mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ユーラシア旅行社の情報誌から:イーペルの猫祭り

2012年02月29日 | 旅行記

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 ユーラシア旅行社の情報誌「EYRASIA」3月号は、特集として動物との絆をテーマとして、世界のいくつかの出来事を伝えています。

 その内容は、「ヨーロッパに春を告げるコウノトリ」、次いで、「イーペルの猫祭り(ベルギー)」、「ダルメンアンはクロアチア生まれ」、「ラクダたち」と続き最後に「中国の親善大使パンダ」となっています。

 このうち、小生は、4月にオランダ・ベルギーを訪れることともあり、イーペルの猫祭りが気になっていました。

 イーペルは、ブルージュの南西70キロメートルに位置する町ですが、この町で3年に一度開かれる猫祭りは、世界中から猫に扮した人々が集まるお祭りだそうです。

 なぜ、このようなお祭りが開かれているかといえば、毛織物をねずみにかじられないように猫に番させて守られせていたという歴史と、中世の魔女狩りに魔女の僕である猫を災いの象徴として鐘楼から投げ落としたという暗黒の歴史が一つに絡み合い「猫祭り」になった、と説明しています。

 また、イーペルは、第一次世界大戦時に世界で初めて大規模毒ガス攻撃を受けた町で、爆撃で多くの戦死者も出した欧州の激戦地であったそうです。

 そのような過去も踏まえて、猫祭りには、世界への平和のメッセージを発信しようという思いが込められている、としています。

 そういう考え方の猫祭りですが、具体的はどんなことが行われるのかといえば、「世界の国々と猫の物語をモチーフにしたパレードや外国人グループによる猫の行列」で、最大の目玉は「猫投げ」だそうです。町のシンボルである繊維会館の高さ70㍍の鐘楼から道化師が猫を投げ落とし、それを下でキャッチするというものですから、驚きです!

 「その昔、黒猫を投げ落として厄払いをしていた歴史を表している」といいますが、残酷ですね。

 でも、ご安心を!本物ではなく「ぬいぐるみ」を投げ落とすそうですから。そして、

ぬいぐるみをキャッチすると幸せになれるとしています。昔は猫は災いの象徴だったのでしょうが、現代では幸福の象徴に生まれ変わったのでしょうね!

 そして、祭りの締めくくりは、中世の魔女狩りの裁判の再現劇だそうです。

 中世の装束をまとった裁判官、聖職者、死刑執行人、群衆が登場し、広場で魔女が炎に焼かれる、というのですから、まさに、目を覆いたくなるシーンですが、「負の歴史に向き合い、今の平和をあらためて見直すことができる」と説明しています。

 猫と魔女を通して、過去の歴史を反省し、世界中に平和の大切さを発信する祭りなんだ!と感じました。

 世界中から猫に扮した人々が15,000人も集まる、というのですから「是非、見たい!」のですが、小生が申し込んだ4月出発のツアーでは、このお祭りを見学できないそうです。

 4月に咲いているチューリップやラーケン王宮植物園など花のオランダ・ベルギーを見たい!という強い願望があり、5月開催の猫祭りは断念せざるをえないのです。

 今日は「イーペルの猫祭り」についてお伝えしました。

 写真は、イタリアのマテーラです。


旅のデザインルームからのお便り

2012年02月27日 | 旅行記

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 小生は、一度も「(株)旅のデザインルーム」さんのツアーに参加したことがないのですが、マチュピチュやイグアスなどの南米を訪ねる同社のツアーに魅力を感じて℡をしたことがあり、それ以来、熱心に電話やパンフレットを送っていただくようになりました。

 リオのカーニバル、特に、優勝パレードではなく本戦が見られ、しかも、お値段がリーズナブルという同社のツアーに大きな魅力を感じたのですが、かみさんが2月は「イヤだ!」というので、諦めたのです。

 話がまたまた横道にそれた!?そうですね。その「旅デザ」さんからのお便りは何か!?といえば、「2012年初夏~秋・ビジネスクラス旅行へのお誘い」という題名がついた文書とともにそのパンフレットが同封されていました。また、他に二つのパンフレットが同封されていました。いずれもヨーロッパのツアーで小生が無類のヨーロッパ好きであることを知っているようです。

 一つが「春のヨーロッパ」、もう一つが「ゆったり滞在型で楽しむヨーロッパの旅」となっています。

 今日はこのうち、最初の「お得なビジネスクラスで行く 特選ヨーロッパへの旅」についてレポートしたいと思います。

 先ず、数ですが、全部で15のコースがあります。ビジネスクラス利用の旅は、飛行時間が長いヨーロッパへの旅では、本当に魅力的ですが、お値段が「目が飛び出るほど高い!」ものですから、腰が引けてしまいます。なにしろ、ツアー代金よりビジネスクラス利用料金の方が高い場合もありますので、ビジネスクラスの料金がいかに高いのかわかると思います。

 でも、最近、円高のためでしょうか?どの旅行代理店でもビジネスクラス利用のツアーを充実しているようで、お値段の方も「これでビジネス!?」というツアーも見られるようになりました。

 それでも、「ビジネスクラス利用料金30万円!」などという表示を見ますと、本当に航空機会社がこれだけの料金を取っているのか?という疑問が湧いてきます。

 「お前もビジネスクラスに乗ったことがあるのか?」と聞きたいでしょうか?

 いずれもアジアへの旅でしたが、ダブルブッキングでビジネス席に座ったことが2度あります。

 おっと、またまた話が横路にそれてしまいました。旅デザさんのツアーの話に戻っていただいて、15本のコースの最初に書いてあるツアーが、先日、紹介したイギリス周遊に関するものです。題して「英国周遊と美しき田舎町12日間」で、その内容については、お伝えしたとおりです。

 次が、・・・というように全部のコースを紹介できませんので、イタリアのコースが多いこともあり、また、小生が興味があることもあり、「中部イタリア・トスカーナとウンブリアの田舎町へ13日間」についてお伝えします。

 このツアーは、13日間のコースで中部イタリアの3州(トスカーナ州・ウンブリア州・マルケ州)の田舎町に焦点を絞ったツアー、となっています。

 「個人旅行でも訪れることは難しい町々を巡り、中世が残る珠玉の村々、心和む牧歌的な風景、ジョットやフランチェスカの名画の数々を堪能ください。2連泊・3連泊・4連泊とゆとりの日程でご案内します。」

 とパンフレットで説明しています。

 成田から欧州乗り継ぎですが、フィレンツェに向かうようです。でも、フィレンツェには寄らずに近郊に泊まって、翌日、「サン・ジミニャーノ」と「シエナ」を見て、アレッツオに2連泊しながら「ゴルトーナ」「プルアチーノ」「世界遺産オルチャ渓谷」「同ビエンツァ」を観光して、翌日の宿泊地(3連泊)「名君フェデリコ公による理想都市」ウルビーノに向かいます。その間、アレッツオで教会や大聖堂などを見て、「モンテルキ」「サンセボルクロ」で美術館を訪れることになっています。

 ここまでが日程4日目ですが、このように聞いたこともない町・村?を訪ねるようです。その後、中田選手がいた?「ペルージャ」に2連泊して、最後にローマに向かいます。但し、ローマの観光は予定されていないようです。

 個人的には、2日間くらい延ばしてローマも是非、見学したいところですが、先ほど、申し上げた「ゆったり滞在型で楽しむ ヨーロッパの旅」で「永遠の都ローマに滞在・歴史と芸術を辿る旅8日間」というコースがありますので、「そちらでどうぞ!」といわれそうですね。

 では今日はこの辺で失礼します。写真は雨に烟るナポリ港です。


イギリス周遊の旅

2012年02月24日 | 旅行記

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 昨日、記事にした阪急交通のツアーでドイツの旅が魅力的だ!と申し上げましたが、もう二つほど行きたいコースがありました。

 一つは、「5つの世界遺産を巡る南米浪漫紀行14日間」で小生が希望しているマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵、イグアスの滝などを見学するものです。しかも、ANAビジネスクラス利用の(ロサンゼルスまでで)羽田発着、60歳以上限定など面白い特徴がいくつかあって、なかなか良いな!と思います。特に、南米は遠いのでアメリカまでとはいえビジネスクラス利用というのは本当に魅力的です。ゴールデンウイークを除けば、4月5月出発で58万円というのも魅力的ですね。ただし、燃料サーチャージ代(97千円)などが別途必要ですから、保険料などを考えますと、70万円ぐらい用意する必要がありそうです。

 でも、他社では、ほぼ同じコースと日程でビジネスといいますと、安くて115万円ですから本当にお得です。来年の春は、この企画で南米に行こうかな?

 もう一つがイギリスです。日数が10日間なのがちょっと気になるところですが、蜂蜜色のコッツウエルズ地方や湖水地方などイギリスの自然に触れる楽しい旅ができそうです。また、英国貴族の館といわれるマナーハウス(マルー)に宿泊することも素晴らしいですね。もちろん、イギリスの象徴的な建物であるウィンザー城や大英博物館、ウエストミンスター寺院なども見学します。

 そして、イギリスまでJALビジネスクラス往復直行便を使うとなっています。そのお値段は、ウエストミンスター寺院に入場観光ができ、バラの観賞ができる6月13日出発で509,800円となっています。別途、燃料サーチャージ代5万円かかりますので、総額では57~58万円の経費が必要ですが、それでも十分、魅力的だと思います。

 他社のツアーを比較したのか?ビジネスクラス利用という条件がありますので、ないのかとも思うのですが、探してみたい思います。

 前から知っていたのは、旅のデザインルームで12日間のコースが設定されているというものです。

 7月5日と8月5日の二日間の出発日があり、コッツウォルズでマナーハウスの2連泊、オランダ航空利用(アムステルダムからイギリスのエジンバラとロンドンまではエコノミークラスでしょうね。)となっています。気になるお値段は、639千円と669千円(サーチャージ代は込み)で阪急交通よりも高めです。

 コースは、旅デザが到着地エジンバラ、帰国地ロンドンに対し、阪急交通が両方ともロンドン(直行便)という違いはありますが、ほぼ同じです。

 旅デザが日数が2日長いので「じっくり、ゆっくり」できるという点が評価できますが、阪急交通は、直行便と安価という点が優れています。

 写真?スロバキアのロムニツキー山頂です。テレビで紹介されていた場所です。


阪急交通ツアー:古城風ホテルに泊まるロマンチックドイツ

2012年02月23日 | 旅行記

 今日はブログをお休みしようかと考えたのですが、パソコンを操作しますと、手が勝手にブログ人のページにアクセスしています。

 最近、健康と病気のことが気になって旅行のことが疎かになっていますが、旅行代理店からは毎日のように、パンフレットなどを送ってきます。

 一口に旅行代理店といいましても、JTBや近畿日本ツーリスト、阪急交通、日本旅行、さらにはテレビなどで大々的に広告を出しているHISなどが頭に浮かびますが、小生は、最近、この大手の代理店を使わなくなりました。

 その理由は、多くの顧客を相手にしているためか旅行の内容が画一的で、また、日程が忙しいと感じるようになったからです。

 でも、それはそれで良い面も沢山あります。まず、費用ですが、阪急交通やJTB旅物語(JTBグループですが、ルックなどを提供して会社ではないようです。)のツアーは、本当にお安くて「へー!本当!」という言葉が思わず飛び出てしまいます。

 小生も阪急交通に「南イタリア・シチリア島」と「スロベニア・クロアチアなど」の旅で、また、JTB旅物語に「スペイン」の旅でお世話になりました。

 でも、日程がきついのとホテルのグレード(特に部屋が狭いこと)を考えて、この二つの会社を遠慮することにしたのですが、良い点は費用だけではなく、ツアーメンバーが若いことなどもあり、場合によっては利用してみたいな!と思うようになりました。

 そこで、今日は阪急交通から送られてきたパンフから「これならいっても良いな!」と感じたツアーを紹介したいと思います。

 そのパンフの名前は、「クリスタルハート」です。

 クリスタルハートは、「ありふれたツアーではものたりない」「思い出に残る旅がしたい」そんなお客様の声にお応えいたします。

 となっていて、具体的には・日本発着の航空会社は指定、・厳選された指定ホテル、・経験豊富な添乗員、・グループ28名・、全コース旅行説明会としています。

 通常のツアーよりも高級感を出しているということでしょうか?

 小生が「これなら!」と紹介するツアーも「日航ビジネスクラス往復直行便で行く」という「古城ホテルに泊まるロマンチックドイツ10日間」とうコースで、ビジネスクラス往復直行便が高級感を示しています。また、ホテルも「2都市で連泊全都市ワンランク上の弊社スーペリアクラス以上のホテルへご宿泊」と表示しています。

 また、肝心な訪問先ですが、フランクフルト、ワイマール、ベルリン、ポツダム、マイセン、ドレスデン、バンベルク、ニュルンベルク、ホーエンシュバウガウ(ノイシュバンシュタイン城)、ローテンブルク、ハイデルベルク、リューデスハイムなどですから悪くありません。

 小生は、最初のヨーロッパ旅行で「ドイツロマンチック街道・スイスアルプス・パリ」という10日間のツアーに参加してホーエンシュバウガウ(ノイシュバンシュタイン城)、ローテンブルク、ハイデルベルク、リューデスハイムなどは訪問しているのですが、ドイツの魅力にとりつかれていて、「いつかは再訪したいものだ!」と思っているのです。

 ビジネスクラスと高級ホテル利用、旅行期間10日間でツアー代金が、5月29日出発で約50万円だというのですから信じられない値段ですよね!。ただし、燃料サーチャージ5万円と空港使用料などが別途必要です。

 そこまで言うのなら、すぐにでも参加するのか?と思うでしょうね。でも、先に行きたい場所が山のようにありますので、行けるのは、いつのことになりますやら!。

 

 


病気の原因:低酸素と低体温

2012年02月22日 | 本と雑誌

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 今日は、久しぶりに庭や鉢に植えている草花に水をあげました。これが、結構、時間がかかるのですが、草花たちが「嬉しそう」に見えて小生の心も和みました。

 心が和む、といえば、昼食を食べにイオンに出かけたのですが、何を食べようか?迷いました。「どの店も美味しそうで迷ったのか?」そうではありません。このところ、健康のことが気にかかり、ごはんやうどん、パンなどの糖質を減らして、肉、魚などのタンパク質が豊富なものを食べたいな!と考えたことが原因です。

 でも、ご飯、うどん、ラーメン、そばなどの糖質が主食の店ばかりで、焼き肉ジュウジュウだけの店なんてありません。結局、えび天丼と半うどんをいただいたのですが、天丼のご飯は半分を食べてガマンしました。

 糖質の量を減らそうと考えての行動ですが、これが良いことなのかわかりません。

 でも、先日、購入した石原結實先生の本(食べない健康法、東洋経済)でも「食べ過ぎ」を諫めていましたので、本人としては納得の行動です。

 昼食が終わりますと、次は電機(上新電機)か本屋に寄るのですが、今日は本屋に寄って「何か面白い本はないかな?」といくつかの本をパラパラとめくって「さて、帰ろうか!」と思ったら、健康や医学のコーナーではないのに「ガン」という文字が目に飛び込んできました。

 ここのところ、立て続けに糖尿病や健康に関する本を購入したものですから、後で「じっくり」内容を確認しようと考えたのですが、「はじめに」を読んで購入することにしました。

 ガンになる原因は、二つしかないというのです。いえ、ガンではなく、病気になる原因は二つしかないというのです。その二つとは「低酸素と低体温」だというのです。

 「なるほど!石原先生も、腹巻きやショウガの効能をおっしゃっていたが、低体温解消のことなのか?、そして、低酸素解消には有酸素運動が良いはず!」だと感じました。

 小生の本の読み方の悪い癖がでて、次に最後の「おわりに」の文章も読んだのですが、病気の原因である「低体温と低酸素」の原因は、ストレスだそうですから、小生などは、仕事も「もっと、じっくり、ゆっくり、大笑いしながら楽しくやるべきだ」と思うのですが、大阪の橋下さんのような厳しい能力主義や実績主義が世間の主流のようですから、小生のような「アマッチョロイ」考えは通用しないのでしょうね。

 などと偉そうなことを言ってしまいました。

 本の題名と著者?「人がガンになるたった2つの条件(安保 徹氏、講談社+α文庫)」です。背表紙に「世紀の大発見」と書いてあります。

 今日のレポートは、何が言いたいのかわからない内容になってしまいましたが、本当は現在、最終段階に入っている中国雲南省大満喫の旅行記から「石林」についてお伝えしようと考えたのですが、中国といいますと、この秋にでも訪れようかな?と考えているシルクロードの莫高窟や九寨溝・黄龍のことが浮かんでしまいます。

 石林のことは、後ほど、ホームページで公開しますので、そちらをご覧いただきたいと思います。

 巻頭写真は、我が家のバラです。