うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

サー・ヘンリー・セシル師死去

2013-06-12 20:41:28 | 競馬日記
大きなニュースが続きます。サー・ヘンリー・セシル師が死去されました(記事1記事2記事3記事4記事5)。胃がんで闘病中でした。

英国のクラシックレースを25勝。オークスと相性がよく、8勝を挙げています。夫人の不倫問題発覚から不振に陥り、一時は過去の人になってしまいましたが、2007年のオークスで鮮やかに復活しました(ブログ1ブログ2)。そこからの再びの快進撃は記憶に新しいところです。しかし、その2007年にはがん闘病中であることを告白していました。

The TelegraphではHenry Cecil's best five horsesとして、史上最高レーティングのFrankel、牝馬3冠のOh So Sharp、名ステイヤーのArdross、ダービー馬Slip Anchor、唯一のBC勝利をもたらしたMiddayを挙げています(記事)。セシル師はJuddmonteの英国での重要な預託先であり、アメリカでの預託先であった故ボビー・フランケル師(2009年死去)の名前をとったFrankelが晩年に現れた調教師人生最高の馬になります。


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