スペイン南部のグラナダは、アルハンブラ宮殿があるところとして有名ですが、その歴史もかなり古いようです。
紀元前8世紀からイベリア人が居住してたそうです。
なお、イベリア人というのは、先史、古代からイベリア半島に住んでいた西インドヨーロッパ人であると説明されていますが、どうもよく分かりません。
話を歴史に戻していただいて、紀元前193年にローマの支配下に入り、その後、紀元5世紀から西ゴート王国の支配下に入ったそうです。
西ゴート王国というのは、415年から711年にかけてフランス南部とイベリア半島のを支配したカトリックが国教のゲルマン王国だそうです。
そうはいっても、ここで、次の疑問が湧いてきます。そうです、今度は「ゲルマン」とは何か?ということですが、これを調べてみますと、「ドイツ北部、デンマーク南部などに居住していたインド・ヨーロッパ系を祖先とする人々」とされ、現在は、「ドイツ、オーストリア、オランダ、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなどに住む人々を指す」ようです。
ここでも、インドという言葉が出てきますし、小生などにはヨーロッパの人々は皆、同じに見えてしまいます。
まぁ、ゲルマン人というのは、ドイツを中心としたヨーロッパ北部の人々という理解でよいのでしょうか?
なお、
イギリス人・・・・・アングロサクソン人
ベルギー人・・・・フランデレン人
フランス人・・・・・アルザス人
イタリア人・・・・・南ティロル人
などとされていますが、これらの人々は、いずれもインド・ヨーロッパ系を祖先とする人々であり、長い歴史の中で部族の集合離散、異民族との混血を繰り返しており、古代の純粋なゲルマン人とは言えないとされています。
まぁ、分かりやすくいえば、ヨーロッパにおいては、何人というのは、あまり意味がないと言うことでしょうか?
その後の歴史は、711年にウマイヤ朝(イスラム教)のターリングの軍がイベリア半島に上陸して、同年にグラナダも占領して、1492年にレコンキスタ(再征服)が行われるまでの780年間、イスラムの支配が続いたことになります。
なお、イスラムに追われた西ゴート王国は、アストゥリアス地方(フランスに近い地方?)でレオン王国や、その後のカスティーリャ王国を建国することになります。
などといって、分かったようなことを言ってますが、本当は、よく分からない!とういうのが正直なところです。
でも、キリスト教とイスラム教が共に王国を築いてグラナダを支配したことは、よく理解できました。
そして、そういう歴史があるからこそ、イスラムとキリストが融合した文化遺産が残っているのだと思います。