mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

中欧ロマン紀行の旅行記<プラハ市内観光>

2018年12月21日 | 旅行記
 今日は11月1日に記事にしました中欧ロマン紀行の続きをお伝えします。
 この旅行は、2003年12月27日から2004年の1月3日までの8日間にハンガリー、スロバキア、オーストリア、そしてチェコの4カ国を周遊した旅です。
 今日は、その中から旅行6日目に訪問したプラハ市内観光についてお伝えします。
 この日は前日にチェスキークルムロフというチェコの宝石みたいな街に寄ってプラハに宿泊していましたので、朝からの模様をお伝えします。

 まず、朝食(ディプロマットというホテル)ですが、誠に結構な味でした。
 お粥こそありませんが、パン、ソーセージ、ハム、野菜、果物、飲み物などの種類が豊富で味も最高でした。
 そして、いよいよプラハ市内観光です。
 市内は雪が降っていてとても静かでした。まず、プラハ城見学ですが、バスでは行けないのでホテルから歩きました。
 寒いけれども、歩きながらの観光というのは面白いし、楽しみでもあります。

 <左上にプラハ城が見えています>


 いやー!プラハ城は素晴らしいですね。こんな綺麗なお城とは思いもしませんでした。
 荘厳な歴史を感じさせる建物が次々と現れ、観光客や市民を楽しませてくれます。
 広大な敷地にチェコを代表する教会が燦然と輝いており、現職の大統領の執務室まであるのですから驚いてしまいます。

 このお城は高台にあるので、市内の赤い屋根が連なる景色を一望することができるのですが、逆に市内からは「あれがプラハ城だ!」とすぐに分かるのです。
 チェコも元々は王政を布いていた国なのではないか?と感じていましたが、その歴史を勉強したくなったものです。

 <建物の前の警護の兵隊さん>


 <角度を変えて建物を見る>


 <同じく>


 この写真の右方向に歩いて行きますと、行き止まりになっており、そこからは赤い屋根が連なったプラハ市街が見えていました。
 そして、建物の裏側に回ってみますと、いくつもの尖塔が建っている教会がありました。

 <赤い屋根が連なるプラハ市街>

 
 <建物の裏側にあった光景・・・教会>


 <同じく裏側の光景・・・大統領の執務室>


 などといってますが、非常に寒いので自由時間には「黄金の小路」でホットワインをいただきました。(ホットしたね。)
 この黄金の小路には、青い壁の家がありますが、カフカという有名な作家の家だそうです。

 <左側に青い家>


 プラハ城の見学が終了しますと、次は壮大な景色が広がる「カルレ橋」に向かいました。
 「絶景、絶景、ああカルレ橋!ああカルレ橋!」と表現したくなるような素晴らしい景色でした。

 早速、その模様をお伝えしたいところですが、この後の自由行動とともに後日お伝えしたいと思います。
 本日はこれにして失礼いたします。

そうだ!京都へ行こう<平等院鳳凰堂の続き>

2018年12月18日 | 旅行記
 前回は平等院の入口までの模様をお伝えしました。
 今日は平等院の中についてですが、まず、「平等院庭園」の中央にある「鳳凰堂」の雄姿をご覧ください。
 なお、小生は、庭園を意識して見学していなかったのですが、この庭園は、平安時代の貴族たちが希求した極楽浄土の光景を再現していて、平安時代最古の浄土庭園であることから国の史跡および名勝に指定されているそうです。

 <鳳凰堂を右側から見る>


 <同じく正面を見る>


 <同じく左側から見る>


 こうして、鳳凰堂に気持ち集中していますが、平等院の敷地に入りますと、左側に重要文化財である「観音堂」があります。
 ここは、鎌倉時代前期に創建当時の本堂跡に再建された建造物で、全体に簡素な建物ながら、垂木を地円飛角の二幹とし、天平以来の格式高い様式に倣っている、といいますから関心を持って見学したかったものです。

 さて、主役の鳳凰堂ですが、平安時代の後期、天喜元年(1053)に、時の関白藤原頼道によって建立された阿弥陀堂で、華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできる唯一の遺構として貴重な御堂だそうです。
 最も大きな特徴は、池の中島に建てられていることで、あたかも極楽の宝池に浮かぶ宮殿のように、その美しい姿を水面に映しています。

 というような説明がありますが、どうして鳳凰堂と呼ぶのでしょうか?
 それは、建物を正面から見た姿が、翼を広げた鳥のように見えることと、屋根の上に一対の鳳凰が据えられていることから江戸時代初め頃より「鳳凰堂」と呼ばれるようになったそうです。

 さて、入口から左に進んで行きますと、突き当たりに集印所がありますが、ここの手前を右に曲がりますと、左端から鳳凰堂を見ることができます。
 また、ここから修学旅行の記念写真を撮影する場所がありますが、「鳳凰堂の角度が美しい」と言えるのかも知れません。

 <左端から見える鳳凰堂>


 なお、この写真の右隅に見逃してしまった「観音堂」が映っていました。
 この後は11時30分に予約をしていた鳳凰堂の内部見学のため入口付近から見えていた赤い橋のところに戻りました。
 そして、靴を脱いで鳳凰堂にある大きな仏像(阿弥陀像?)の説明を受けました。
 続いて、鳳凰堂の裏側に行き、入口に近い順に「最勝院」の見学です。

 <最勝院>


 最勝院は、平等院塔頭2ケ寺の一つで天台宗系の単位寺院である。承応3年(1654)京都東洞院六角勝山院(住心院)の僧が平等院に移り、その住庵を最勝院と呼んだことにより始まるそうです。
 次は、その隣にある「不動堂」ですが、ここは、不動明王を本尊とする最勝院の本堂だそうです。本尊と並び、役小角(えんのおづね)の像が祀られているそうです。

 <不動堂>


 ここを過ぎますと、「源頼政の墓」があります。

 <源三位頼政公の墓>


 頼政公がどういう方なのかは、この立て札に書いてありますが、1180年に平等院の境内で自刃したそうです。
 なお、この立て札の右側には、次のような辞世が書かれています。
 「埋もれ木の花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ悲しかりける」というものです。
 次は「南無阿弥陀仏」という石碑が建っている「浄土院」です。

 <浄土院>


 <同じく浄土院>


 浄土院は、平等院の塔頭で、浄土宗の栄久上人が、明応年間(15世紀後半)に平等院修復のために開創した寺と伝えられているそうです。
 次に見えてきた建物は、重要文化財になっている「養林庵書院」です。

 <養林庵書院>
 浄土院内にある養林庵書院は、江戸時代前期に建てられた檜皮葺の建物です。
 桃山城の遺構と伝えられ、障壁画や襖などの見どころがあるようですが、見学できませんでした。

 <養林庵書院>


 ここからは、「ミュージアム鳳翔館」に向かいました。
 こういう博物館風の中身は、多くの場合、「イマイチ」なのですが、ここは一見の価値がありました。
 この建物の外にはこの時期だからでしょうか?菊の花が咲いていました。

 <美しい菊の花>


 さて、この記事で「そうだ!京都へ行こう」は終了です。
 次回は海外旅行に戻ろうと思います。
 

そうだ京都へ行こう<平等院>

2018年12月15日 | 旅行記
 今日は前回に約束しました京都の続きで、平等院についてお伝えします。
 なぜ、ここに行きたかったのか?修学旅行でお邪魔しているはずですが、微かに記憶に残っているだけでしたから「本当に十円玉に描かれているものと同じなのか?」という単純な憧れが動機でした。
 お邪魔した日は、午後から新幹線に乗って家に帰る日でしたが、「いいものを見せてもらった。」と感激しました。
 平等院へは、京都駅からJR奈良線の乗って宇治駅で下車しましたが、この旅の最初にお邪魔した東福寺と同じ路線でしたので「ああ、そうなのか!」と思いました。
 電車に乗りますと、何とか座ることができましたが、同席したご夫婦が日本人だと思いましたら、「台湾からきた」という話を聞いて驚いてしまいました。昨日、鳥取から京都に来て東福寺を見て、午後から白浜に向かうと話されていました。なぜ、言葉が分かるのか?二人とも日本語が「ぺらぺら」だったからです。
 
 さて、こうして30分ぐらいで宇治駅に到着しましたので、早速、平等院に向かおうとしたのですが、駅前で人力車のお誘いがあって少々時間を使ってしまいました。
 でも、こういう地元の方の話を伺うのも旅の味付けのようで面白いし、楽しいものです。
 駅前の左側を進んで行きますと、突き当たりに道路がありますが、平等院にはこの道路を左方向に進んで行きます。この道路の両側は街の繁華街のようでお茶の店や、飲食店などが並んでいました。
 そして、この道の突き当たりには、川(宇治川)が流れていて、その手前の道路(平等院表参道)を右に曲がって進んで行きますと、平等院の入口が見えてきます。

 <宇治駅前の様子>


 <宇治市街>


 <平等院表参道へ>


 この表参道を進んで行きますと、両側には宇治茶の販売店などの数が多く観光地らしい雰囲気が溢れていました。そして、美しい紅葉が覆っている平等院の標識が見えてきました。

 <表参道の様子>


 <平等院の標識>


 やがて平等院の入口の赤い門が見え、中に入ると赤い橋の向こうに鳳凰堂が燦然と輝いて建っていました。

 <平等院の入口>


 <平等院鳳凰堂の入口方向から見える光景>


 橋のところから、左方向に歩いて行きますと鳳凰堂を正面から見ることができます。
 早速、その模様をお伝えしたいところですが、いささか疲れてきましたので、次回の楽しみにしたいと思います。

そうだ京都に行こう!大原の三千院と実光院

2018年12月01日 | 旅行記
 前回は、京都の大原の三千院についてお伝えしましたが、もっと多くの写真を見ていただききたかったこと、それと写真の説明に誤りがあったことなどから本日は、三世院の続きとちょこっとお邪魔した実光院についてお伝えしたいと思います。
 それでは、まず写真の誤りですが、次の写真です。



 この写真を、<三千院の中>と表示しましたが、正面入口の手前の通路でした。
 中に入ってすぐに目に飛び込んできた光景は、次の写真です。

 <三千院の中>


 次に、皆さんにご覧いただきたい三千院の光景ですが、5枚ほどご覧ください。
 
 <三千院の中庭>


 <同じく>


 <同じく>


 <同じく>


 <かわいらしい仏像も>


 続いて、三千院の観音堂を見てから実光院に向かいました。
 まず、観音堂をご覧ください。

 <観音堂への入口の階段>


 <観音堂の中庭>


 <観音堂の正面>



 次に実光院です。まず、実光院への小道です。

 <実光院へ>


 <実光院の正面>


 <実光院の中庭>


 <同じく美しい光景、冬桜?>


 <同じく>


 <同じく>


 <苔むした大きな瓶壺に紅葉の葉が浮かぶ>



 小生は、最後の瓶壺の写真をあまりにも美しいのでパソコンの壁紙に使っています。
 本日は「そうだ、京都に行こう!」から三千院の続きをお伝えしました。次回も京都からお伝えしたいと思います。