mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ブルガリアの民家での昼食

2016年11月30日 | 旅行記
 「マダラの騎士像を後にした時刻が11時30分ぐらいで、昼食会場である民家に到着したのが11時40分ぐらいでした。民家の周りは、ブルガリアの農村を感じさせる雰囲気で、農道のような道路にバスを止めて歩きま始めましたが、古い故障したような農機具が(おいて)ありました。その左側には、長い壁があり、その先の入口では、ここのご主人、ヤネヴさんをはじめご家族の皆様が(私たちを)まっていました。」

 という書き出しで始まるのは、ルアーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅行記の旅行6日目の記録です。

 まず、古い農機具やヤネヴさんの家などをご覧ください。

 <古い農機具>


 <通路を進むと>


 <ヤネヴさんのご家族が歓迎の出迎え>


 <ヤネヴさんのご家族>


 この写真からブルガリアの素朴で温かい農村の様子が伝わってくると思います。
 通路を進んでいきますと、左側の家の入口で娘さん?が大きな手作りのパンと香辛料を持って、私たちを歓迎してくれました。
 そして、右にはアコーディオンを奏でているヤネヴさんがいて、私たち一人ひとりに微笑んでいました。

 中に入りますと、ご家族がそろって待っていました。
 次に私たちの目に飛び込んできた光景が、赤いサルビアの花とたわわに実ったブドウの樹でした。

 <赤いサルビアの花>


 <ブドウが棚から下がって!>


 右側に家があり、その左には昼食用のイスとテーブルが用意されいていました。
 食事の前に美しい庭を拝見したいという無理な希望もかなえさせていただきました。
 敷地は、それほど広いという感じはしなかったのですが、まず、手前の左方向に向かいました。そこには金網がついた小さな小屋があり、中にはキジ、ヤギ、ニワトリなどが飼われていました。

 <小屋の中>


 <敷地の光景>


 <同じく白い花が>


 <ワンちゃんも歓迎>


 これがブルガリアの農家の一般的な姿なのでしょうか?敷地一杯に草花や野菜などの植物が植えられていて、素朴で温かく美しい光景です。
 
 そして、この散策の後に昼食となるのですが、お世辞抜きで美味しくいただきました。
 特に、小生が苦手なデザートですが、「ミルクを使った伝統的なパイ」は、帰国してからも、その甘みを控えた美味しさが忘れられないものになりました。「もう一度食べたい!」と今でもその味を忘れることができません。

 それでは、最初に出てきた料理「ジョブスサラダ」をご覧ください。

 <ジョブスサラダ>

 
 このサラダは、トマトやキュウリなどにチーズを振りかけたものです。ご覧のように大盛りですから、完食は無理かな?と思ったのですが、美味だったものですから全部いただいてしまいました。
 
 <ポークと野菜のシチュー>


 この料理がメインの「ポークと野菜のシチュー」ですが、小生は「牛肉の煮込み」と勝手に命名しましたが、これも結構なお味でした。
 次が先ほど申し上げた「伝統的なパイ料理」です。


 こうして、どの料理もおいしくいただきましたが、これで民家訪問は終わりではありませんでした。
 料理以上に感激したことかもしれませんが、まず、40度の地酒の試飲がありました。
 そして、先ほど申し上げた「伝統的なパイ料理」の生地づくりに挑戦するという行事が待っていました。

 <パイ生地を作る>


 この美味しいパイ料理の生地作りは、まず、ヤネヴさんの奥さんが実演し、その後、ツアーメンバーの中から男女一名づつが奥さんの指導の下に作業を試みるというものでした。
 女性の方は、広島県のTさんが積極的に参加されましたが、男性陣からは候補者がなかなか現れませんでした。
 小生は、この時、Tさんの作業をビデオと写真に収めようとして前の方にいました。
 これが良くなかったのですね。女性陣から「mugifumiさんがやって!」という大きな声がかかってしまったのです。

 その後は、たわわに実ったブドウをいただきましたが、次にヤネヴさんのご家族との楽しいダンスが待っていました。

 <皆で楽しいダンス>


 楽しい時間は「あっ」という間に過ぎてしまうものです。
 本当に名残惜しいのですが、最後にご家族と記念撮影をしたり、ヤネヴさんが写っているカレンダーなどを撮影してこの地を後にしました。

 <ご家族と記念撮影>


 ここからは、大関琴欧州の故郷ヴェルコ・タルノボに向かいました。
 宿泊先は、メリディアンホテル・ボリヤルスキーというホテルです。
 
 なお、このヴェルコ・タルノボにつきましては、すでにこのブログで記事(11月5日)にしましたので、そのページをご覧下さい。
 
 

 

 

次の旅行先はエジプト

2016年11月29日 | 旅行記
 <我が家の草花>


 <同じく>


 次の旅行先は、エジプトに決めました。
 エジプトは、もっと前に行きたかった国ですが、治安が悪化してしまい、訪問するタイミングを失っていたのです。
 見どころも多く、あれも、これも見たい!と思いますが、特に、ルクソールの秘宝とも称され、数あるエジプト美術の中でも最高傑作のひとつといわれる「ネフェルタリ王妃の墓」と「アブシンベルの朝日の奇跡」の二つは必見!だと思います。
 なかでも、「ネフェルタリ王妃の墓」は、ルクソールの王妃の谷にありますが、エジプト政府により厳重に保護され、通常は非公開となっているそうです。
 ところが、エジプト観光復活への起爆剤にと、2016年秋から1年間限定(予定)で公開することになった、といいますから、こんなチャンスはないのかも知れません。
 ただし、壁画保護のため、10分間のみの見学で、撮影は一切できない!ので、脳裏に焼き付けるしかないようです。

 <うれしい黄色の花>


 この二つを見学できるツアーを探していますが、今のところ、ユーラシア旅行社、阪急交通社のフレンドツアー(ビジネスクラス利用のみ)の二社しか見当たらないのです。
 このうち、ユーラシア旅行社は、満席(2月19日出発)になっています。
 また、フレンドツアーは、旅行代金が60万円以上になりそうですから、小生には無理な相談です。
 なお、旅行代金が比較的安価なクラブツーリズム社のツアーを調べましたが、「アブシンベルの朝日の奇跡」の見学はあるのですが、「ネフェルタリ王妃の墓」は、予定にはないが、添乗員の判断で行くこともある、という電話での返事でした。
 こうなると、クラブツーリズム社になりそうですが、、「ネフェルタリ王妃の墓」が添乗員の考え方次第!というのでは、参加をためらってしまいます。
 これでは、ユーラシア旅行社の「キャンセル待ち」しかないな!と思い、同社に電話を入れましたら、「キャンセル待ちは今のところいない」「飛行機とホテルが確保できれば、申し込みを受ける」という話があり、後日、返事をいただけるということになりました。

 <今年の草花は鮮やか!>


 <小さなシクラメン>


 <最後に濃い紫のすみれ>


 本日は、これにて失礼します。

ブルガリア・マダラの騎士像

2016年11月28日 | 旅行記
 先日は、ブルガリアのシューメンという町でのトンプル・ジャーミャ観光をお伝えしました。
 今日は、同じ日(10月21日、旅行6日目)の午後に訪問したマダラについてお伝えします。
 マダラは、シューメンからは約18㎞ですが、少し黒海方向(東)に戻る感じのところにあります。
 途中、赤い看板が印象的なスーパーマーケットに立ち寄りました。トイレに入ったり、お土産を物色したりと、こういうひとときも楽しいいものです。

 <スーパーマーケット>


 などといってますが、私たちが「買い物がしたい!」と無理を言って立ち寄ったスーパーマーケットでした。

 スーパーマーケットから次の訪問地マダラの騎士像までは約20分、11時ちょうどぐらいの時刻に到着しました。

 <マダラの騎士像到着直前の光景>


 <騎士像への階段登り口>


 <階段の様子>


 騎士像の駐車場に到着しますと、騎士像が刻まれている断崖に行くのですが、階段が結構な段数でしたから「ああぁー」と声が出そうなくらい疲れてしまいました。
 もっと足腰を鍛えなければ!と思うのですが、やっとのことで、騎士像が見られる平面な場所に着きました。

 <騎士像が彫られている崖>


 <同じく全景>


 この騎士像は、世界遺産になっていますが、近年、崩落が激しいため95年から修復中で、今も足場が組まれていました。
 肝心な「騎士像」ですが、実物を見た本人が崖のどこに彫られているのか、よく分からなかったのですから、我ながら情けない限りです。

 でも、お助けマンではなく、ウーマンがいました。ちゃんと彫刻の部分を撮影していたのです。

 <猟犬を従え、ライオンに槍を突き刺している騎士像>


 猟犬を従え、ライオンに槍を突き刺している騎士像の姿は、軍事的な勝利を象徴しているそうですが、その様子がわかるでしょうか?
 ところで、マダラの騎士像は、碑文に第1次ブルガリア帝国の歴代皇帝の名前が刻まれていることから8世紀ごろの制作だとされています。

 <猟犬の像>


 <ライオンの像>


 この後は、マダラでの民家での楽しい!楽しい!昼食が待っていました。

 <マダラの騎士像の入口付近の全景> 


 最後に、騎士像からの帰路に撮影した全景をご覧いただいて、本日は失礼します。

次の旅はモロッコそれともエジプト?

2016年11月27日 | 旅行記
 昨日は午後からかみさんと買い物に行きました。
 買い物といいましても、小生は本屋と電気店に用事がありましたので、かみさんとは行く店が違います。
 本屋で何を買ったかですが、来年の年賀状用に素材を探したのですが、「12年使える12支プレミアム年賀状」という冊子を買いました。
 本に書かれた内容は、DVD-ROMがついていますので、パソコンで読み取ることができますが、問題は、小生が使っている「筆ぐるめ」というソフトで使えるのか?でした。
 この本は、「筆まめVer26」というソフトと添付されていますので、これでもいいのかな?とも考えたのですが、名前や住所などのデータ処理がどうなっているのか?(筆ぐるめのものをコピーできるのか?はがきなどから入力する必要があるのか?)という疑問もあり、購入することをためらったのです。
 でも、本をよく読みましたら、筆ぐるめにも対応しているという説明がありましたので、案した次第です。
 
 ところで、今日は午前中、畑に行ってダイコンなどを収穫に行ったのですが、畑を眺めていましたら、ダイコンばかりではなく、黄色い菊の花が目に飛び込んできました。
 食用の菊は、ちょっと茹でたものを3倍酢などでいただくのですが、あの苦みが何とも言えない味わいなのです。

 <大根>


 先ほど、収穫してきた大根です。今年は野菜が高いという話を耳にしますが、我が家の野菜たちは順調に育っています。
 ダイコンは、虫が食べていたり、足が何分も出ているなど売っているものに比べますと、見た目はよくありませんが、これを生でいただきますと、みずみずしくてとても美味!です。また、大根の葉は、店では売っていませんが、炒めたりしますと美味です。
 今年は、例年以上に豊作で、食べきれないと思いますが、友達や近所の方に差し上げようかな!と考えています。

 <菊の花>


 ところで、小生が畑から帰ってきましたら、かみさんが「エゴマの種」を篩(ふるい)にかけて、ごみを取り除いてくれました。
 今年は、エゴマの苗が畑にたくさん出てきて、秋には多くの種が収穫できました。しかし、細かい種でいたから、枝から種だけを取り出す方法を考えたのですが、中々良い方法が見つからなかったのです。
 このエゴマは、必須脂肪酸のオメガ3という油がとれる植物ですが、食べ方としては、ゴマと同じようにフライパンなどで炒ったものを粉にして野菜などに振りかけて食べようか、と考えています。

 <エゴマの種>


 <ためし掘りしたジャガイモ>


 この写真も先ほど収穫した秋用のジャガイモですが、これも出来が良く一安心です。

 などと畑のことを記事にしていましたら、肝心な旅行のことが疎かになってしまいました。
 最近までは次の旅行先はどうしようか?それともしばらく休もうか?などと考えていたのですが、旅行の虫が2月にモロッコか、エジプトが良いのではないか!と誘うものですから、どちらかに行こうか?と検討を始めました。
 かみさんが、エジプトの場合なら、「アブシンベル神殿のご神体を朝の光が照らしだす特別の日」に行けるものがよい!また、「2016年秋から1年間、一般開放されるというネフェルタリ王妃の墓」も見たい!と言ってます。
 エジプトは、アラブの春以来、旅行しにくい国になってしまいましたが、治安が回復したようです。
 また、モロッコの場合は、サハラ砂漠がメインだと思うのですが、旅行費用が比較的安いので、モロッコの有名なところを周遊するような長めのツアーがいいな!と考えています。

 

 
 

ブルガリアのネセバルからシューメンに向かう

2016年11月24日 | 旅行記
 前回は、ネセバルの散策の模様をお伝えしまいしたが、「聖母マリア教会?」と記述しました教会のことですが、この情報が正しいのか?確認ができませんでした。
 ウキペディアによれば、写真付きで「The Virgin Eleusa Church(Church of saint dormition)、19世紀の教会」と表示されていました。
 これが正しいとすれば、聖母マリア教会ではなさそうです。

 さて、私たちは、13時過ぎにネセバルに分かれを告げて、次の訪問地シューメンに向かいました。
 方向としては、黒海沿いに北に向かって進み、途中、ヴァルナという大きな港町でトイレタイムを取りました。
 ここからシューメンまでは、200㎞ぐらいありそうです。
 他の社のツアーでは、この街に宿泊する場合もありましたので、小生は、ヴァルナという街がどのようなところなのか気になっていました。
 人口35万人、ソフィア、プロブディブに次ぐブルガリア第3の都市で、見どころも、大聖堂や、考古学博物館、ローマ浴場跡などがありますので、少しぐらい散策するのかな?と思ったのですが、トイレ休憩のみでした。

 でも、バスに乗っていますと、この街がどんなところなのかが理解できるようでした。
 黒海を運行する貨物船が世界中から集まっていて、船員やバカンス客が訪れる活気に満ちた港町なのです。

 <ヴァルナの街角>


 <大きな船が集まるヴァルナ港>


 <ヴァルナの大聖堂?>


 上の写真は、かみさんがバスの中から撮影したものですが、ヴァルナのシンボル、大聖堂だと思います。
 大聖堂は、露土戦争の勝利によってブルガリアが独立した後の1886年にロシアのサンクト・ペテルブルクにある聖堂を模して建設されたものだそうです。

 <トイレ休憩のビル前にて>


 ところで、トイレ休憩は、ガソリンスタンを借りる予定になっていたのですが、混んでいて?使えない状態でしたので、隣にある大きなビルのトイレを借りたのです。
 この後、予定通りバスに揺られてシューメンに向かいましたが、バスの中でウトウトしていましたら、シューメンのホテル到着していました。

 <ホテルから見えたシューメン>


 この後は、ホテルのレストランでビーフ料理などいただきました。

 そして、翌日は、9時にロビーに集合して、ホテルから歩いてシューメン散策です。
 シューメンは、ブルガリア帝国の首都に近いことから、首都防衛のための要塞として町が造られたそうです。
 現在、シューメンには、トルコ人が多く住んでいて、トルコ語が良く聞こえるそうです。
 たばこや家具、皮革製品の製造が盛んなほか、ブールの産地としても有名です。
 主な見どころは、ブルガリア建国1300年の記念碑がある「ブルガリア建国記念碑」や「トンブル・ジャーミャ」「歴史博物館」などがありますが、私たちが訪問したのは、トンブル・ジャーミャだけでした。

 <トンブル・ジャーミャに向かう途中の光景>


 <同じく緑の中を歩く>


 <ジャーミャが近づいてきた>


 <ジャーマヤの全景>


 トンブル・ジャーミャは、ブルガリナのイスラム礼拝堂として最大の大きさを誇るもので、1744年にオスマン総督ハリ・バジャにより建てられたものです。私たちが訪問した時には、工事中で中に入ることができませんでした。

 <帰り道も緑が一杯>


 <ホテルに近づく>


 朝の早い時間帯で、また、町の中心から離れているためか、シューメンという街は「静かな佇まいの美しい町」という印象でした。
 この後は、ホテルからバスに乗って「マダラ」という町に向かいました。

 今日はシューメン散策についてお伝えしました。
 これにて失礼します。