mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ロマンチック街道:ネルトリンゲン

2008年04月29日 | 旅行記

 昨日は、ローレライの話をしましたので、今日からロマンチック街道の続きをレポートしようと考えたのですが、既にロマンチック街道は、紹介しているようです。(2007.11.10から)

 でも、街道のコースやライン川クルーズの様子、魔女伝説など前回では紹介できなかったことが補足できて小生としては、おおいに満足しています。

 などと己の失敗を勝手に弁護し、納得しておりますが、まぁ、よくあることですからご勘弁ください。

 そこで、今日は、ロマンチック街道の中で訪問しなかった街、ネルトリンゲンとディンケルスビュールについてお話したいと思います。

 なぜ、この二つの街かと言いますと、観光パンフなどに名前がよく出てくるからですが、ここ以外では、ドイツ最古の都市で、ルネッサンス期、最大の建築物といわれる市庁舎があるアウグスブルク、天井画が「天から降ってきた宝石」と讃えられ、世界遺産にも登録されている巡礼教会の所在地、ヴィース(シュタインガーデンとして紹介している参考書もある。)など、私達が訪問した以外に多くの見所があるそうです。

 まず、ネルトリンゲンですが、この街は、約1,500万年前に落ちた隕石の落下地点とされています。隕石との衝突によって約25キロの円形の盆地となったようです。

 この街は、パンフの写真によく紹介されているように円形の街の周りをグルリと壁が囲んでいて、その中心に1539年に完成した「ザンクトオルク教会」があるそうです。

 写真を見ると、卵形の壁の中に明るい赤の屋根が連なり、「中世の真珠」と言われるのも頷ける感じがします。

 それにしても、ヨーロパの人々は、「なんとかの真珠」というのが好きですね。

 どんな街の様子なのか見たい?

Nerutoringe

こんな感じですが、いかがですか?左クリックすると大きくなりますので、ご覧下さい。

 さて、次にディンケルスビュールですが、ここは、1632年にスウェーデン軍に征服されたのですが、その時の将軍がこの街の破壊を命じ、危うくこの街は消滅するところであったとされています。

 この危機を救ったのが子供達で、子供達が将軍に街を破壊しないように懇願したのだそうです。

 この時、将軍は自分の息子のことを思いだして、命令を撤回したということで、この街が残ったのですが、こういう話を聞くと泣けますし、凄いですね。

 これを記念してかどうか分かりませんが、この街では、7月の中旬にバイエルン地方の軍服とロココ調のカツラをつけた少年鼓笛隊や中世風ビロードのワンピースを着た少女達のパレードがあるそうなのです。

 オモチャのような木組みの家が並ぶ中世の街に子供達が、これまた中世の服を着てパレードをする、というのはなんとも愛らしく楽しいじゃありませんか。

 今日は、ネルトリンゲンなど私達が訪問できなかったロマンチック街道の主要観光地についてのレポートでした。

 


ロマンチック街道:ライン川

2008年04月27日 | 旅行記

 昨日は、ライン川クルーズの話でした。

 今日は、小生が旅したヨーロッパの国々を流れている川とローレライについてお話したいと思います。

 まず、川ですが、ロマンチック街道ではライン川(ドイツ、スイス、オーストリア、フランスなど)とセーヌ川(フランス)、また、中欧ロマン紀行では、ドナウ川(ルーマニア、ハンガリー、オーストリア、ドイツ、スロバキアなど)が印象的でした。

 ロマンチック街道のライン川は、スイスアルプスのトマーゼ湖に端を発し、ボーデン湖に入り、ドイツ、フランスの国境を北に向かう、カールスルーエヘの少し南からドイツ国内を流れ・・・を通りオランダ国内へと入ったあと、ロッテルダムから黒海に注いでいる。と説明されていますが、ヨーロッパの地図が頭に入っていない小生には何だかよく分かりません。

 全長が1,320キロメートルで、ドイツを流れる部分が698キロメートルと言いますから、半分以上がドイツということになるのでしょう。

 流域の国々は、スイス、リヒテンシュタイン、ドイツ、オーストリア、フランスそしてオランダの6カ国ということになります。

 ドイツ人はこの川を「父なる川」というそうですが、どうして父なのでしょうか?川というと、どうも「母」というイメージがあります。

 ちなみに、ドナウ川の長さは2860キロ、セーヌ川は780キロですから、ライン川の長さは、大ざっぱに言えばドナウ川の半分、セーヌ川の2倍ということになります。

 また、流域面積はラインが185千平方キロ、ドナウが817千平方キロ、セーヌが78千平方キロですから、ドナウの4分の1、セーヌの2倍強ということになります。

 さて、ローレライですが、ローレライは、ライン川流域の町、ザンクト・ゴアレスハウゼン近くにある水面から突き出た岩山のことで、ライン川の一番狭いところとされています。

 ローレライとは、妖精の岩という意味だそうで、この場所が水面下に多くの岩が潜んでいるため、事故が多発して、多くの船乗りが命を落としたとされています。

 事故の原因が、ローレライにたたずむ金色の櫛を持った美しい少女に船頭が魅せられるからだ、というのがローレライ伝説でありますが、原因を美しい魔女や妖精にするのは面白いものです。

 ところで、このローレライの歌がありましたが、皆さん、ご存じですね。作曲は、フィリップ・フリードリヒ・ジルヒャーという方(ドイツ人?)で、作詞は私達も知っているハインリッヒ・ハイネです。

 これを日本語に訳したのは、近藤朔風という方で、私達も口ずさむことができます。

           なじかは知らねど  心わびて、

           昔の伝説は  そぞろ身にしむ。

           寂しく暮れゆく  ラインの」流れ

           入日に山々  あかく映ゆる。

 

 という1番の歌詞に続いて2番に妖精のことが出てきます。

           

           美し少女の  巌頭に立ちて、

           黄金の櫛とり  髪のみだれを、

           ときつつ口吟む  歌の声の、

           神怪き魔力に  魂もまよう

 

 となっています。まさにローレライ伝説そのものですが、皆さんはどう思われますか。最後の神の怪しき力は「くずしきちからに」と読むそうです。

 今日は、ライン川についてのレポートでした。


ロマンティック街道:ライン川クルーズ

2008年04月26日 | 旅行記

 今日からゴールデンウイークのはじまりですね。この大きな休暇を利用して海外旅行、という方も多いと思います。

 小生もご多分に漏れず、何度か海外旅行に行ったことがあります。でも、この時期と年末年始は、予約がなかなか取れませんし、代金が高いことや、成田での混雑などを考えると、旅行することを躊躇う?こともあります。

 小生の今年のゴールデンウイークですか?良く言えば、家で休養、悪く言えば、ごろ寝の毎日?と行きたいところですが、畑作業や、ホームページの整理、奥さんの運転手などなどがあり、また、じっとしていられない小生の性格もあり、なかなかゆっくりしていられません。

 もちろん、海外旅行の予定はありません。国内旅行ですか?家内は日本の世界遺産、できれば「合掌造りで有名な白川郷に行きたい!」なんて言ってました。まぁ、無理でしょう?

 さて、タイトルのライン川クルーズですが、このクルーズは、大変、印象に残るものでした。

 旅行日程、二日目で、バスでフランクフルトを出発し、リューデスハイムに行き、ここからザンクトゴアハウゼン間をクルーズしたのですが、ライン川の両岸から見える街並みや、中世の古城などが次々と現れて、観光客を楽しませてくれるのです。

 船の上で何をしていたのか?もちろん、見たことのない異国の景色に見とれていたのですが、ハプニングがありました。アメリカ人?かどうか分かりませんが、小生に「マイダーリンを探している、ユウは知らないか?」と聞くのです。どうして、お前に英語が分かるのか?と思われるでしょう!

 不思議なもので、それが日本語のようにはっきり理解できたです。もちろん、旦那のことなど小生が知る由もありません。小生の風体が良かったので、安心して聞くことができた?ということはありませんね!何しろ、サングラスを架けていて、その姿は、まるで、ヤーさんのようだ、といつも言われています。

 まぁ、こいうハプニングは、なかなか体験できませんが、海外旅行の面白さは、こういうところにあるということでしょうか。

 話は、変わりますが、リューデスハイムの街並みは、木造の古い家々と草花が咲き乱れて本当に綺麗でした。

 日本にも外国に負けない美しい景観は、沢山、ありますが、ごみが落ちているのはいただけません。日本人のマナーの悪さもありますし、何でも包装してあり、また、ものが溢れすぎていることが原因ではないのかと思います。

 とにかく、観光地にゴミは禁物ですね。

 話を戻していただいて、小生は、その後のヨーロッパ旅行でいくつかのクルーズに参加していますが、このライン川クルーズの体験が「クルーズは面白く、楽しい」と小生の脳裏に焼き付けられたということです。パリのセーヌ川クルーズ、そして、オーストリアのドナウ川クルーズに参加していますが、オーストリアの場合には、クルーズがあるからという理由でツアーコースとして選んだと言ってもいいと思います。

 さて、次はライン川といえば?ローレライですが、この続きは次回にしましょう。


ドイツ:ロマンティック街道

2008年04月20日 | 旅行記

 初めてのヨーロッパ旅行がタイトルの「ロマンティック街道、スイスアルプス、パリ10」でした。

 それだけに感激したことを昨日のように覚えております。

 まず、到着したのがドイツのフランクフルトでしたが、フランクフルトという名前は聞いたことがありましたが、自分がそこに立っていることが不思議でした。

 その前に、話が戻って恐縮ですが、成田空港からシベリアを経由して飛行機が飛んだと思うのですが、到着までの時間の長さとロシアの上空から見た一面の白い大地、そして、ドイツに近づいて見えた赤い屋根と緑、すべてが新鮮で感激したものです。

 まぁ、今、冷静に考えれば、どちらの感慨も自分が初体験で、興奮していたと言うことでしょうか?

 このツアーには平成4年の参加となっていますから、今から16年くらい前のことになります。

 ところで、タイトルのロマンティック街道ですが、ドイツのヴュルツブルクからフュッセンまでの366キロの街道ルートであるとされていますが、こういう名の街道が存在するということではないようです。

 ロマンティック街道といわれているのは、バイエルン州の西端を北から南に連なるルートで、ドイツの観光コースの一つになっているようです。

 また、「ロマンティック街道」という名称は、「ローマへの巡礼の道」の意味とされており、もともとローマ人がローマへの道路網として作った街道のようで、いわゆるロマンやロマンスというような意味ではないようです。

 このロマンといいますと、夢や冒険をイメージしますし、ロマンスといいますと、ロマンスカー、ロマンスグレーなどという言葉を思い出します。

 話を元に戻していただいて、ロマンティック街道は、そのルートに中世都市(ローテンブルク、ディンケルスビュールなど)や美しい城(ノイシュバンシュタイン城など)、宗教建築物(ヴュルツブルクの大司教館など)などが点在し、ワインやドナウ川のマス料理などとともに豊かな観光資源を形成している「街道」ということだ思います。

  小生の感じは、メルヘン街道という名の方が相応しいと思っていますが、ドイツにはメルヘン街道というコースがあるそうで、そこにも行ってみたいですね。

 さて、ロマンティック街道の入口の話が長くなってしまいましたが、今日はこの辺で、失礼いたします。

 


皆さんへのメッセージ

2008年04月19日 | 旅行記

Img_0203 今年も暖かい春が来ました。左の写真は、本日撮影した「わが家の庭」の様子ですが、例年より花の数が少ないように見えます。まるで、人ごとのような言い方ですが、ほとんど家内が手入れをしています

ので、そういう言い方になってしまいました。

 ところで、小生は、皆さん、ご承知のように4月から新しい職場で働いています。(ご承知ではない方もいますね。)

 前の会社とは、業種がまったく違い、戸惑うことが多く、毎日、勉強中です。

 ところが、そうした時に、ふと、前の会社の経営状況や社員の皆さんの顔が頭に浮かんできます。

 自分が大きな宿題を残してきたことが原因かな?とも思うのですが、お客さんの数や売り上げは、伸びていますか?

 また、最近入社された営業部の皆さん、そして、この3月と4月に入社された皆さん、お変わりありませんか?新しい分野に挑戦することは、大変だと思いますが、「会社の仕事が面白くて楽しい」から入社されたのだと思いますので、引き続き頑張って下さい。

 運輸部、施設部、総務部、財務部の皆さんもお元気ですか。在職中は皆さんには、大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。

 と気取っていますが、小生の本心は、懐かしく、そして、楽しい職場だったというのが偽らざる心境です。今後も、どうかお見放しなきようお願いいたします。

 などとレポートしますと、このブログの愛読者で小生の身元をご存じない方には、何の話か理解できないと思いますが、満足な挨拶もできずに会社を去ってしまったものですから、どうかご容赦下さい。

 ところで、大型連休が近づいていますが、小生は、仕事の関係上、海外旅行はできそうにありません。

 でも、来年になれば定年を迎えますので、時間は、腐るほどできますで、小生の卒業記念を兼ねてゆっくり行ってきたいと思います。

 ホームページの方ですが、中国の「雲南省大満喫 麗江・大理・昆明・石林6」の旅行記が遅々として進んでいません。

 休日の時間が取れないことが原因ですが、大型連休になんとかしたいのですが・・・・春野菜の植え付け時期でもあり、とても忙しいのですが、なんとか一歩でも前に進みたいですね。

 まとまりのない話でしたが、わが家の草花でもめずらしい花(名前を知りません。)の写真を添えて失礼します。

 

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