mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ルーマニアのブルサナ村の木造教会

2017年01月24日 | 旅行記
 今日は、ルーマニア・ブルガリア旅行の13日目に訪れたブルサナという村の木造教会についてお伝えします。

 昨夜(旅行12日目)は、バイア・マーレの三ツ星ホテル、カルパチに26日に引き続き宿泊しました。
 今日の予定は、ここマラムレッシュ地方を後にして、いよいよ旅の終盤戦にさしかかり、ブコビナ地方のグラフモール・ルイに向かいます。
 移動日ような一日になりそうですが、その間、山岳地帯ですから何か心に残る景色などが待っているのではないでしょうか?

 <まさに秋景色>


 <牛と羊の放牧>


 バスは、予定通り8時15分にホテルを出発、真っすぐにブゴビナ地方に向かう、と思っていたのですが、マラムレッシュ地方が名残惜しいのか、途中、ブルサナという村の女子修道院にトイレ休憩を兼ねて立ち寄りました。

 この修道院がどんなところなのか分かりませんが、第一印象は、「大きな駐車場を備えた立派な施設だな!」というものでした。
 そして、駐車場がきれいに整備されていましたので、「ここは、最近、造られたものなのかな?」とも思いました。
 
 <駐車場の光景>


 <同じく>



 駐車場の右方向の坂道を歩いて行きますと、大きな門が見えてきました。

 <大きな建物の門>


 ところで、プルサナという名前はどこかで聞いた覚えがありますね。
 そうです!世界遺産になっている8つの木造教会の一つです。
 「プルサナ」は、8つの教会の説明をした際、最初に説明した教会ですが、私たちが宿泊したバイア・マーレからは55㎞、シゲット・マルマルツィエイからは15㎞の距離にあります。
 1720年に建設が始まり、1800年に完成していますが、美しく整備された敷地にいくつもの建物が建っていたものですから、最近整備した教会ではないかという印象がありました。

 これで8つの教会のうち、4つを訪問することができたのですが、旅行社の予定では、2つの教会のみを見学することになっていましたので、本当にありがたいことです。
 特に、「今日は移動日で何もない1日だ!」と思っていただけに、この村の教会見学は嬉しい誤算でした。

 ところで、世界遺産ではないのですが、小生が希望していた「ボクダン・ボダ(Bogdan Voda)」の木造教会は、ここから近いようです。何とか外観だけでも見ることはできないものでしょうか?(欲張りですね!)

 ということで、これらの位置を示す地図が必要だと思いますが、興味のある方は、グーグルマップや小生のHPを参照してください。

 さて、教会の駐車場に話を戻しますと、「大きな建物の門」と表示しましたところを歩いて行きますと、右側にメインの教会がありますが、大きな敷地の中にはいくつかの建物が散らばり、歩道と花壇などが整備されていて、まるで大きな公園のようでした。

 私たちが到着した時には、人影がまばらでしたが、時間が経過するにしたがって多くの人々が訪れてきました。
 教会の中ではミサがあり、美しい歌声が響いていました。
 小生は、ミサの邪魔をしてはいけないと思い、そのことを気にするあまり1700年代の美しい絵をじっくり見学する余裕がなく、早々に建物も外に出てしまいました。

 それでも約1時間の滞在でしたから、美しい公園のような景色を堪能することができました。

 <プルサナ教会>


 <公園のような敷地>


 <草花も>


 <敷地の中>


 <同じく>

 
 <こんな光景も>


 <教会の標識>


 <帰り際に門と教会の建物が並んで見える>



 薄茶色の建物がミサが行われていたブルサナ教会ですが、外観も輝くように美しいものでした。
 それでも、4つ見てきた教会の中では観光地化というか、素朴さという面が失われてしまったのではないか?と、ちょっぴり寂しく感じてしまいました。


 

ルーマニアのデセシュティの木造教会

2017年01月18日 | 旅行記
 サブンツアの陽気な墓見学が終わりますと、2連泊しているバイア・マーレのホテルに帰るとばかり考えていたのですが、バスの中でTさん(添乗員)が「これからデセシュティの木造教会を見学する」と言い出しました。
 この教会は、前に説明したとおり世界遺産の8つの木造教会の一つですが、予定にないものでしたから、驚いてしまいました。

 サブンツアの陽気な墓を見学してから16時過ぎにバスに乗り、シゲット・マルマルツィエイの昼食をいただいたレストランでトイレ休憩をしてからデセシュティの木造教会に向かいました。
 教会には16時40分ごろ到着しましたが、バスが入れないところのようで、ゆるい上り坂の小道を歩きました。小路の両側には、赤や黄色に色づいた木の実や紅葉が「良く来ましたね。」と私たちを歓迎しているようでした。
 少々、雨が降っていましたが、静かな別荘地のような雰囲気でした。

 <バスが停車し所から教会が!>


 この教会は、世界遺産のデセシュティの木造教会ではありませんが、自然と調和した美しい光景が広がっていました。
 この地方には、世界遺産ではないけれども、このような美しい教会が沢山あるようです。

 <赤いリンゴ>


 <紅葉と静寂の小路>


 こうして、小道を歩んでいきますと、突き当りのようなところにデセシュティの木造教会が静かにたたずんでいました。
 
 <教会の入口>


 教会に入りますと、建物全体が撮影できるような敷地がなく、やむなく尖塔がちぎれている出来の悪い写真をご覧ください。

 <教会の門>


 <建物の入口>


 教会の中は、有名な画家が描いた絵と彫刻が特徴である、ということでしたが、この日は、地元の「おばあさん」が葬儀の後片付けをしていて、私たちは、遠慮しながら見学させていただきました。
 しかし、Tさんのメモには「おばあさんが来年も皆さんをお待ちしているそうですよ!」と言ってたそうですから、その心遣いに感謝申し上げたいものです。

 <教会の敷地から>


 <教会の正面>


 さて、こうしてデセシュティの木造教会の見学が終わりますと、バイア・マーレのホテルに向かいましたが、途中、雨の中を停車して「ルーマニアの秋」とでもいうべき光景を楽しみました。
 どんな光景か?17時30分ぐらいでしたから「ちょいと」暗かったのですが、「雨の中の黄葉」を撮影することになったのです。

 <ルーマニアの黄葉>


 <雨でもこの景色!>


 <黄色ですね!>


 こういう配慮をしてくださったTさん、カティさん(現地ガイド)、ドリンさん(ドライバー)!本当にありがとうございました。

 この日の観光を十分堪能して、18時20分ぐらいにホテルに到着しました。
 19時15分、ロビーに集合してP階のレストランで楽しい夕食です。

 <美味し黄色いスープ>


 <キャベツ>


 <メインの魚の揚げ物>


 <傘つきチョコアイス>


 黄色いポテトスープは、まるでルーマニアの黄葉を表現しているですね。美味でした。
 また、キャベツは、酢漬けで、こちらも結構な味でした。
 メインは、メニューでは「鱒のフライ ライス添え」となっていて、「超とは言えないが、美味」でした。

 以上で旅行12日目(10月12日)が終了しました。
 ところで、こうして、自分ののHPを見ながらこの旅行のことをレポートしていますと、ブルガリア・ルーマニアが「本当に素晴らしかったな!」と懐かしく思い出されます。

 さて、次の13日目は、ブコビナ地方のグラフモール・ルイに向かうのですが、その状況については、後日、レポートしたいと思います。
 それでは、本日はこれにて失礼いたします。

 

 

ルーマニア・サブンツアの陽気な墓

2017年01月14日 | 旅行記
 前回は、スルビ村での楽しいひと時についてお伝えしました。
 今日は、村からバスで40分くらいの距離にあるシゲット・マルマルツィエイでの昼食からお伝えします。

 ところで、HPにも書きましたが、この日(旅行12日目、10月27日)は、午前中に思いもよらないことが起こりました。しかも、楽しく嬉しいサプライズだったのです。
 一つは、カバニク村の市場での心温まるひととき、二つ目は、世界遺産ブディシュティ村の木造教会見学、そして、スルビ村での一般家庭への訪問です。
 これらは、いずれも予定外の行事でしたが、もしかしたら「日程表に載せないでツアーメンバーを驚かしてやろう!」という旅行会社の計画だったのでしょうか?

 ところで、世界遺産になっているマラムレッシュ地方の木造教会は、8つあると申し上げましたが、私たちが訪問したのは、シュルディシティ村とブディシュティ村の木造教会の2つでした。
 できれば、ほかの6つの教会も見学したいものだと思いました。
 そこで、6つの教会について勉強したいところですが、ここでは、村の名前だけ申し上げたいと思います。
 その概要については、小生のHP(ルーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅行記P21)をご覧ください。

 ・ プルサナ(Barsana)村
 ・ イェウッド(Lued)村
 ・ ポイニエレ・イゼイ(Poienile Izei)村
 ・ デセシュティ(Desesti)村
 ・ プロピシュ(Plopis)村
 ・ ロゴス(Rogoz)村

 その説明文を読みますと、2番目のイェウッド(Lued)村の木造教会だけでも見たかった!という思いが残りました。
 ところが、その思いが通じたのか?(添乗員さんの配慮ですよ!)4番目のデセシュティの木造教会に行くことができたのですが、その模様は後ほどお伝えします。

 さて、話をシゲット・マルマルツィエイの昼食に戻していただいて・・・
 この日は、先ほど申し上げたように思いもよらない楽しい時間を過ごすことができたものですから、レストランでは、皆さん、声が弾んでいました。

 レストランは、PERLA SIGHETEANAという店で、メニューは、次の通りです。
 ・ ミートボール入りのサワースープ(パンに着けるような濃い目のスープ「味、まあまあ!」)
 ・ 伝統的な豆の煮込み(空豆の煮つけ「まあまあ!」)
 ・ 季節のフルーツ(ブドウ、リンゴなど「まあまあ!」)

 <レストラン パーラ シゲッテナ>


 <レストランの入口>


 <サワースープ>


 <豆の煮込み>


 <季節のフルーツ>


 <???>


 ところで、3つの❓マークで表示した料理は何だったのでしょうか。
 これは、パンを小さく切ってニンニク油で揚げたもののように見えました。
 このほかに、キュウリとパプリカ(赤ピーマン)の酢漬けのような料理が出てきました。

 <キュウリとパプリカの酢漬け>


 このレストランを14時ごろに出発して、午後のメインの観光地「サブンツアの陽気な墓」に向かいました。
 レストランがあるシゲット・マルマルツィエイからサブンツアまでは18㎞ですから30分もあれば到着できます。

 <ということで、サブンツアに到着したのですが、その模様は、2016年10月11日に陽気な墓の由来などを記事にしましたので、説明は省略します。ここでは、HPや10月11日の記事では掲載しなかったものを含めてご覧ください。>

 <陽気な墓の入口>


 <門の左側>


 門を入ると、通路の右側には工事中の建物がありました。
 また、墓は、上部が三角の形をした縦長の水色系の木製の墓標でした。
 この墓標に生前、故人が何をしていたのかが絵で描かれています。
 
 <整然と並ぶ陽気な墓>


 <同じく>


 <料理が得意だった女性>


 <警察官、軍人?>


 <楽器を弾く二人>


 <中からの光景>


 <工事中の建物と墓標>

 
 <修道女?>

 
 <洋服の仕立て>


 さて、ビデオとカメラで撮影するため、皆さんの最後に門を出た小生でしたが、皆さんの行方が分からなくなってなってしまいました。
 もしかしたら、置き去りにされた!と一瞬、考えたのですが、バスが近くにありましたので、その心配はなかったのです。
 バスの運転手さんに聞きましたら、「陽気な墓の右側にある小道を歩いている。」ということでしたが、なぜ、そこに行くのか分かりませんでした。
 この小路の右側には、、陽気な墓の墓標を生涯にわたり造ったスタン・イオン・パトラッシュ氏があったのです。

 <スタン・イオン・パトラッシュ氏の像>


 <制作中の墓標>


 入口には門があり、敷地の左右に平屋の建物がありました。
 右側の建物には、日本の表彰状が飾ってありましたが、「世界ゴリッパですね!!選考委員会」という団体になっていました。
 小生の勘違いであればよいのですが、なんだか茶化しているように感じてしまいました。
 表彰状には「ドミトル・ポップ殿」となっていますが、この方は、2011年6月25日に放映された「世界ふしぎ発見」に出演しているそうです。

 さて、この後、陽気な墓の周りにあるお土産やを覗いてから18時過ぎにバスに乗りましたので「これでバイア・マーレのホテル」に戻るものと考えていました。
 ところが、ここで先ほど申し上げた「デセシュティの木造教会」を見学するという案内があったものですから、驚いてしまいました。
 お陰で世界遺産の木造教会をもう1つ見ることができた、ということなのですが、その様子は、次回にお伝えします。

 それでは、これにて失礼します。
 

ルーマニアの秋、マラムレッシュ地方のスルビ村

2017年01月13日 | 旅行記
 前回は、ブデシュティ村の木造教会についてお伝えしましたが、今日は、その後に訪れたスルビという村の一般家庭についてお伝えします。

 ブデシュティの木造教会の見学終了時刻が11時40分ごろでしたので、次はシゲット・マルマルツィエイで昼食をいただくものだと思っていたのですが、その前にサプライズが待っていました。
 サプライズとは、スルビという村で一般家庭を訪問するものだったのですが、予定外の行動で、ルーマニアの農家の原風景とでもいうべき光景を目にしたのですから驚いてしまいました。
 旅行社の方針なのか?添乗員さんのご配慮なのか分かりませんが、このような予定外の見学は、本当に楽しいものでした。
 ところで、スルビ村ですが、その正確な位置やどういうところなのか分かりませんでしたが、ブデシュティの教会からはバスで4~5分走ったところでした。
 まず、素朴な光景をご覧ください。

 <農家に近づくと>


 <荷馬車>


 <バリンカという焼酎の醸造所>


 <木の葉を拾い集める>


 <ドラムの演奏>


 というような光景が広がっていました。
 滞在時間は30分弱でしたが、このような時間が持てたことが、こんなにも楽しいのものなのか!と感じたものです。
 簡単に写真の光景を説明しますと、私たちが到着しますと、どのような作業をするのかわかりませんが、荷馬車があったり、小川の先の小屋ではルーマニアの焼酎とでもいったらよいのか?プラムから作るツイカ(50°、バリンカともいう)という酒を醸造しているいたり、小川の流れを利用した洗濯する様子などを見学したのです。

 ツイカを作っていたお爺さん(84歳)は、陽気な方で私たちに自分が醸造したツイカを注いでくれ、肩に手をまわして記念写真までとっていただきました。
 また、隣の家のおばさんとご主人が出てきてニコニコしながら落ち葉拾いやドラムを演奏して歓迎してくれました。
 お二人とも記念撮影をすることができました。

 <農家の建物>


 <玉ねぎ>


 <洗濯の模様>


 こうして、楽しい時間が「あっ」という間に過ぎてしました。
 ここから、昼食のためシゲット・マルマルツィエイに向かいました。

 本日のブログの記事は、ここで終了します。
 

 


ルーマニアのスルデシュティの木造教会

2017年01月09日 | 旅行記
 昨日は、マラムレッシュ地方、スルデシュティの朝の光の中で見えた光景をお伝えしました。
 そして、教会への小道に広がる光景に「ワクワクするほど感激した!」とお伝えしました。
 そこで、本日は、その模様をお伝えすべきところですが、このブログ木造教会のことを記事にしていますので、割愛させていただきたいと思います。

 <馬車が行きかう>


 <スルデシュティの木造教会>


 2016年11月4日、「ルーマニアのスルデシュティの木造教会」という記事で、この教会と周りの美しい光景が見られますので、是非、ご覧いただきたいと思います。
 今日のブログの記事は、スルデシュティの木造教会の見学が終了して、バスで20分ぐらい走ってところで見学した朝市の模様からお伝えします。

 朝市を見学した村は、ガヴニックという村でですが、採れたての野菜や果物が並んでいて、それらを見ているだけでもルーマニアの生活が垣間見られて本当に楽しいものでした。
 しかも、お互いに分からない言葉でしたが、にっこりと微笑むだけで理解しあえたように感じました。
 トイレ休憩を兼ねてこの市場を見学する、というような説明がありましたが、こういう体験は本当に貴重なものですから、続けてほしいものです。

 <色とりどりの野菜>


 <地元の人と「はい」ポーズ!>


 ご覧のように、たくさんの野菜が並んでいたほか、クルミやハチミツなどもあり、我が家もハチミツを買いました。

 さて、次に訪問したところが、またまた木造教会でしたから驚いてしまいました。
 教会がある場所は、ブデシュティという村ですが、道路わきの高台にお墓が併設されている教会で、風が強く吹いていたこともあり、鮮やかに記憶に残りました。
 旅行会社の日程にはない場所でしたから、当日の添乗員の判断で訪問したと思いますが、本当にありがたいことです。

 ところで、帰国してから場所を確認するために地図などでブデシュティ村を探したのですが、見つからないのです。
 やっと探し当てたのが、ルーマニア政府観光局のホームページで、その中に「マラムレッシュ地方の木造教会」があり、その中の一つに「ブデシュティ村の教会」がありました。

 <ここで、またまたお勉強・・・政府観光局HPから>
 世界遺産ーMaramures-マラムレッシュ地方の木造教会
 マラムレッシュ地方に、とてもユニークな教会があります。
 教会の建物すべてが木で造られており、驚いたことに建物を支える基礎の石すらないのです。
 屋根は非常に高く、長く四角いとんがり帽子のようなカタチをしています。
 このような特徴を持った教会建築を「マラムレッシュウ版ゴシック建築」と呼ぶ専門家もいます。
 内部は、極めて質素ですが、木の柱には太陽や綱などの模様の彫刻が施されています。
 レースのような軒、魚の鱗のようなパターンにカットされた木の屋根瓦、そして天を突く屋根が特徴的です。
 布地に描かれた絵画が木の壁に貼られ、その絵の世界は、聖書のシーンから村人の日常の生活風景まであります。
 当時の村人の、無名の画家が描いたものと思われます。

 と記述されていて、この後に、実際に世界遺産に登録されている教会の名前が8つ列挙されていて、私たちが訪問したスルデシュティ村(Surdesti)もブデシュティ村(Budesti)も記述されていました。

 さて、ブデシュティ村の教会の場所ですが、HPでは「シゲット・マルマツィエイ市から26㎞、バヤマレ市から44㎞」となっていますが、私たちは、スルデシュティ村から朝市を体験したカヴニック村を通っていきました。
 スルデシュティからバイア・マーレ(バヤマレ)までは東に10㎞ぐらい、そこからカヴニック村を通ってブデシュティまでは、20㎞といったところでしょうか。
 ブデシュティの木造教会には、11時10分ごろ到着しました。

 <ブデシュティ村の木造教会>


 <同じく入口>


 <美しい花で飾られたお墓> 


 木造教会に到着しますと、入口の右側にあるキリスト像が目に入ってきました。
 入口を通りますと、階段状の通路があり、その途中にはご覧のようなお墓がありました。
 また、近くでは、翌日、葬式があるそうで墓を掘る作業をしていました。

 <教会の横顔>


 <教会の正面入り口>


 この教会には、聖ニコラエの名前がついています。1643年に完成。ほかの教会よりもやや大きく、長さ18m、幅8mの堂々たる木の教会です。
 教会内部と外観の木彫りの装飾がとりわけ美しく、木にもガラスにもイコンが描かれています。
 そびえ立つ尖塔の下部に大きな鐘が吊られ、毎週日曜日、鐘の音が村中に響きわたり、今でも村人に祈りの時を告げます。

 という説明がありましたが、大きな教会全体の写真を撮影することばかりを考えていたために、とりわけ美しい装飾があるという内部を熱心に見学しなかったようです。
 それでも、内部を撮影した写真がありますので、ご覧ください。

 <教会の内部>


 <教会の全景>


 この教会に滞在した時間は約30分間で、終了時刻が11時40分ごろでしたので、次はシゲット・マルマルツィエイで昼食だ!と思っていました。
 ところが、その前に「地元の方の生活が垣間見られる!」という楽しく貴重な時間が待っていました。

 その様子については、次回の記事にしたいと思います。
 それでは これにて失礼します。