mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ルーマニアのブコビナ地方の5つの修道院群

2017年02月14日 | 旅行記
 昨日は長い距離をバスに揺られてグラフモールに到着しました。
 宿泊したベスト・ウエスタン・ブコビナは、縦長の高い建物にトルコのキノコ岩のような形の屋根が特徴の大型ホテルです。

 という書き出しで始まる文章は、旅行14日目の朝の模様を伝えるものですが、このブログでもこの長い記述を引用したいと思います。
 続けて・・・

 また、(このホテルは、)フモール修道院のバスの乗り場が目の前にあるという好立地の場所にあるそうです。
 建物自体は、近代的できれいですが、部屋の面積がちょっと狭く、浴槽はなし、ベッドはシングル、部屋が横向きのためか窓からは真下の道路が見えていました。おまけにコンセントが見当たらない(少ない)ので、デジカメンドの充電に苦労しました。
 食事や外観、立地場所がよく、また、シャワーのみとか、ベッドがシングルというのは悪くないのですが、部屋の面積とコンセントの問題を考えると、このホテルに対する評価は「まあまあ」ということになります。

 <狭い部屋>


 さて、今日は「ルーマニアの最大の見どころ!」と言っても過言ではない「ブコビナ地方の世界遺産5つの修道院群」を見学します。
 ホテル出発が8時15分ですが、その前に腹ごしらえです。(モーニングコール6時45分、朝食P階のレストランで7時00分から)

 <ハムと卵のオンパレード>


 <ホテルの玄関>


 今日の予定は、先ほど申し上げた「5つの修道院群」ですが、修道院の数が5つではなく6つのようなのです。
 地球の歩き方という旅行案内書がありますが、この本では「6つ」となっているのです。
 
 修道院の名前は、スチェヴィツァ修道院、モルドヴィツァ修道院、アルボーレ修道院、フモール修道院、ヴォロネツ修道院、プトナ修道院です。
 このうち、スチェヴィツァ修道院以外の修道院が世界遺産に登録されているそうです。

 まず、私たちが宿泊したグラフモールを含めた修道院の位置関係についてご覧いただきます。<地図と文章で説明していますが、割愛します。>

 ところで、小生は、またもや勘違いをしていました。
 ルーマニアの政府観光局が作成したホームページによりますと、ブコビナ地方の修道院とは「9つ」の修道院のようです。
 地球の歩き方でも、また、旅行社の案内でも「5つの修道院群」という言葉を使っていましたので、修道院の数は「5つ」だと勝手に思っていたのです。

 さて、その9つの名前を申し上げますと、次の通りです。
 ◆ ⑤ アルボレ修道院 1993年世界文化遺産登録
 ◆ ② ヴォロネツ修道院 同上
 ◆ ④ スチェヴィツァ修道院 2010年世界文化遺産登録
 ◆   スチャヴァ聖ゲオルゲ修道院  1993年世界文化遺産登録<未登録?>
 ◆ ① フモール修道院  同上
 ◆   プロボタ修道院  同上<未登録?>
 ◆ ③ モルドヴィツァ修道院  同上
 ◆   ドラゴミルナ修道院(パトラウツィ修道院?)  未登録

 というように、mugifumi夫婦の旅行記をなぞっていましたら、おかしなことに気づきました。
 これらの修道院の数は「8つ」しかないのです。
 そこで、あらためてルーマニア政府観光局のホームページを検索したのですが、「ドラゴミルナ」という修道院のことは記述がなく、その代わりのように「パトラウツィ」という修道院のことが掲載されていました。
 また、世界文化遺産に登録されている修道院は、上記の7つではなく、プロポタ修道院とスチャヴァ聖ゲオルゲを除く5つの修道院のようです。
 
 これらの情報のどれが真実なのか分からくなってきました。世界遺産の修道院が「5つ」であれば、その表示は、おかしいものではありませんので、小生のホームページを修正する必要があるかもしれません。
 
 ところで、私たちが実際に訪問した修道院は、〇印で番号がついているところで、番号順に見学しました。
 その模様については、次回にレポートしたと思います。


 追伸 19日からエジプトに行っています。27日帰国ですが、ブログは、しばらく執筆できないかもしれません。
 

 

ルーマニア・ブコビナ地方のグラフモールに向かう

2017年02月10日 | 旅行記
 前回の記事(1月24日掲載)では、プルサナ村の木造教会の模様をお伝えしました。
 本日は、教会の見学が終了して昼食のところから記事にします。

 昼食の場所は、「ボディザ」という村です。
 小雨の天気でしたが、民家のようなレストランでご馳走になり、また、食後には、2階で手作りの民族服などを見ることができました。
 なお、旅行会社が作成した資料では村などの名前がの「PENSIUNEA SIGHETEANAにて」となっています。
 「ボディザ」なのか「ボディッツア」なのか?また、「PENSIUNEA SIGHETEANA」の意味も分かりませんが、舌を噛みそうな名前だということだけは確かですね。

 さて、肝心な料理ですが、添乗員のTさんのメモでは「学校の先生であるマリアさん宅にて昼食。」となっていて、すべて自給自足の家庭料理だそうです。

 <近くの光景>


 <昼食会場の民家に入る>


 小生などは、普通のレストランでいただくものだとばかり思っていましたので、個人の家でいただいたのですから驚いてしまいました。
 どんな料理が出てくるのか楽しみです。

 <サワースープ>


 <豚肉料理>


 <クレープ>


 小生の独断と偏見による味の評価は、「野菜スープ(サワースープ)」が「美味」、ブドウの葉包み(豚肉料理)が「まあまあ」、クレープが「イマイチ」でしたが、この地方独特の素朴な料理を堪能できましたので、大満足です。

 ところで、食後に見学した2階の民族服の様子ですが、写真を撮影しなかった!のではなく、ツアーメンバーの美顔が「バッチリ」判明するものばかりだったものですから、残念ながら掲載しないことにしました。

 なお、帰り際にマリアさんご夫妻の写真を撮影することができました。

 <にっこり微笑むご夫妻>


 昼食が終わりますと、ブコビナ地方のグラフモール・ルイのホテルに向かったのですが、その途中、またまたTさんのご配慮で小生が希望していた「ボクダン・ボダ」の木造教会を見ることができました。
 ざぜ、小生がこの教会を知っていたのか?ですが、別な旅行会社のツアーでは、「どんなところに行くのかな?」と思い、その日程表を見ていましたら、「ボクダン・ボダの木造教会」というところを見学するとなっていたのです。
 私たちが参加した旅行ツアーには、この教会のことが触れていなかったものですから、厚かましいとは思いましたが、申し上げてしまったのです。
 しかも、道路わきにバスを止めて、バスから降りて写真撮影するというチャンスをいただきました。

 <ボクダン・ボダの木造教会>


 <同じく>


 <教会の反対側にある銅像>


 <別な角度から>


 この教会は、世界遺産ではありませんが、歴史や文化的価値を知りたいものだと思いました。
 
 さて、ここを見学した後は、美しい景色が広がるというブコビナ地方に向かったのですが、雨のためガラスが曇ってしまい、景色がかすんでしまいました。
 その間、14時20分ごろにガソリンスタンドでトイレタイムをとったのですが、16時ころの2回目のトイレタイムではハプニングが待っていました。
 2回目のトイレタイムは、16時ごろでしたが、霧のようなもに覆われている霞んでいる峠(Tさんのメモでは1416mのプリスロップ峠)のような場所でした。
 ここで降りて、トイレを借りる予定だったのですが、予定していた店が閉まっていて使えないのです。
 {さあ!どうする?」となるところですが、ノープロブレムです。青空トイレを愉しめばよい!だけのことです。

 <1回目のガソリンスタンド>


 <2回目の峠の茶店>


 <峠の風景1>


 <峠の風景・霞んでいる>


 <同じく>


 「男はよいが、女性は?」などと詮索しないでください。

 それにしても、グラフモール・ルイは遠かったですね。何しろ、16時15分ごろ峠を出発して、ホテルに到着したのが19時20分ごろでしたから、2時間以上バスに揺られていたことになります。
 その間、何かないか?とバスから景色を眺めていたのですが、小生は、昨日から尾てい骨が痛んで、痛みを和らげるためにバスのイスに前かがみになってス座っていました。
 
 <バスから撮影した光景>


 <青空が覗いていた>


 ホテルに到着すると、早速、夕食です。今は「ビュッフェ」というそうですが、小生などは「バイキング」といった方が理解しやすいと思います。

 <鶏がらスープ>


 <豚肉>


 <鶏肉>


 <レタス?>


 <ハム・ソーセージ>


 味は、全体に「おいしい」と思いましたが、好きなものをいただいたので、肉の揚げ物が多くなってしまいました。

 さて、このホテルは、グラフモール・ルイの「ベスト・ウエスタン・ブコビナ」というホテルですが、今回に旅のメイン観光地「5つの修道院」をめぐる基地として2泊する予定になっています。
 
 またまた、話が変わって恐縮ですが、ルーマニアでは、この日から「標準時間になる!」というのです。
 ルーマニアも他のヨーロッパ諸国と同様にサマータイム制度を採用しているそうで、昨日までが夏時間で、今日から標準時間になるという話なのです。
 標準時間になりますと、時計の針を1時間戻す必要があります。時計をそのままにしておきますと、勘違いを起こしかねません。日本との時差も1時間違ってきます。

 ということで、この日は長い移動日のような旅でした。