mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ポンペイ、エルコラーノおよびトッレ・アヌンツィアータの遺跡地区

2010年09月30日 | 旅行記

 南イタリアに行ってからどのくらいの時間がたつのでしょうか?

 旅行に行った後に写真や、資料を調べてみますと、観光したところが、とてつもなく素晴らしいところなんだ!とわかります。何を言ってるのか!と皆さんからお叱りを頂戴しそうですが、自覚が足りないようです。

 南イタリアのポンペイの写真や資料をみていましたら、「こんなに凄いところに行ってきたのか!」と自分でも呆れています。

 その反省を込めて、今日はポンペイについてお伝えしたいと思います。

 ポンペイは、皆さんも学校で習ったと思いますが、西暦79年といいますから今から2000年近く前にヴェスビオス火山の大噴火によって、火山灰の下に埋まった商業都市だったそうです。

 また、場所がナポリの南西25㎞といいますから、近くにはカプリ島、ソレント、アマルフィ海岸などの見所が沢山あります。

 ポンペイに行きますと、東西800㍍、南北600㍍の市街地の中で、公共広場のフォロを中心としたところに案内されます。

 そして、印象的なのは、荷車の轍が残る石畳の道が碁盤の目のように規則正しく続いていて、その両側に居酒屋、公衆浴場、パン屋、市場、円形劇場、闘技場、神殿などが建ち並んでいることです。

 しかも、驚くことに、上下水道まで整備されていましたので、今と変わらない生活をしていたことになります。

 特に、アポロの神殿、ヴェッティ邸(列柱、華麗な中庭など)、悲劇詩人の家(犬のモザイク)などが見所ということです。しかし、小生は、説明を受けているときは「ふん、ふん」などとわかったふりをしていましたが、見た場所が多くて名所を特定できない、というのが正直なところです。

 また、建物だけではなく、犠牲となった住民も息絶える瞬間そのままの姿で残っており、その数、1000体と世界遺産の本にはでています。

 なぜ、息絶える瞬間そのままの姿が残っているかといいますと、「固く締まった火山灰に覆われた後、肉体が朽ちてできあがった空洞に石膏を流し込み、人の形を、亡くなった状態のままに再現したもの」だからです。

 でも、金網のネットで覆われた場所に、当時の小物道具などとともに人の形をした白い石膏人形のようなものが横たわっていましたが、本の説明のような「子をかばう母親」とか「かばいあう恋人」、「家族を励ます父親と一家」、「座り込む男」などの涙を誘うものばかり、というものは残念ながら見あたりませんでした。

 事前に勉強して現地で説明した方に聞いてみたかったものです。

 さて、ポンペイは、世界文化遺産に登録(97年)されていますが、正式には「ポンペイ、エルコラーノおよびトッレ・アヌンツィアータの遺跡地区」となっているようです。

 エルコラーノは、ポンペイの西15㎞にあり、港があるローマ貴族の別荘地、高級リゾートとして栄えた街で、ポンペイと同じくヴェスビオス火山の噴火で埋もれた街です。

 井戸掘りに農夫が発見した海沿いの瀟洒な街で、保存状態が良く、モザイクとフレスコ画が印象的な「鹿の家」などがあるそうです。

 トッレ・アヌンツィアータも、同じく大噴火で埋まった悲運の街だそうです。ここは、ポンペイの西2、5㎞にあるネル帝の后ポッパエアの別荘があるそうです。

 私たちのツアーでは、ポンペイのみ、しかも。ポンペイも半分しか見学していないのです。もったいない話ですね。

 週間世界遺産(講談社)を見ますと、エルコラーノのモザイク絵や、トッレ・アヌンツィアータのフレスコ絵が色鮮やかで、ここにも是非、行ってみたいものだと思いました。

 

 


スペインの旅行記を始めました!

2010年09月29日 | 旅行記

 今日は久しぶりにお天気がよいこともあって、スポーツジムを「ズル休み」して畑作業をしてきました。

 かみさんと1週間ほど前に植えた大根や水菜、こかぶは、順調に芽を出してくれていました。一安心ですが、芽が出ていないところもあり、タネを補植してきました。

 秋と言えば、白菜という言葉を思い出しますが、今年は白菜を植えないつもりです。

 どうしてなのかわかりませんが、かみさんが反対するのです。

 白菜といえば、三郷市にある事務所に勤めていた一年半前頃、地元のおばさん(失礼!)から「山東菜という野菜が白菜より美味しい!」という話を聞きました。三郷の畑で「山東菜」を見たことがあるのですが、白菜のように丸くなるのではなく、黄色い葉っぱが「ふっわ」と伸びる感じの野菜で、これを漬け物にすると美味しいというのです。

 「山東菜」と勝手に漢字をあてはめていますが、まさか「三等菜」ではありませんよね?

 ところで、本日の作業ですが、親戚から「ブロッコリー」の苗をいただきましたので、植え付けてきました。まるで、モヤシのような細い苗で「これで育つのかな?」と思ったのですが、たっぷり肥やしを与えてきましたので、大丈夫だと思います。

 ブロッコリーは、便利な野菜で春に黄色い花が咲くまで何回もいただくことができます。

 次の作業は、秋茄の整理、サツマイモの収穫(今年はダメ?)と整理、ピーナッツの収穫、タマネギの植え付け、大豆の収穫(今年はデキが悪そう!)が待っていますので、まだまだ忙しいものです。

 また、すでに植え付けたラッキョウやニンニク、ジャガイモ(秋ジャガ)は、まだ芽が出てきていませんが、ニンニクは、今年の成績が極端に悪かったものですから、「来年こそは!」と種選びや肥料やりに一工夫したいと思っています。

 畑の話が長くなってしまいましたが、今日のタイトル「スペインの旅行記を始めました!」ですが、まだ、ほんの3ページ(バルセロナ到着)ができあがったところです。これから日程表のメモなどを頼りに懸命に作業を進めますので、期待しないでお待ちください。

 なお、3ページまでの原稿はできていますが、未公開にしてあります。全体のバランスなどを見て、問題がなければHPに掲載したいと考えています。

 内容が知りたい?今までの旅行記とまったく同じスタイルですが、一部を紹介します。

『皆さん、こんにちは!mugifumiです。

 クロアチアなど旧ユーゴスラビアの国々は、「ヨーロッパの火薬庫」などといわれており    ましたので、私たちには縁のない遠い存在だと思っていました。

 ところが、2008年12月から2009年1月にかけて旅した阪急交通さんの「とっておき南イタリア・シチリア島の旅8日間」で添乗員のSさんから「クロアチアは良いですよ。」という話や、また、一緒にこのツアーに参加されていた愉快なオジサン(失礼!)からヌーディストの島の話を聞いていましたので、「戦争で恐い!」というイメージが消えて、訪問してみたい国になっていました。』

 おっと!これは、クロアチアなど4カ国周遊の旅の話で、スペインではありませんね。

 スペインは、「情熱の国スペイン8日間」という名前のツアーで、JTB旅物語さんにお世話になりました。

 先ほど申し上げたように3ページまで原稿ができたのですが、最初の挨拶文の部分が不出来で「なんとかならないか!」と見直したいのです。

 でも、旅行記は、中国の雲南省(編集途中)、スペイン、南イタリア(まったく手つかず)、クロアチアなど旧ユーゴスラビア(先ほど書いた下手な最初の挨拶文を編集中)の4本をこれから仕上げなければならず、時間が足りませんので、多少、不出来でもそのまま行っちゃおうかとも考えています。

 『こんにちは!mugifumiです。

 スペインは、ヨーロッパに長く住んでいた方や旅行の先輩の話を総合しますと、イタリアと並んで日本人には楽しく愉快な観光ができる国だと聞いています。

 そのため小生は、スペインに「行きたくて行きたくて!」心がうずくように期待していた旅でした。

 皆さんは、レコンキスタという言葉をご存じだと思います。

 そして、あのアルファンブラ宮殿もご存じだと思います。

 何が楽しく愉快なのか?それが問題ですが、食事・・・』

 という「情熱の国スペイン8日間」旅行の挨拶文ですが、感じがでているでしょうか?

 もう少し、頭を軟らかく、そして、文章をわかりやすく整理しろ!ごもっともですが・・・。


中国にスポーツジム、食べ物談義:まさに日誌!

2010年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 最近の中国のニュースを聞いていると、不愉快でならない。

 中国の圧力に屈したかのように船長を釈放したのも釈然としない。

 日本は、法治国家のはずである。検察が政治的判断して良いのか?とも思ってしまう。

 中国がこうもこの問題にこだわる理由は何のか?民主党も自民党も政治家は、中国のネライが何なのか的確に判断して欲しいものである。

 尖閣諸島を餌にして、両国のナショナリズムを高め、戦争の準備でも始めようとしているのであろうか?

 それほど、中国の内政問題である貧富の格差問題が大きくなったため、愛国という名のもとに人民の目を外に向けさせて誤魔化しているのかも知れないし、併せて軍事力を強化して周辺諸国やアメリカに圧力をかけようとしているのかも知れない。

 などと外交の専門家や評論家みたいなことを言ってますが、これらは、小生の勝手な推測です。

 さて、こうも中国の政府がうるさくなってきますと、中国の九寨溝・黄龍の旅や、かみさんが行きたいと言っている敦煌などの旅は、残念ですが、当分、様子見をしたほうが良さそうです。

 ところで、このところ、スポーツジムに毎日のように行って、身体を鍛えていますが、その効果は、今のところ、体重が「ちょっぴり」減ったかな?という感じです。でも、かみさんは、身体が「がっしり」してきた、と嬉しいことを言ってくれます。

 ジムでどんなこと運動しているか?と思うでしょう!本当は、水泳をしたいのですが、小生は、残念ながら「金槌」なのです。

 仕方なしに、最初は「歩くマシーン」で30分歩いて、その後、腹の肉をとるために腹筋を鍛える機械で、腹を前に後ろにと15回くらい曲げる運動を2回しています。

 その後、腕や肩の筋肉を鍛える機械で同じように運動して、一休みしてから階段の昇降運動ができる機械で約30分足腰を鍛えています。

 それが終わりますと、汗をふきながら腰や肩をマッサージする機械でリラックスして、体重と血圧など測って、終了となります。

 8月の初旬からジムに通い始めたのですが、体重や血圧ばかりではなく、血圧検査をして、コレステロールや血糖値などが改善したのかも知りたいものです。

 さて、またまた話が変わりますが、今、ホームページの更新作業をしていて、スペインの下書きを始めました。

 出発日の様子を書いた段階ですが、「こんな感じで良いかな?」と思い、かみさんに原稿を見てもらいました。

 そうしましたら、文才のない小生にしては「まぁまぁ」という評価のようですが、「記憶がはっきりしているクロアチアを先に造るべきだ!」と強く言われてしまいました。

 食べ物のことで、かみさんと論争することがあるのですが、その中身のことを思いだしてしまいまいした。

 論争の中身は実にくだらない話なのですが、例えば、食卓に「にぎり寿司」がでていると思ってください。その「にぎり寿司」の中で、小生は、好きなもの、美味しいもの(マグロの大トロなど)から食べるのか、それとも安いというか平凡な巻物などから先にいただくのかという話です。

 小生は、子どものころの貧乏が影響しているのでしょうか?どうしても美味しくないものから段々美味しいものを食べたい、という習慣がついているのです。

 ところが、かみさんは、美味しいものを「パック」と先に食べて、美味しくないものや嫌いなものを後回しにするそうです。

 「話はわかったが、スペインよりクロアチアの方が美味しかった、ということではないよね!」という皆さんの声が聞こえそうですので、今日はこの辺で失礼します。


世界三大がっかり

2010年09月26日 | 旅行記

 久しぶりに「世界三大あれこれ」を記事にしようとJTB旅物語さんからいただいた冊子をみて、また、このブログの過去の状況、そして、世界三大に関する情報などを調べました。

 その結果、前回までにJTB旅物語さんからいただいた冊子の中から「世界三大仏教遺跡」までをお伝えしていたことがわかりましたので、今日は冊子の次に出てくる「世界三大秘宝」をレポートしようと思います。

 ところで、調べた資料にWikipediaがあるのですが、たいへん愉快な世界三大がありました。

 分類として「建造物・建築物」になっている世界三大が4つ記載されていますが、どんな世界三大だと思いますか?

 最初に出てくるのは「世界三大ゲルバー橋」だそうです。「ゲルバー」とは何でしょうか?

 でも、愉快な世界三大は、この分類ではありませんので、時間ができ時にでもその意味を調べてみたいと思います。

 次は「世界三大図書館」となっていますが、真面目な分類で、愉快とは言えませんね。(アメリカ議会図書館、大英図書館、フランス国立図書館)

 三つ目が愉快なのですが、その前にあまり愉快ではない4つめを紹介します。「世界三大建造物」で、「ピラミッド、万里の長城、阿房宮」となっています。

 さて、世界の建造物・建設物を世界三大として分類する項目は、上記の3つ以外に何があるでしょうか?

 驚きました。なんと、「世界三大がっかり」という分類だからです。

 どうですか?愉快な分類ではないですか!

 問題は、どこ国の何が「ガッカリ」なのかですが、これを売りにしている国の方々、本当に「御免なさい。」と謝りたいところです。でも、小生も同意したい気持が多分にあります。

 一つ目はシンガポールの「マーライオン」です。

 二つ目はデンマークの「人魚姫の像」です。

 三つ目がベルギーの「小便小僧」です。

 この三つのうち、小生が現地で見たものは、「マーライオン」ですが、「がっかり」といわれても仕方ないかも知れませんね。

 また、人魚姫の像は、デンマークのコペンハーゲンにあるようですが、アンデルセン童話の象徴としては、こういう評価をいただいては悲しいところではないでしょうか。

 小便小僧は、世界各地にあるようですが、ここで「がっかり」と評されてしまったのは、ブリュッセルにあるもののようです。

 ところで、Wikipediaでは、この文章の下に「2007年、イギリスで実施された、最もがっかりした観光地(most disappointing tourist spot)」に関する世論調査では、「パリのエッフェル塔、パリのルーブル美術館、ニューヨークのタイムズスクェアの順であった。」と書いています。

 「世界三大がっかり」とされても「そうがっかりしなさんな!」という激励でしょうか?それともイギリス人のものの見方を皮肉っているのでしょうか?

 今日は「世界三大秘宝」を紹介しようと思ったのですが、次の機会に譲りたいと思います。


最近の気になる事件

2010年09月24日 | 社会・経済

 最近、気になる事件といえば、厚生労働省の村木元局長事件のFD書き換え事件と中国の尖閣諸島に関する日本への報復?だと思います。

 大阪地検の主任検事の問題は、「国民に拭いきれない疑惑」を残し、「検察は、事件を捏造するのか!」という大きな不信感を植え付けたのではないでしょうか?

 自ら捜査をし、自ら起訴をするという権限を検察が持っていることに疑問を投げかけることにならないでしょうか?

 国家権力の行使は、権限の行使のために多くの人員と公費という大きなお金を使って行われますので、逮捕された個人の力ではとてもこうした力には対抗できません。もちろん、これが正当に行使されるのであれば、何ら問題ないのですが・・・

 警察、検察などの捜査権を持っている人達には、今回のような「権力の陥りがちな落とし穴」に自らがはまっていないかを自問自答しながら捜査に当たって欲しいと願うばかりです。

 また、中国の問題ですが、中国は日本への対抗措置として、日本のハイテク産業に必要な希少資源の輸出をとめたり、行事や日本への観光を中止したりするなど対抗措置として、いろいろなことをやっています。

 どうして中国は、ここまでして逮捕した中国人の釈放にこだわるのでしょうか?もちろん、それは、尖閣諸島が中国の領土だということを内外にPRしたいがためだと思います。

 でも、従来から日本と中国の主張が異なることは、誰でも知っていることですので、今回のように強い態度に出る理由が理解できません。

 京都大学の中西輝政先生は、アメリカと中国の大人の覇権争いに比べて日本の政治を「子どもの政治」といってましたが、今回の中国の態度は、日本の政治家がどのような大人の対応をするのか試していると言うことでしょうか?

 小生には、中国の対応こそ「あの島が欲しいのに日本がいうこと聞いてくれない!」と泣き叫んで、次々と日本が困ることをやっている「幼い子ども」のような気がしてならないのですが・・・