mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

旧ユーゴスラビア4か国の旅<ボストイナ鍾乳洞>

2017年12月30日 | 旅行記
 ◆ スロヴェニア基本情報

<Mugiko>
 ところで、何だか分からないけれど急いだためか肝心なことを忘れているみたいね。
<Mugio>
 そうだね。僕も気がついたことだけれど、スロヴェニアという国の知識がまったくないのは、恥ずかしいことだと思うネ。
<Mugiko>
 国旗の白、青、赤はスラブの3色で、最高峰トリグラフ山と3つの星が描かれた紋章が左上についてるのね。

 <スロヴェニアの国旗>


<Mugio>
 添乗員のAさんのメモによれば、正式な国名は「スロヴェニア共和国」、面積2万256㎢(四国とほぼ同面積)、人口約206万人、首都リュブリャーナ、公用語スロヴェニア語、宗教ローマカトリック、通貨ユーロとなっている。
<Mugiko>
 とても良い勉強になったわ。首都の名前さえ知らなかったわ。
 このほかに観光客にとって参考になると思われることを申し上げます。
 まず、水だけれど、この国の水も硬水だから日本人はペットボトルの水を飲んだ方が良さそうね。
 次に、気候だけれど、降水量は東京の方が少し多く、また、気温は平均最低気温でリュブリャーナの方が年間を通して5℃以上低いから、冬に訪れるときには厚手の服が必要だわね。
 また、カメラなどに充電する場合の電源だけれど、電圧が230ボルト、周波数50ヘルツとなっていて、これに対応しているカメラの充電器(バッテリー)であれば、日本の電圧100ボルトへの変換機は必要ないわね。ただし、コンセントはC型だから変換プラグが必要ね。

 ◆ ボストイナ鍾乳洞

<Mugio>
 ボストイナ鍾乳洞に到着した時刻は、15時30分ぐらいだったからブレッド湖から1時間強といったところかな。
<Mugiko>
 あなたにしては、真面目に話をしているわね。私には、あなたのメモの方が臨場感があって面白いと思うので、記事にしておくわね。

<Mugifumiメモ①>
 バスから降りてAさんの後を追うように全員が歩く。進行方向の左側が低くなっていて樹木が茂っている中に川が見える。
 そのまましばらく行くと、「ザーザー」という水の音が大きくなる。どうやら水車があるようで、その方向に橋があり、そこを渡り切ったところで左折する。

 <鍾乳洞入口付近>


 <川を渡って>


<Mugiko>
 地図を見ると、ブレッド湖からは100㎞はありそうね。ところで、スロヴェニアの世界遺産には確かに鍾乳洞が登録されているけれどボストイナという鍾乳洞ではないみたいだわ。
 ボストイナから南西のアドリア海方面に向かうと、シュコツィヤンという長さ5㎞、幅23mの鍾乳洞があり、こちらが世界遺産に登録されているそうね。
<Mugio>
 でも、ボストイナの方がヨーロッパ一大きいので、有名なのかもしれないね。毎年50万人ほどの観光客が訪れているという話だ。
 鍾乳洞内は、ガイド付きのツアーで、まず、トロッコに乗って2㎞ほど走るというから、きっと面白いと思うよ。ただし、日本語のガイドはいないので、英語のグループに入ることにしたそうだ。

<Mugifumiメモ②>
 すると、観光客相手のお土産やがズラリと並んだ通りに出る。しばらく歩いて行くと、右側にボストイナ鍾乳洞の入口と出口があり、多くの観光客が並んでいる。
 出入り口の左側には坂になっている通路があるが、その途中にトイレがあり、ここで入場時間まで時間つぶしをする。


 <通路右側のみやげ物店> 


 <土産物店の展示品>


<Mugio>
 入場するまでに少し時間があったので、トイレに入って、トロッコに余裕を持って乗ることができたね。このトロッコは、大きく曲がったり、スピードがあったりして面白かったね。
 2キロという距離は、「地球の歩き方」という本に書いてある距離だけれど、ウキペディアでは3.7キロとなっている。
<Mugiko>
 どちらでもよいけれど、まるで子供用みたいにはしゃいでいたのは、どちら様でしょうか?
 トロッコ乗車の様子に関するあなたのメモがとても面白かったわ。



 <次はトロッコの様子などですが、執筆の時間が少なくなってきました。本日はこの辺で失礼します。>







旧ユーゴスラビア4か国の旅<ブレッド城からの光景>

2017年12月26日 | 旅行記
 ◆ ブレッド城からの光景

<Mugiko>
 ところで、アルプスの瞳といわれる美しいブレッド湖全体が分かる写真はないの?

 <アルプスの瞳ブレッド湖>


<Mugio>
 全体が見える、ということなら上の写真が最適かな?ちょっと分かりにくいけれど、湖の中央に先ほど観光した島が見えるだろう。また、島以外にも美しい光景が見られるので、撮影して記録に残しておきたいものだね。

 <青空に映える山々や街並>


<Mugiko>
 下手な説明は要らないから静かにこの美しい光景を見守りましょうよ。
<Mugio>
 などと言いながら、「写真の左下に聖マルティヌス教会の尖塔部分が僅かに覗いている。」などと説明したいと顔に描いてあるよ。

 <白雲たなびく・・・・・・>


<Mugiko>
 どこかで聞いたような文句ですが、思わず歌を口ずさみたくなる光景が広がっていました。

 <城壁の見張り用の廊下>


<Mugio>
 帰り際に城壁を見ながら「この上には何があるんだろう?」と思っていたら、城壁を登る階段があったものだから、思い切って登ってみました。昔は、ここから見張りをしていたようです。

 <高い城壁と緑の光景>


<Mugiko>
 帰り際にもう一度ブレッド城を振り返ったのですが、とても素敵なところでした。
 次はヨーロッパ最大の鍾乳洞があるボストイナに向かいました。



 <以上で、アルプスの瞳といわれるブレッド湖からの記事を終了し、次は同じくスロヴェニアにあるボストイナ鍾乳洞です。どんな旅が待っていたのでしょうか?>

旧ユーゴスラビア4か国の旅<ブレッド城見学>

2017年12月25日 | 旅行記
 昨日まで年賀状を作成していました。
 今年は2月に念願のエジプトを訪問しましたので、その象徴ともいうべき「ピラミッド」の写真をつけて言葉を添えてみました。
 内容が知りたい?残念ながら、小生とかみさんの顔がばっちり写っていますので、公開していません。
 年賀状のやり取りが負担になって取りやめる方もいますが、小生は、しばらく続けたいと思っています。

 さて、本題の旧ユーゴスラビア4か国の旅ですが、本日は、「ブレッド城」の見学です。

 ◆ ブレッド城見学

<Mugiko>
 これから昼食ですって!毎日、食べているところばかりで申し訳ない気分よ。
<Mgio>
 でも、レストランまで歩いて見えた街の景色も記憶に残るものだったよ。

 <聖マルティヌス教会>


<Mugiko>
 昼食のレストランMRUKAに行く途中に見えた聖マルティヌス教会だけれど、ブレッド城からは約300mの距離だそうよ!
<Mgio>
 そうだよ!この教会は、ブレッド湖からは城の右下に白い尖塔が見えていたネ。
 さて、レストランでの昼食のメニューは、ミックスサラダ、魚のフライ、ブレッドケーキ、お好みの飲み物だけれども、小生のメモとAさんのメモの内容に異なるところがあり、どうもすっきりしないな。
<Mugiko>
 何がすっきりしないの?
<Mgio>
 それがどういう訳か?僕のメモではレストラン名がAPARTとなっているのさ。そして、括弧書で「アパートマという名の三ツ星レストラン・・・そういえば、アパートのような造りだったな!」としていたんだよ。

 <レストランの入口>


 <ミックスサラダ>


<Mugiko>
 ただの勘違いじゃないの?それよりもメインディッシュの川魚(白身魚?)の揚げ物は「うまい!と感じた。」と自分で評価しているだから文句ないでしょう。
<Mgio>
 確かにその通りだね。それにしても、ブレッドケーキという食べ物は、器の右側に恥ずかしそうに置いてあるけれど、誰かさんのようにヘソが曲がっているんじゃないよね。

 <魚フライとジャガイモ>


 <ブレッドケーキ>


<Mugiko>
 自分のことを言っているの?ご飯を食べたらブレッド城見学よ!
<Mgio>
 確かに冗談を言っている場合じゃないね。

<昼食を終えてブレッド城に到着後>

<Mgio>
 ブレッド城の駐車場に着くと、城を彩る鬱蒼と茂った樹木などの雰囲気に「ここは良いところだな!」と感じたよ。

 <駐車場付近の様子>


<Mugiko>
 このお城は、湖面からの高さが100mの断崖にあるので、ブレッド湖から見ると「うわー!あんなところに!」という表現がピッタリだと思ったわ。
<Mgio>
 ところが、実際に来てみると、それほどでもなかった?
 城の中も面白いかも知れないけでも、何といっても、ここから見えるブレッド湖などの眺めが素晴らしいだ思うね。

 <ブレッド城の壁と門>


<Mugiko>
 そうはいっても、上の写真のように、城の入口は雰囲気があってとても素敵よ。
<Mgio>
 それじゃ、門を潜って見えてきた建物などを紹介しようか。
<Mugiko>
 門を潜ると、すぐにブレッド湖とユリアンアルプスの山々が一望できるようになっていたわ。
<Mgio>
 ここに城を築いたのは、防衛という目的があったと思うけれど、次の写真のような素晴らしい湖と山々が一望できることも理由としてあったんじゃないかね?

 <ブレッド湖の方向を望む>


 <ユリアンアルプスの最高峰?>


<Mugiko>
 たまたまじゃないの?またまた、あなたの珍説?
<Mgio>
 11世紀にブリクソンという司教が造った城だというけれど、最も古い建物が鐘楼(ロマネスク様式)だということだね。

 <これは鐘楼?>


 <礼拝堂と司教の邸宅>


<Mugiko>
 何とか様式といわれても、さっぱり分からないけれど、1階部分は、ロマネスク様式の壁とゴシック様式の棟で囲まれていて、2階部分に礼拝堂と邸宅が建っているという話ね。
<Mgio>
 何とか様式が分からないのによく説明したね。
 礼拝堂と邸宅は、現在、博物館やレストランとして使われているそうだ。


 <次回は「ブレッド城からの光景」をお伝えします。本日のブログはこれにて失礼します。>

旧ユーゴスラビアの4か国の旅<ブレッド湖の写真集>

2017年12月22日 | 旅行記
 ◆ ブレッド湖の写真集

<Mugiko>
 船から降りると、ブレッド湖の光景を十分堪能することができそうね。
 でも、写真の腕前がイマイチだから美しさが半減していないか心配だわ。
<Mugio>
 まぁ、その点はご勘弁いただいて!

 <島の模様>


 <教会の中から見た様子>


 <白い壁が印象的な教会>


 <聖母マリア教会鐘楼>


<Mugiko>
 これらの写真は、マリア教会や島から見えるブレッド湖などを撮影したものだけれど、私は、現在、「ヴィラ・ブレッド」というホテルになっている元大統領の別荘が気になるのよ。
<Mugio>
 望遠で撮影した!という記憶があるので探してみるよ。

 <中央の崖の上にブレッド城>


 <山と雲、そして緑と青い湖>


 <教会周辺の散策>


 <深い緑の中に湖が>


 <船着き場が見える>


 <教会の周辺を散策する人々>


 <元チトー大統領の別荘>


 <帰りの遊覧船>


<Mugiko>
 少し写りが悪いけれど、元チトー大統領の別荘だった写真があってよかったわ。
 それにしても、ブレッド城が遠くに写っている光景などは、何と表現して良いのか適当な言葉がみつからないくらい美しいものね。
<Mugio>
 これからブレッド城の近くにあるレストランで昼食をいただいて、その後、ブレッド城を見学することになっているよ。


 <レストランでの昼食とブレッド城の様子については、次の機会にお伝えします。それでは、本日はこれにて失礼します。>

旧ユーゴスラビア4か国の旅<グラーツからユリアンアルプスの瞳ブレッド湖へ>

2017年12月20日 | 旅行記
 ◆ グラーツからユリアンアルプスの瞳ブレッド湖へ

<Mugiko>
 目覚ましの時計のためか?興奮していたのか?夕べは良く眠れなかったわね。
<Mugio>
 ああ!そうだね。でも、これから楽しいことが一杯待っていると思うと、気持ちが弾むものだね。
 そうだ!「無事、到着した。」と電話をしておこう。今、6時30分だから日本では19時30分ということだね。
 それにしても、この携帯電話は便利だね。日本の番号とか0を省力するとかを考える必要がないのだから。単に登録してある番号を押すだけで電話が勝手に判断してつないでくれるからね。
<Mugiko>
 機械音痴の二人にはピッタリだわね。お姉さんが出たの?私にも話をさせてね。
<Mugio>
 さて、朝食でも食べに行こうか!?6時30分からホテルのE階だったね。おっと、その前にスーツケースの整理が先か?本当に慌ただしいネ。
<Mugiko>
 仕方がないと思うわ。若い人向きにできているツアーかも知れないから。

 <おいしそうな朝食>


<Mugio>
 レストランに入るのにチケットは必要なかった。
 私たちの席は、グループとして決まっているようだね。
 ご覧のように、ハム、ソーセージ、卵などで、ヨーロッパのホテルは「こんなもの」と割り切っていたためか、味の方は「まあまあ」という感じだったね。
<Mugiko>
 さぁ、急がないと!出発まで1時間もないわ。
<Mugio>
 鍵のカードはフロントに返すことを忘れちゃいけないな。バスも公平を期するためグループ分けしていてAさんがしている席に座るということだよ。
 それでも、席には一人で2席を使える余裕があるから楽ちんだね。
<Mugiko>
 ブレッド湖まで約220㎞ということだけれど、私はバスに揺られていることが苦痛じゃないわ。というより、日本にはない景色が見られて楽しい!といった方が良いくらいね。

 <国境の検問所>


 <高速道のSA>


<Mugio>
 上の写真は、EUに加盟する前に設けられていて、パスポートなどを審査する検問所だと思うけれど、今はフリーパスになっているね。
 また、下の写真は、9時30分くらいに撮影したサービスエリアで、ここでトイレ休憩です。
<Mugiko>
 何だか、ブレッド湖につく前のつまらない話が長くて申し訳ない気持ちよ。ブレッド湖には何時についたのかしら?
<Mugio>
 SAから約1時間、10時30分過ぎについて、天気にも恵まれて「絵のように美しい」といわれるブレッド湖を十分堪能することができたね。

 <ユリアンアルプスの瞳>


 <ブレッド湖に浮かぶボート>


<Mugiko>
 こうして湖に到着して、まず、湖のボート乗り場に向かったのですが、期待していた以上に美しい湖にびっくりしてしまったわ。
 そして、ガイドのピザルカさんが待っていて、一緒に手漕ぎボートでブレッド湖の中央にある島に向かいました。
<Mugio>
 最初は、どうしてボートに乗るのかな?と思ったけれど、島に聖マリアという教会(聖母被昇天教会)があるということだね。

 <どなたの別荘?>


 <ボートの帆先>


<Mugiko>
 「どなたの別荘?」は、ボートに乗る前に撮影したものだけれど、旧ユーゴスラビアのチトー大統領の別荘では?
<Mugio>
 違うみたいだね。元大統領の別荘は、現在、ホテルとして使われているそうだ。
 ところで、写真の奥に見える山々は、ユリアンアルプスの最高峰(2864m)トリグラフ山系みたいだね。
 ボートには二艘に分かれて乗って、「ボートの舳先」の奥に見える島に向かいました。
<Mugko>
 ねえ、ねえ!教会には、1534年に建てられたという鐘があって、その鐘には亡くなった夫の蘇生を願っ鐘を湖に投じたけれども、願いは叶えられなかった、という悲しい話が残っているそうよ。
 そして、現代では面白い話になっているのよ。船着き場から教会に行くには99段の石段があって、結婚式を挙げるカップルがこの階段を上るときに新郎は花嫁を抱えて上るそうよ。 また、この鐘を鳴らすと願いが叶う!と伝えられているから私たちも祈願しましょう!
<Mugio>
 君を抱っこするなんて恐ろしいな!俺にはできそうにないよ。

 <ブレッド湖の瞳>


 <教会の階段が!>


<Mugiko>
 船が島に近づくにつれて「きれいな島で素晴らしいな!」と思ったけれど、この島というか教会の由来を知っているの?
<Mugio>
 教会ができたのは、8世紀から9世紀で、17世紀に現在の白い塔を持つバロック様式の教会に改築されたということだね。
 さあ、島の階段を二人で登りたいな!


 <この続きは、教会の様子を多くの写真で掲載する予定です。それではこの辺で失礼します。>