mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

今年が良い年でありますように!

2012年01月01日 | 社会・経済

 2011年が昨日で終わり、今日からは2012年ですが、去年は日本の大地震やヨーロッパを吹き荒れた通貨不安など悪夢のような出来事が世界中を巡った年であったと思います。

 日本では原発のことが気がかりですが、今年はどんな年になるのでしょうか?

 今年こそ人々の笑顔をが見られるような明るく豊かな年になりますよう、心から祈念するものです。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 


東北関東大震災

2011年03月21日 | 社会・経済

 大地震がありましたが、皆さん、被害はありませんか?

 被災された方々の様子をテレビで拝見していますが、お気の毒で言葉もありません。

 わが家は埼玉県に住んでいますので、大きな被害はなかったのですが、姉が材木の下敷きになって、体中に大きな痣ができてしまいました。でも、全治1月くらいの軽傷ですので「ほっと」しています。

 被災地の皆さんに心からお見舞い申し上げます。

 なお、パソコン(ディスクトップのタワー型)とプリンターが床に落ちて、USBでつないでいる外付けハードディスクなどをパソコンが認識しなくなっています。それでも、インターネットは、なんとか機能しています。

 計画停電もありますので、暫くはこのブログに書き込むのも遠慮したいと考えています。

 


最近の気になる事件

2010年09月24日 | 社会・経済

 最近、気になる事件といえば、厚生労働省の村木元局長事件のFD書き換え事件と中国の尖閣諸島に関する日本への報復?だと思います。

 大阪地検の主任検事の問題は、「国民に拭いきれない疑惑」を残し、「検察は、事件を捏造するのか!」という大きな不信感を植え付けたのではないでしょうか?

 自ら捜査をし、自ら起訴をするという権限を検察が持っていることに疑問を投げかけることにならないでしょうか?

 国家権力の行使は、権限の行使のために多くの人員と公費という大きなお金を使って行われますので、逮捕された個人の力ではとてもこうした力には対抗できません。もちろん、これが正当に行使されるのであれば、何ら問題ないのですが・・・

 警察、検察などの捜査権を持っている人達には、今回のような「権力の陥りがちな落とし穴」に自らがはまっていないかを自問自答しながら捜査に当たって欲しいと願うばかりです。

 また、中国の問題ですが、中国は日本への対抗措置として、日本のハイテク産業に必要な希少資源の輸出をとめたり、行事や日本への観光を中止したりするなど対抗措置として、いろいろなことをやっています。

 どうして中国は、ここまでして逮捕した中国人の釈放にこだわるのでしょうか?もちろん、それは、尖閣諸島が中国の領土だということを内外にPRしたいがためだと思います。

 でも、従来から日本と中国の主張が異なることは、誰でも知っていることですので、今回のように強い態度に出る理由が理解できません。

 京都大学の中西輝政先生は、アメリカと中国の大人の覇権争いに比べて日本の政治を「子どもの政治」といってましたが、今回の中国の態度は、日本の政治家がどのような大人の対応をするのか試していると言うことでしょうか?

 小生には、中国の対応こそ「あの島が欲しいのに日本がいうこと聞いてくれない!」と泣き叫んで、次々と日本が困ることをやっている「幼い子ども」のような気がしてならないのですが・・・


中国での海外旅行業務の解禁

2010年08月23日 | 社会・経済

 ビザの発給要件が緩和されたこともあり、日本を訪れる中国人観光客が大幅に増えているそうです。

 このニュースはテレビでもたびたび放映されていますので、中国の観光客が東京の秋葉原や浅草、富士山などを訪れる画面を見たことがあります。

 そんな中で、昨日の朝日新聞トップ記事は、中国国内で日本の旅行会社が年内にも海外旅行業務を行えるようになると報じていました。

 「そんなのもの当然ではないか!」と思われるかもしれませんが、当然ではないのですね。

 小生のように中国の世界遺産などを見るために日本人が中国を訪問するため、日本の旅行会社がツアーなどをセットすることなどは、当然のように行なわれていて、また、その訪問した日本人の面倒を見るために中国に支店などを設けてサービスを提供するこてはできたそうですが、中国人が日本を観光する旅行業務は出来なかったそうです。

 日本としては、中国の富裕層の方々に来ていただいてお金をたくさん使っていただくことは大変ありがたいことなのですが・・・

 日本の会社が中国人の方々を日本に案内する業務ができなかったのですから、旅行会社としては喜びも半分だったのではないでしょうか?

 その意味では、大変、うれしいニュースで一面で扱うのもわかるのですが、海外旅行好きの小生にはどうも「すっきり」しません。

 朝日新聞によると、

 「これまでの中国人向けの日本ツアーは、中国の旅行者が企画し、ホテルやガイドなどの手配は日本在住の中国人が行なう例が多く、「東京、大阪、富士山を駆け足で回る単純なルート」が主流だった。

 そして、バスで半ば強制的に土産物屋に連れて行かれたり、観光地で新たに費用が発生したり、日本ツアーの満足度は必ずしも高くないとの指摘もあった。」

 などと報じています。

 しかし、そういう批判を読むと小生などは思わず「鼻で笑って」しまいました。

 これは、まるで日本の大部分の旅行会社(しかも大手も)が我々に売っているツアーの内容と同じではないかと感じたからです。

 「バスで半ば強制的に土産物屋に連れて行かれたり、観光地で新たに費用が発生した」などという経験は、思い出すたびに苦々しく感じたこともあります。

 前原国土交通大臣がおっしゃるように「日本のことをよく知っている日本の旅行会社が(中国の消費者に)おもてなしや観光ルートを提供できるように」なれば、中国の方々が満足する旅ができ、リピータが増えるるという話はよく理解できます。

 しかし、そのことは、日本人が海外旅行に場合も同じだと思うのです。日本では海外旅行の業務を海外の旅行会社が行なっているのでしょうか?

 もっといえば、世界中の旅行会社は、国などに縛られるjことなく、どこでも旅行業務を出来るようにすべきだと思うのです。

 どこに行くにしても選択肢が増えることはいいことですし、新しい発見の旅がきっと見つかる思うのです。


円高・・・なぜ円が買われるの?

2010年08月18日 | 社会・経済

 最近、円高がすすんで日本経済にとって好ましくないためか、新聞でも大きく取り上げるようになりました。

 今日の朝日新聞では、「いちからわかる」と題して円高が15年ぶりの水準だと大きく報じています。

 中段に質問形式で「Qなぜ円が買われるの?」という記事があり、つづいて「Qこれからどうなるの?」という記事があります。

 まず、なぜ円が買われているかですが、簡単に言えば、みだしにあるとおり「欧米より安全」だからです。でも、これではよくわからないので新聞の「いちからわかる」といううたい文句が嘘になってしまいます。

 まず、欧米の何が安全ではないのかですが、記事を読みますと、金融機関や政府のことのようです。

 欧米の金融機関は、昔の日本の金融機関のように多額の不良債権を抱え、その上にギリシャのように政府の借金が多額で返せないかもしれないのに、これを引き受けているのだから、欧米の銀行は危ない。そこで、こうした不良債権が少ない日本の銀行が安全だから円も安全だと見られて円買いになり、円高になっていると説明しています。

 ということは、欧米の金融機関は、相当危ない!と投資家(欧米の)が見ているということになります。

 ギリシャのように政府の借金に関しては、自国で借金できていれば問題ないはずですが、ドルや円で借金している場合には。こうした外貨がないと返せないということになります。

 また、EU加盟の国から借りていてユーロで返す場合も考えられますが、政府に財源がない場合には、借り替えるとか、期間を延長するというような対策をすることになりますが、これは「借金は返さないよ!」と宣言していると同じことで、信用不安から市場が混乱するだけだと思います。

 小生もよくわからないのですが、ギリシャ政府が自分でコントロールできないユーロという通貨を使っているのも問題を複雑にしているようです。

 なぜなら、こういう緊急事態に通貨の切り下げといった政策ができないと思うからです。

 さて、話が核心から外れてしまいましたが、次に「これからどうなるの」についてに記事の内容を説明します。

 その答は見出しにあるように米国景気や世界経済の先行き次第という条件がついていますが「80円前後に進む見方も」あるそうです。

 何故、そんなに円高が問題かといえば、輸入品は安くなるのですが、輸出品が売れなくなって景気が悪くなるという面があるようです。

 この長短を比較すると、自動車や電機といった輸出関連企業の業績が悪化することへの影響の方が大きいそうで、日本としては、円高は避けたいというのが本音のようです。

 経済が絶好調であれば多少の円高は問題ないようですが、今回の円高の理由が金融機関の安全という問題で起こっているのですから驚きです。

 なお、円高を阻止するため政府と日銀に何ができるのかが記事の下段に出ていますが、内容につきましては、記事をご覧いただきたいと思います。

 それにしても、このブログでも申し上げたことがありますが、本当に「安全だ!」という理由で欧米の投資家は円を買っているのでしょうか?

 ユーロ安やドル安にして、金儲けをしているのではないでしょうか?

 国際決済銀行の07年4月の調査では、外国為替の取引額は一日平均3.2兆ドル(275兆円)、そのうち円とドルは13%になっているそうです。

 こんなべらぼうな儲け話があるのでしょうか?例えば、為替を短期間(一月など)に1割円高にすれば、0.32兆ドル(27、5兆円)も儲かる計算になります。

 最後に海外旅行好きの嘆きです。

 「旅行会社さん、もう少し円高の還元をしてくださいよ。会社名はいいませんが、去年と同じ内容なのに値上げをしているツアーがありました。燃料サーチャージも本来ならやめるべきで、少なくとも外国の航空会社は、円高分を還元すべきではないですか?」