mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

行く年来る年

2008年12月23日 | インポート

 早いもので今年も残り僅かとなってきました。

 最近は、世の中の動きが早すぎてのんびり屋の小生には、ついていけませんが、皆さんはどう思われますか?

 それにしても、今年はめまぐるしく「変化」があった年でした。

 アメリカの新大統領のオバマさんは「チェンジ」という言葉を使っていましたが、まさにそんな感じです。

 今年の漢字も「変」だそうですから、今年のテーマとしては「変わる」が相応しいのでしょうね。

 でも、かみさんではありませんが、何か「変(おかしい)」ですよね。

 特に、世界を席巻している世界同時不況は、なんとかなりませんか?

 日本では、派遣社員や契約社員などの弱者が切り捨てられ、政府などの公的機関ではその対応に追われていますが、日本は、まだ良い方かも知れません。

 それにしても、「人類の飽くなき欲望を満たすため」などというと、叱られそうですが、世界経済の進展は、何のためなのでしょうか?

 的確な言い方が見つからないのですが、小生は「人類の発展に限界が近づいてきた」と感じてしまうのです。

 考えすぎでしょうね!近いうちに経済成長の時代がくると思いますし、そのために日々、努力している方が大勢いらっしゃるのだと思います。

 訳の分からない話をしてしまいましたが、今年は、小生にとりましても、まさに「変化」の年でありました。

 身体の方は、去年、大腸ポリープを切除したのですが、ポリープの先端部分がガン化していたものですから、今年は再検査をしてきました。

 結果は、大変、良好で先生が「どこを切ったのかわからないくらい綺麗になっており、二年間は来なくてよい。」というものですから勝手に安心しています。

 また、ほかの健康面では、11月に人間ドッグを受けたのですが、結果は相変わらずで、「腎臓病」や「糖尿病」「脂肪肝」などの疑いがあるそうです。

 でも、毎年、同じ指摘を受けているのに再検査もしていないのですから呆れるばかりです。

 病院に行くこと事態が「イヤ」ですし、生活習慣の改善でよくなるものもありますし、遺伝の影響もあると思います。

 まぁ、仕事を辞めた後(4月)にゆっくり診断して貰おうかと思っています。

 ところで、11月の初旬に風邪を引いてしまい、仕事を何日か休んでしまいましたが、その時(11月12日)から禁煙をしています。

 ということで、現在、1月と10日くらい経つのですが、今も続いています。

 何か良い影響?そうですね、「食事が美味しく太る」と聞いていましたが、「美味しい」というより「待ち遠しい」という気持です。

 でも、痩せはしませんが、太らないから不思議です。むしろ、血流が良くなったせいか、便秘がなくなり(ポリープ切除のためかな?)「お腹」の肉が凹んできたのです。

 体重は同じなのですが、ウエストが5センチくらい細くなってきて、本人がビックリです。

 でも、「タバコが吸いたい」と身体が要求する日がまだまだ続いています。

 タバコをやめた方、お二方から聞いた話では「夢でタバコを吸って、とうとう吸っちゃった!」と勘違いしたそうですから「ニコチン中毒」は恐いものです。

 今日は、そのほかに仕事の話をしたかったのですが、疲れてきましたので、来年、お話ししたいと思います。

 まだ、今年は何日もある!と言われそうですが、27日から「南イタリア・シチリア島」に行ってきますので、その時間がありません。

 皆様には、来年もご家族共々、元気で明るく豊かな暮しができるよう心から祈念いたしております。

 来年もよろしくお願い申し上げます。

 

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トレイン川柳

2008年12月20日 | アート・文化

 小生は、毎日、通勤で武蔵野線の東京方面の電車に乗っています。

 そして、小生が降りる駅の改札口が一番後ろにあることから、最後部の車両に乗っています。

 駅に着くたびに時計を見て、ホームのベルを鳴らして、ドアを閉め、次の駅名などを放送する、という車掌さんの動きを眺めています。

 この動きを見ての感想ですか?そんなに意識したことはないのですが、「毎日、同じことの繰り返しで飽きないのかな?」とか「今日は若い人で、緊張しているな!」などといったことが頭をよぎることがあります。

 また、電車の最後部から見える沿線の景色が新鮮で、「もう目的地か!」などと電車から降りることを残念に思う日もあります。

 そして、車内については、「今日は黒人さんが乗っていないな?」とか「いつもの学生さんが乗っていないな?」などと余計な心配をすることもあります。

 まぁ、早い話が小生は、いつも周りを「きょろきょろ」見ていることになるのですが、先日、めずらしく車内の広告が目に入ってきました。

 老眼鏡をかけないと見えないのですが、suicaの宣伝かな?と思いながら「何が書いてあるのか?」と目を細めて懸命に読んでしまいました。

 「なぜ、そんなに努力したか?」と言いますと、その内容が可笑しくてたまらなかったからであります。

 内容は、JR東日本が募集したのでしょうか?「トレイン川柳」と銘打った川柳の優秀作品の紹介でした。

 1 最優秀作品

   化粧する あなたの素顔 みな見てる

               <ペンネーム・・・ベンちゃん>

 2 優秀作品

 (1) 給料日 娘のsuicaに チャージする

                              <子煩悩さん>

 (2) 見渡せば 携帯電話の ショウルーム

               <ホレイショさん>

 (3) 明日定年 立ち食いそばも 食い納め

               <勤続疲労さん>

 (4) 譲られて 予定日聞かれ ダイエット

               <ジャイ子さん>

 いかがですか?小生の目に最初に入ってきた川柳は(4)の「譲られて・・・」でしたが、腹を抱えて笑ってしまいました。

 そして、真ん中に掲載されていた最優秀作品の「化粧する・・・」は、毎日のようにその現場を見ている人間として「素顔」を見るという意識はありませんが、同感しすぎて「うなって」しまいました。

 また、他の優秀作品も(3)のペンネーム「勤続疲労」などは、自分のことのようで「うまい!!!」と叫びたくなってしまいました。

 今日は、トレイン川柳についてでした。

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世界経済の沈没?

2008年12月14日 | 社会・経済

 最近、麻生総理に対する評価が低いことと自民党の対応がテレビや新聞で話題になっています。

 それと、アメリカのサブプライムローン問題から世界経済が失速して世界同時不況のような事態になっているようです。

 これを受けて、トヨタやソニーなど世界を代表する日本のメーカーが相次いで人員削減を発表しています。

 一流企業がこうしたことを発表するものですから、これを追うように毎日、どこかの企業が次々とリストラ策を発表しています。

 その中で、特にひどい目にあっているのが派遣社員や、契約社員です。

 どうして、総中流といわれた社会を壊して格差を拡大するような労働法制を制定したのか、明らかにする必要があると思います。

 ところで、こうした素早い対応が評価されたのか、それともアメリカや欧米などの景気が相当、悪いのか、ものすごい円高になっています。

 専門家は、どうして世界経済や為替の動きがこうなったのか分析して論評すべきですが、不思議に小生が知る限りそういうものが見あたりません。

 そして、一番肝心なのは、いつになったら経済が明るくなるのかという話だと思うのですが、経営者の答は、一様に2~3年先となっているようです。

 小生が考えるのは、世界経済を支えてきたアメリカの消費は、日本の資金ではなかったのか?ということであります。

  日本には、個人の金融資産が1,400兆円くらいあるといわれています。(数字が年々増えています。)

 そのうち、いくらがアメリカに流れているのでしょうか?ドル買いや、つい最近まで流行していた投資信託、そして、ハイライトは小泉政権下で実現した郵政民営化による資金流出であります。

 日本国民の財産である350兆円といわれた郵便貯金と簡易生命保険資金がアメリカのハゲタカファンドに狙われていたとされています。

 アメリカは2003年と4年に要望書を日本政府に出していたのです。

 一説にはドル買いだけで年間、20兆円もの資金がアメリカに流れていたといいますから、アメリカの国民は、このお金を借りて住宅を造ったりしていたのだと思います。

 しかし、もしこれが事実なら邦銀は被害が少ないと言ってますが、郵便貯金などの公的資金は大丈夫なのでしょうか?

 もしかしたら、円高は、日本への償還額を減らすための戦略なのではないでしょうか?

 まぁ、いろいろと勘ぐりたくなるような話ばかりですが、こうした事態を起こした原因が日本の資金にあり、そのことが現在の日本の経済や労働状況を悪化させているとすれば、皮肉な話だと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

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命は重い

2008年12月13日 | 社会・経済

 裁判員制度がはじまろうとしています。

 その候補者に裁判所から「お手紙」が届いたそうですが、皆さん自身や、親戚、知人の方で「当たった」方はいないでしょうか?

 小生の親戚で30代の甥がいるのですが、責任の重さに当惑しているという話を聞きました。

 そんなときに、先日、テレビで殺人事件の模擬裁判をやっていたのを偶然、見てしまいました。

 内容としては、物的証拠がなく、また、捜査官の取り調べが違法であるといった点が争点になっているものではなく、「死刑か無期懲役か」の判断材料として「殺意」があったかどうかが議論されていました。

 具体的には、ナイフで被害者を刺しているのですが、大腿部?(腹?)の動脈を刺せば出血多量で死亡することが解っているのだから「殺意」があったいうような議論があったと思います。

 結論は、殺意があったということになったのですが、問題は、どのような刑罰を科すかという点であります。

 その判断基準はいくつかあると思うのですが、大きなものとしては、「動機」があると思います。

 それこそ推理小説に出てくる世界かも知れませんが、被害者を殺害した理由がどのような内容で、どの程度かということです。

 解りやすくいえば、殺人の動機がやむにやまれぬもので「人情として理解できる」かということです。

 それと、遺族や社会に謝罪や反省しているかという点も考慮しているようです。

 そのほかにも判断すべき情状があると思いますが、裁判員となった人にとっては、「死刑か無期か」という判断は、重く、また、大変、難しいものだと思います。

 また、人が人の命を奪ってしまう死刑制度そのものに反対している人も多数、いると思います。

 そんなときに、12月11日の読売新聞トップに「命は重い でも・・・」と題する記事が出ていました。

 内容としては、オウム真理教の事件で被害にあった坂本弁護士の遺族(坂本弁護士の妻、都子さんの父)の気持を記事にしたものですが、「遺族になって考え変わった」という言葉は、何とも言いようのない心の変化を表した言葉でした。

 人は自分に降りかかってきた来た場合に本音が出る、というな単純なことではなく、「死刑制度に反対だ」という自分の考えが揺らいでしまうという人間の弱さというか、自分の中に「理性」と「感情」の戦いがあるのではないかと思うのです。

 東京地検が作成した友之さん(父)の調書では「・・・・、私の心情としては、1回には殺したくないという気持です。死刑台に載せては下ろし、載せては下ろし、何日もやってもらいたいです。都子の分、堤の分、そして龍彦の分をやってやりたいです。」

 と述べているそうです。

 ここだけを読んでみますと、「何と恐ろしいことを考えるのか」と感じる方もいるかと思いますが、3人がどのように殺されたのかを考えますと、心情として理解できてしまうのです。

 それどころか、小生は、遺族の悲しみが胸に溢れて涙が止まりませんでした。

 「誰も人の死は望まない。死刑が執行されてもなんにもならない。娘たちは帰ってこないのだから。でも・・・」

 この言葉には、人間としての真実が溢れていると思います。

 このような事件の裁判に自分が裁判員としてどのような判断を下すことができるのか、という思いを強くした記事でした。

 

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年末年始の海外旅行

2008年12月06日 | 旅行記

 5日の読売新聞を見ていて気になる記事が二つありました。

 麻生総理のこと?それも興味がありましたが、2面と7面に出ていた旅行の記事です。

 2面の方は、「年末年始 海外より国内?」という大きな見出しで、次のような内容の記事です。

 以下、全文を記載します。

 JTRBは4日、年末年始(12月23日~2009年1月3日)に海外に出かける旅行者が、前年度実績比で4.6%減少し、58万人になるとの見通しを発表した。60万人を割り込めば、新型肺炎(SARS)の影響を受けた3年度末以来、5年ぶりとなる。景気悪化でボーナス支給が減っていることや、国際線の燃料特別付加運賃(サーチャージ)の高止まりが響いている。平均旅費は、22万9,000円と、前年実績を5.2%上回る見通しだ。

 旅行先では、「食への安全」への不安などから、中国が23.1%と大きく落ち込む見通し。タイもバンコク空港占拠事件でキャンセルが増え、35%の大幅な減少が見込まれている。今後の情勢によって、さらに減る可能性もあるという。北米では9.5%減、欧州は4.9%減となっている。

 国内旅行は0.1%増とほぼ横ばいで、北海道、沖縄などの遠距離は敬遠しがちという。

 宿泊先にホテルなどを選ぶ人は2.7%減る一方、実家に滞在する人は5.9%増え、旅費を切りつめる傾向が強い。

 ちょっと長いですが、これが全文です。

 今年の年末年始は、久しぶりに長い休暇が続きますので、海外旅行をする絶好の機会だと思うのですが、それでも前年度どころか5年ぶりの低い水準となるのですから、よほど景気が悪いと言うことですね。

 このところのニュースといえば、株安と円高、そして、景気の悪化に伴う業績の下方修正と生産調整、倒産、派遣社員の解雇、採用内定の取り消しなど暗い話ばかりです。

 特に、自動車産業の落ち込みは世界レベルの話題になっていますが、どうして急激にこういう事態になってしまうのでしょうか?

 将来に対する悲観論が世界中の人々に伝播したのでしょうか?

 小生は、日本人の悪いところとして流行に敏感というか、一気に一定の流れの方に行ってしまう、という点があると思います。

 でも、よくよく考えてみれば、自動車ばかりではありませんが、この春あたりまでは好景気を謳歌していたはずですが・・・

 トヨタは、ビッグスリーを追い越す生産台数の伸びがあり、半期の純利益が1兆円を超えていたはずです。

 売り上げではなく、利益が1兆円ですよ!これは、もう驚きですね。

 トヨタのような経営基盤がしっかりしたところでは、銀行のような不良債権は少ないはずですから(車の代金を踏み倒す)利益イコール現金のはずで、これに減価償却などの内部留保を加えますと、膨大な現金預金がたまっているはずです。

 もちろん、借金の返済や設備投資があったでしょうから、その分は差し引かなければなりませんが・・・

 日本の企業は、欧米に比べると投資家への配分が少ないと批判されていますが、小生は、労働者への配分が少なすぎると思います。

 このところの日本の長い好景気を支えたのは、確かにものを買ってくれたアメリカの消費によるところも大きいと思いますが、労働分配率を下げてコスト削減に努めた結果ではないでしょうか?

 、資源や為替、そして、世界を暴れ回る投機資金など世界の経済が繋がっていて日本の努力だけではどうにもならないこともありますが、企業の矢継ぎ早の「生産と雇用調整」には疑問を感じてなりません。

 十分な内部留保と将来を担う技術があるはずです。

 そして、企業は誰のためにあるのか、経営者の方々にはもう一度考えて欲しいと思います。小生は「企業は企業のためにある」というか倒産しないことが目的になってしまっているように思えてならないのです。

 などと生意気なことを行ってましたら、本論の海外旅行の話が「あっちゃむいて、ほい!」になってしまいました。

 参加者が大幅に減少するという誠に残念な結果ですが、長い休暇があるのですから、小生は、もちろん海外旅行を楽しみたいと思っています。

 ところで、燃料特別付加運賃=サーチャージは、なんとかなりませんか?

 このところ原油の価格が大幅に下がってピーク時の3分の1ぐらいになっているはずですが、どうしてこう制度が残っているのでしょうか?

 これでは、お客さんが益々減ってしまいます。

 

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