mugifumi日誌

海外旅行の体験などのほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

へびくんって素敵!

2009年08月29日 | 本と雑誌

 久しぶりに文芸春秋を読みましたら、またまた、あさのあつこさんの素敵なエッセー?が載っていました。

 前にもあさのさんのこのコーナーを紹介したことがあるのですが、この2009年7月号も素敵な内容でした。

 「へびくんって素敵!」というタイトルでしたので、今度は、どんな内容のものかな?と思ったのですが、イヤー、楽しいものでした。

 あさのさんの暖かさと「ピリィ!」と辛みが効いた心情が柔らかく、そして、辛辣に響いてきて、料理で言えば「美味しい!美味しい!」を連発したくなる味でした。

 「そんことより、中身を教えろ!」ですか?

 『みなさん、こんにちは。あさのです。

 3週間ほど前から、軒下に燕が出入りするようになりました。毎年のことなのですが、彼ら彼女らがやってくると、ああ夏が始まるんだと思います。

 季節を何に感じるか、どう感じるかは人それぞれ、十人十色、感性の個性の問題なのでしょう。私の場合は、夏の始まりは燕の到来、終わりは甲子園の決勝戦です。ああ始まるんだと、ああ終わるんだの間に、高校球児は暑くて熱い戦いを経験し、燕は二度、卵を産み、十羽以上の雛を一人前、いや、一鳥前に育て上げます。人間が一人前になる基準は曖昧ですが、燕の場合ははっきりしています。

 自分で餌を獲れること。何千キロに及ぶ過酷な旅に耐えられること、その二つです。人は大人の範疇となる年齢になったとき、一人前でなくとも(けっこう多いですよね。半人前成人とか三分の一人前大人)、よほどの事情がない限り生命の危機に陥ることはないでしょう。でも、燕にとって夏が終わるまでに一鳥前になれなかったとしたら・・・・・、それはそのままま死を意味します。

 時々、渡り鳥ってなぜ、あんな過酷な旅を選択するのだろうかと、大いなる自然に挑むように海を渡るのだろうかと考えてしまいます。

 さてさて、燕の大敵の一つが蛇です。せっかくの・・・・』

 と始まる文章ですが、いかがですか?何気ない生活場面を語っていますが、人生に対する優しさと辛さが「せつせつ」と伝わって来ませんか。しかも、この文章は、絵本解説の始まりみたいな部分ですから、ここからがもっと面白いのです。

 では、その内容を!と言いたいところですが、全部で三ページしかないものですので、是非、文芸春情を読んで楽しんで下さい。

 テーマが「大人の絵本舘」ですから、蛇にまつわる絵本を解説したものですが、最初の「へびくんのおさんぽ」などは、ネズミ、アリ、トカゲ、カタツムリなど蛇にとって餌となるような動物が水たまりを渡るために蛇の背中の上を渡るというもののようです。

 あさのさんは、燕のような渡り鳥たちより過酷な人間社会の有り様を絵本の蛇のように「ほんわり優しい世界にしたい!のではなく、「傷つき、裏切り、時に殺し合いながら」など、実生活は厳しいけれども、絵本の蛇のような優しさが少しでもあれば・・・と願っているように感じました。

 最後に、三冊目の「たすけて」という絵本の紹介で、あさのさんは、アメリカを「架空の敵を作り戦争を始めた超大国」とみているようですが、「戦争はどんな理由があれ、絶対反対」という姿勢が表れており、小生も多いに共感できるものでした。

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国際会計基準

2009年08月27日 | 社会・経済

 新聞記事を読んでいて、気になる記事がありました。

 テレビも新聞も最近の記事が覚醒剤の酒井容疑者と選挙ばかりですが、国際面と経済面にもっとスポットを当てて欲しいものです。

 特に、またぞろ、世界の投機資金が動き出したようで、食料や石油などの実体経済に悪影響を及ぼすようなことがないよう警戒していく必要があると思います。

 新聞の記事で、気になったのは、そうした悪い意味での投資家ではありませんが、銀行や証券会社が最も関係する国債の計上基準です。

 記事の内容は、「国債、時価対象外に」というタイトルが付いていて、副題に「会計基準 見直しめぐり観測」というものですが、内容としては、国際会計基準審議会(IASB)の会計基準の見直しで、金融機関が保有する国債は時価評価の対象外なるとの見方が広がっている、というものです。

 さらに、時価評価の対象になれば、業績の波乱要因として金融機関が国債を敬遠しかねない、巨額の国債発行を続ける財務省には安堵感も広がっている、と続いています。

 ここで、疑問なのは「国際会計基準審議会(IASB)」なる組織の正体です。

 この審議会は、日本の組織ではないのでしょうか?YESだとすれば、日本が勝手に会計基準を制定できない、ということでしょうか?

 小生は、国際会計基準などという言葉に惑わされて、無原則にその制定したものを日本の会計基準に取り入れようとする考え方に反対です。

 そもそも、欧米の基本思想は「弱肉強食」で、世界を暴れ回る投機資金の動きの原則は、そこにあるのではないでしょうか?

 そして、投機資金は、「誰かが得をして、誰かが損をする」ゼロ・サムゲームのはずです。

 だから、人のものを力ずくで奪うという弱肉強食の民族に向いている取引だと思うのです。

 そして、その評価がどうなっているかを表す会計基準も投機資金の場合には、投資家保護のために時価で表示する必要があるのだと思います。

 もちろん、国債取引そのものは、投機ではありませんが、投機資金と同様に金融取引ですから、基本的には同じ会計基準が適用されるはずです。

 しかし、投機と投資は明らかに違うのですから、会計基準を一緒にして表示しようとする動きには賛同できないのです。

 結果としては、そういう方向になるということですから、誠に結構だと思うのですが、先ほど申し上げたように「国際」という言葉がつくだけで、その通りにしようとする考え方に疑問が湧くのです。

 これほど極端ではないかも知れませんが、企業の将来負債を明らかにしようとしてリースした機器を資産に計上するという考え方や、将来、債務が発生するかも?という偶発債務に対する会計基準なども疑問です。

  これなども欧米の会計基準を無原則に真似た悪例そのものではないでしょうか?

 小生が言いたいのは、会計基準にも日本独自の考え方を取り入れて欲しいということです。

 また、「人は善であり、共に生きる」という和の精神の日本基準が国際基準になるよう努力して欲しいものです。

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ザルツカンマーグート

2009年08月25日 | 旅行記

 皆さんは、タイトルのザルツカンマーグートという言葉を聞いたことがありますか?

 「オーストリアの地方のことだろう!」という声が聞こえそうですね。

 その通りですが、ここがあまりにも綺麗だったものですから、HPにプラスして紹介します。

 ザルツカンマーグートは、ザルツブルグ市街から約1時間の距離にあり、美しい緑の山々と70以上の湖、そして、産業として古くから「岩塩」があり、ヨーロッパには珍しい温泉もあり、皇室の保養地としての役割も持っているところです。

 ここには、風光明媚な自然と紀元前8世紀ころから栄えたケルト文明(鉄器文明)の地としても有名な「ハルシュタット」や、シャーフベルク登山鉄道がある「ザンクト・ヴォルフガング」、フランツ・ヨーゼフ1世の別荘がある「バード・イシュル」などがあります。

 また、陶器で有名な「グムンデン」、モーツアルトの聖母が生まれ、姉が結婚生活を送ったとされる自然に溢れる街「ザンクト・ギルゲン」があり、ザルツカンマーグート地区は、是非、訪れたい場所です。

 このうち、私達が訪問したのは、前段で紹介したハルシュタットなどですが、「道の右側のハルシュタット湖に導かれるように歩いた」この街は、忘れられない美しさでした。

 先ほど、紹介しましたが、ここは、岩塩とケルト文明、そして、美しい光景から1997年に世界遺産に登録されています。

 街の中心地であるマルクト広場の手前から「今、歩いてきた道」を眺めれば、そこは、海外旅行のポスターに使われている構図の眺めとなっています。

 もちろん、、その美しさは格別です。

 そして、ここで、面白い?のがマルクト広場の近くにあるカトリック教会ではなく、教会の墓地の後方にある「バインハウス」と呼ばれる納骨堂です。

 狭い土地の有効活用策としてこのような納骨堂を作ったようで、小生も骸骨を見てきましたが、あまり気持ちの良いものではありませんでした。

 次に、バード・イシュルですが、ここがどんな街なのか帰国するまで知りませんでした。

 知らない人間の感想としては、宿泊したホテルのそばに綺麗な川が流れ、その両側を人々が散策しており、また、大きな公園のようなところには、色とりどりの草花が咲き乱れ、その中央に自然と調和した大きな建物が建っていましたので、「なんと美しい、素晴らしい街なんだ!」と思ったものです。

 そして、私達も街を勝手に散歩したのですが、ピンクの大きな教会とそこを歩くあどけない少女の姿を未だに思い出します。

 でも、ここにはフランツ・ヨーゼフ1世が毎年、夏を過ごしたという別荘「カイザー・ヴィラ」があったのです。

 内部が一般公開されているそうですから、是非、見ておきたかったですね。

 今日は、オーストリアのザルツカンマーグートについてお伝えしました。

 

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南イタリア:アマルフィ

2009年08月23日 | 旅行記

 今日は、ブログはお休み!などと考えていましたら、かみさんが肩こりの解消にマッサージに出かけてしまいました。

 二人とも痩せようと、階段を上り下りする運動に取り組んでいますが、年のせいか?すぐ疲れてしまいますし、長続きしない気がします。

 小生の腰痛や、かみさんの肩こりも、そして、血糖値や高血圧、糖尿なども、運動不足が多いに関係していると理解しているのですが・・・

 まぁ、あまり悲観しないで、食事療法なども取り入れて、気楽に考えて健康増進に努めたいものです。

 ところで、最近、テレビで「アマルフィ」という映画の宣伝をしていますが、皆さんは、ご覧になりましたか?

 小生は、この映画を既に見ていますが、最初は、あまり気が進みませんでした。

 何が進まないか?と言いますと、小生の「感性」が「この映画は面白くないぞ!」と囁くのです。

 でも、かみさんと映画を見に来て、何も見ないで帰るのも「シャク」なものですから、この映画を見てしまったのです。

 タイトルから想像しますと、外国の映画かな?とも思ったのですが、日本の映画でした。

 イタリアが舞台となって、小さな子どもが誘拐されるなどスリルとサスペンスに溢れる内容で、最後は犯人の真のネライが殺された家族の復習劇のような内容でした。

 舞台となったイタリアのアマルフィは、世界一美しい海岸であるとされていますが、私達夫婦は、去年、ここを見てきました。

 私達は、この海岸を走る道路から眺めたのですが、確かに美しかったのですが、なにか、もう一つ足りないように感じました。

 その原因は、海からこの海岸を見ていないからではないかと思っていたのですが、映画を見て、その答が分かったような気がします。

 陽光に映える白い建物と青い海、そして、緑の山々が調和する景色を望遠レンズで眺めるように見て「うわー、綺麗だな!」でも、「ハイ、さようなら」だったのですから、味気なかったのです。

 高台にある道路脇に作られた見学施設には、南イタリアの名物であるレモンなどのトロピカルフルーツを売っていましたので、これはこれで楽しい思い出にはなっています。

 でも、物足りなさの原因は、アマルフィの街に入ってドウモなどを実地に見学しなかったからだと分かったのです。

 あのドウモ広場で見せた女優さんの憂いに満ちた顔が浮かんできます。

 ということで、小生の感性がいかに当てにならないかという話と南イタリアのアマルフィについてお伝えしました。

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雲南省大満喫の旅行記

2009年08月22日 | 旅行記

 このところ、朝晩、涼しくなってきましたので「旅行記の整理も進んできた。」と言えればよいのですが、思うように進んでいません。

 旅行記は、三つの旅について執筆したいと考えており、現在、中国:雲南省大満喫の旅(麗江、大理、昆明、石林6)を手がけています。

 雲南省の旅は、20007年の12月29日出発で2008年1月3日帰国でしたから、もう1年8月が過ぎようとしています。

 HPをご覧いただきますと、現在、12月29日(出発日)を終えて、30日の麗江:玉泉公園の入口のところを執筆しているのが分かるかと思いますが、まさに「悪戦苦闘」しています。

 何しろ、記憶が薄れている上に玉泉公園がどのようなところかなどを調べながら執筆しているのですから時間がかかります。

 今回の旅の眼目は、雲南省で生活している多数の少数民族の人達が歩んできた文化と生活は、どのようなものなのか、ということだと思います。

 玉泉公園では、その少数民族である「納西(ナシ)族」の人達が朝早くから体操なのか、踊りなのか分かりませんが、音楽に合わせて楽しそうに身体を動かしていました。

 また、納西族や漢族などの文化が融合した建物である明代創建の五鳳楼など歴史的に重要な建物がありました。

 このブログが終了しましたら、象形文字である東巴(トンパ)文字の博物館などをHPの原稿として整理したいと考えていますが、皆さんの目にとまるには、もう少し時間がかかると思います。

 ところで、納西族に関するデータを集めてみますと、次のようになります。

 まず、納西族の家庭生活はどうのようなものか、といえば夫婦の関係が「一妻多夫制」という母性社会で、女性の地位が高いそうです。

 2000年の調査で人口が約30万人、絵文字のようなトンパ文字という象形文字を持っています。

 宗教は、基本的には、自然崇拝ですが、チベット仏教の影響を大きく受けているそうです。

 話が文化面に戻りますが、文字ばかりではなく、服装にも特徴があります。

 もっとも、納西族の服装は、他の少数民族に比べますと、「木訥」というか「落ちついている」と感じました。

 小生のHPでも紹介していますが、中国の少数民族の服装、特に、女性がカラフルな服装(帽子)をしているのが目立ちましたが、納西族は、例外なのでしょうか?

 ということで、今日は、中国の雲南省についてお伝えしましたが、今後、頑張ってHPを仕上げたいと思いますので、引き続き、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

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