うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ロードカナロア

2014-06-17 00:07:02 | 競馬日記
この前、長々とNorthern DancerとOmaha = Flaresについて書いたのは(ブログ)、ロードカナロアを2013年最優秀配合賞に指名した時に一度ちゃんとまとめておこうと思ったものでした(ブログ)。

ロードカナロア。素晴らしい配合ですね。Northern Dancerだけを見ても、父方Nureyev、Nijinsky、母方Storm Birdと3連の「父Northern Dancer×母Omaha = Flares全兄弟(のいずれか)持ち牝馬配合」を重ね(NijinskyとStorm Birdは特に相似)、ラストタイクーンとStorm Catの「父Northern Dancer産駒×母父(Nasrullah×Princequillo)配合」を使っています。

種牡馬になった際に、どのような牝馬が良さそうかと言えば、一つ目の候補はノーザンテースト持ちでしょう。ノーザンテーストも「父Northern Dancer×母Omaha = Flares全兄弟(のいずれか)持ち牝馬配合」です。そして、キングカメハメハは8頭のGI馬を出していますが、そのうちルーラーシップタイセイレジェンドハタノヴァンクールは母方にノーザンテーストがありますし、ノーザンテーストとStorm Catの組み合わせという点ではカレンブラックヒルがいます。
もう一つはSadler's Wells持ち。これも「父Northern Dancer×母Omaha = Flares全兄弟(のいずれか)持ち牝馬配合」です。父Kingmombo×母父Sadler's Wellsと言えば有名なニックスで(NureyevとSadler's Wellsが相似)、ワークフォースの父King's best×母父Sadler's Wellsとか、世代が進んでもニックスが成立していそうです。また、キングカメハメハはMill Reefを持ちますので、Sadler's WellsとMill Reefの相性の良さも生かせます(ただし、日本ではあまり実績がない)。

ロードカナロアは楽しみな種牡馬です。


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