなに美しいのか?といえば、高く重厚な城壁に囲まれた中のオレンジ一色の屋根が連なる市街地があまりにも素晴らしいので、「絵になる光景」だと言われているんだ。
 でも、ドブロヴブニクは、幾度も大きな被害を受けてきた歴史があるが、それについては、街歩きを楽しみながら勉強したいね。

 <あまりに美しいので思わず「ぱちり」と撮影した光景>


 <同じくレストラン前にて>


<Mugiko>
 この写真がプロチェ門?
<Mugio>
 そう思うよね。ところが、違うんだ!レストランから出たら、あまりにも美しい光景が広がっていたので、思わず、「ぱちり」と撮影してしまった、ということさ。

 <プロチェ門>


 <門を入ったところ>


 <船は浮かぶドブロヴブニク港>


<Mugio>
 こちらがプロチェ門さ。この門は、方角的には北東(陸側)にあり、レストランとは道路を挟んで反対側にある、という感じかな?
 門の正面は写真のように、海や右側のレヴェリンという大きな要塞が見えている。
<Muiko>
 分かったわ。美しい光景が広がっているので、言葉よりも写真で見ていただく方が臨場感があると思うけれど・・・・



 <以上、本日はドブロヴブニクに入場したところまでをお伝えしました。次回は、ドブロヴブニク散策です。それではこれにて失礼します。>

旧ユーゴスラビア4カ国の旅<コルチュラ島散策2>

2018年03月23日 | 旅行記
 ホームページに海外の位置などを示すためにグーグルマップを貼り付けていますが、「スクリプトエラーが発生しました。」という表示が出て貼り付けができなくなってしまいました。
 ネットでいろいろ調べたのですが、その解決法が見つかりませんでした。なんでも、「Google Maps APIのキーを取得する必要がある。」というので、説明文などを読んで何度もグーグルのページを開いて試したのですが、うまくいきません。
 仕方がないので、ヤフーの地図で代用することにして手続きをした。こちらも、簡単な手続きが必要でしたが、なんとか解決しました。
 ということで、これから、「mugifumi夫婦の海外旅行」のどこのページでグーグル地図を使っているのか調べなければなりませんが、なんとか手続きをしたいと考えています。
 

 さて、旧ユーゴスラビア4カ国の旅ですが、今日はコルチュラ島散策の続きをお伝えします。

<Mugiko> 
 聖マルコ大聖堂は、街のランドマーク的な存在になっているのね。15世紀に建てられ、イタリア人やコルチュラ島出身の石工による装飾が施されているので、「楽しむように見学すると良いことが待っている。」そうよ?
<Mugio>
 まぁ、そんなことはないと思うが、ファサードのバラ窓や切り妻部分、正面入り口のライオンの像、アダムとイブ像などが見所だという話だね。
 ということもあり、建物全体を撮影できる場所もないので、隣の宝物館と大聖堂の入り口をご覧いただきましょう。

 ≪大聖堂手前の宝物館≫


 ≪大聖堂の入り口≫


<Mugiko>
 宝物館は、私たちは見学しなかったけれど大聖堂のコレクションを公開しているそうね。
 ところで、上の写真にはライオンの像、アダムとイブの像が写っているの?
<Mugio>
 大丈夫です。ライオンは左右にあり、右側のライオンが左を向いて吠えている?のが確認できます。
 また、ライオンの下の左側にイブ、右側にアダムの像があります。
<Mugiko>
 次は、あのマルコ・ポーロの生家がある塔の見学ね。でも、その前に網の目のように配置された細長い小道が特徴のコルチュラ旧市街の様子と大聖堂の遠景を見てもらいましょうか。

 <メインの通りから左右に走る小道>


 <大聖堂の遠景>


<Mugio> 
 北の門から真っ直ぐ続く路地の両側に大聖堂や博物館、宝物館などの見所が集まっていますが、この路地は旧市街のメイン通りのようになっています。そして、そこから左右に海に向かって走る階段状の路地がいくつもあります。
<Mugiko>
 上の写真は、階段状にはなっていないけれど、バカに丁寧な言い方になったわね。
 マルコポーロの塔は、そのメイン通りの大聖堂の先の右側(東方向)の路地にある!と言いたい訳ね。
<Mugio>
 ところで、左右の小さな路地がカーブしていたり、互いに少しずれているのは、海からの風を和らげるためだ!というから驚きだよ。

 <マルコ・ポーロの生家>


 <マルコ・ポーロの生家から海側へ>


<Mugio>
 マルコ・ポーロの生家は、先ほど君が言った路地を入ってすぐのところにあり、写真では人の頭があるので、分かりづらいが、緑のドアの横に赤の布きれのようなものがあり、その真上にマルコ・ポーロのレリーフがついているのが分かるだろう。
<Mugiko>
 赤い生地には、確かに「マルコ・ポーロ」と表示されていたわ。この部分は、路地をアーチ状に跨いでおり、ここをくぐると下の写真のように東側に海方向に向かう階段状の路地になっていたね。
<Mugio>
 ここからフリータイムだけれど、ほかに見るべきものとしては、東側の聖全徒教会などがあるらしいね。でも、あまり時間もないし、疲れたので、広場に戻って縁石のような場所に座り込んでしまったね。
<Mugiko>
 それにしても、海側に備えてあった大砲は異様だったわね。

 <大きな大砲>


 <ああ、疲れたな!>


<Mugio>
 さぁ、フェリーに乗ってオレビッチ港に戻るので急がないと・・・・

 <乗船したフェリー>


 <さようなら!コルチュラ島>


<Mugiko>
 フェリーでオレビッチについたら、バスでこの旅のハイライトの一つであるドブロヴニクに向かうことになっているので、とても楽しみだわ。



 <これにて、コルチュラ島の散策は終了です。この続きは次回お伝えします。ではまたお会いしましょう!>

旧ユーゴスラビア4カ国の旅<コルチュラ島散策>

2018年03月11日 | 旅行記
 財務省による公文書の書き換え問題やアメリカと北朝鮮の首脳会談など世の中が騒がしくなってきましたが、大きく時代が動く時を迎えているのでしょうか?
 そんなときにも、小生は、午前中ジャガイモの植え付けに行ってきました。去年より2週間以上早い植え付けですが、大きく育ってくれることを願っています。
 これで当分畑仕事はなさそうですが、去年の作物の残骸(サツマイモの葉などの枯れ葉)を始末(野焼き)する必要がありますので、なかなか解放されそうにありません。

 さて、しばらくご無沙汰していました旧ユーゴスラビアの旅ですが、本日は、コルチュラ島散策をお伝えします。

<Mugiko>
 島の散策の前に朝食でしょう?いつもだと「コルチュラ島の朝」とか言っちゃってホテルの「よいところ」、「悪いところ」を勝手に評価するはずですが・・・
 私たちの部屋の404号室の様子は?
<Mugio>
 今日は旅行5日目で、こちらの時間になれてきて余裕が出てきたのか?久しぶりに出発目の予定を申し上げます。
<Mugiko>
 なんだかバカによそよそしくなったわね。
 歩いてコルチュラ島散策の出発時刻が8時30分ね。それまでにモーニングコールが6時30分にあって、朝食が7時00分、荷物搬出が7時45分になっているはずよ。

 <多彩な朝食メニュー>


<Mugio>
 今日も清々しい朝だから朝食が美味しい!とか不味い!とか言うのは、憚れるな。
<Mugiko>
 味の方はともかく、これだけの種類と量があれば文句なし!じゃないの?
 それにしても、食べ過ぎじゃない!
<Mugio>
 さぁ、急がないと!どこかの旅行社のように出発が9時00分で、コルチュラ島散策の時間も半日などという「ゆったり」した日程にはなっていないからね。
<Mugiko>
 でも、オレビッチへ戻るため9時30分にフェリーに乗ることになっているから、忙しくても仕方ないんじゃないの?

 <コルチュラ島の案内看板>


<Mugio>
 ホテルマルコポーロは、地図では島の頭のような部分(旧市街)の左上にあるので、ビーチ沿いに歩くことになるね。
<Mugiko>
 そうね。どのくらいの距離なのか分からないけれど、見知らぬところを歩くこと自体がとても楽しいわ。
 ここを歩いていると、やがて、旧市街の入り口、トミスラヴ広場が見えてきたわ。
 ところで、なぜ、このような島を訪問したのかというと、島と同じ名前のコルチュラという街は、古代から中世にかけて多くの歴史があり、その歴史的建造物で埋め尽くされているという話ね。
<Mugio>
 そうなのか!旧市街は、全長が200mにも満たない!などと聞いたが、見所としては、まず、トミスラヴ広場で、銀行や郵便局、電話局、スーパーマーケットなどがこの広場に集中しているそうだ。

 <広場の北にある旧市街への門>


<Mugiko>
 椰子の木の左に見える階段を上っていくのね。
<Mugio>
 そうだね。この門を入り、まっすぐ進むと旧市街の中心、聖マルコ広場がある。この広場には、聖マルコ大聖堂やコルチュラ博物館が建ち、マルコ・ポールの塔もすぐそばにあるということだ。

 <トミスラヴ広場方向>


 <北の門に上ったところ>


<Mugiko>
 ということは、上の写真は聖マルコ広場なのね!
<Mugio>
 そう思うよね。でも、違うのさ。門に入る階段を上ったところから撮影したトミスラヴ広場方向の光景なんだ。
<Mugiko>
 まったく天の邪鬼で困った人ね。でも、そのお陰で地元の子供たちが豆粒のように写っていたり、下の写真に海の香りが漂っていて、もしかしたら私たちが宿泊したホテルマルコポーロがみえたり・・・
<Mugio>
 見えないよ!

<聖マルコ広場>


<Mugio>
 上の写真が聖マルコ広場さ。
 奥の正面に見えるとんがり屋根は、聖マルコ大聖堂だね。
<Mugko>
 左手を出して説明しているようなポーズをしているのは、あなた?
<Mugio>
 そんなわけないだろう!
 説明している建物は、広場の左側にあるコルチュラ島博物館だと思うね。
 16世紀建造のルネサンス様式の宮殿を博物館として使っていることだね。
<Mugiko>
 写っていないのによく言うわね。ところで、次は聖マルコ大聖堂ね。
<Mugio>
 そう急ぎなさんな!天の邪鬼の僕が真っ直ぐ行くわけがないだろう。
<Mugiko>
 何を見せてくれるの?
<Mugio>
 それが自分でも訳が分からなくなってきたのさ。
 聖マルコ大聖堂の前に、というより隣に宝物館があるが、悩みの原因は、その手前の左側に建っていた教会のような建物の正体さ。

 <Crkza Gospojine>


<Mugiko>
 横文字などという難しい表示をつけたわね。
 これじゃ、何のことだか分からないわ。 
 それに、横文字の建物は右側ではなく、左奥に見える二つの鐘がついている建物のことかしら?
<Mugio>
 そうなのさ。帰国してからこの建物の正体を調べたけれど、分からなかったのさ。
 仕方がないので、掲載をやめようとしたけれど、念のために再チャレンジしたら、写真付きで「全聖徒教会」だというページが見つかったよ。
<Mugiko>
 それじゃ、一安心ね。早速、聖マルコ大聖堂の方に話を進めましょう。
<Mugio>
 おっと、どっこい、そうはいかないのさ。全聖徒教会は、旧市街の東南端にあるので、中心部の聖マルコ広場付近で撮影できるはずがないんだ!
<Mugiko>
 困ったわね。よく分からないので、横文字で誤魔化したという訳ね。
<Mugio>
 ああ、その通りだけれど、断定はできないが、この教会は「聖誕教会」という意味らしいよ。
 ところで、ここで、「くるり」と入り口の門を振り返った写真を見ていただこうか。

 <入り口の門のヴェリキ・レヴェリン塔>


 <聖マルコ大聖堂が見えてきた>


<Mugiko>
 旧市街の入り口になっている門がある建物は、「ヴェリキ・レヴェリン塔」というのね。
 さぁ、今度こそは、聖マルコ大聖堂ね。


  <ということで、ちょっと長かったのですが、この辺で本日の記事は終了します。ではまた!>