特に何も調べもせず「シンボリルドルフ(の同血)を持つGI馬って最近いましたっけ?」と書いたわけですが(ブログ)、ブレイブスマッシュ がいましたね。日本産で、日本でデビューし、2歳時にサウジアラビアRC(GIII)を勝ちましたが、その後は国内で勝利を挙げることができませんでした。4歳になってからオーストラリアに移籍し、今年、フューチュリティS、マニカトSと2つのGIを勝っています。
父はトーセンファントム。私が2歳時に注目していた馬ですが(ブログ)、朝日杯で故障して引退しました。その後、種牡馬入りできたと聞いてびっくりしたのですが、まさかその産駒がオーストラリアで大活躍とはこれにもびっくりです。
また調べもせずに書いているのですが、Northern Dancerクロスを伴うノーザンテーストクロスを持つGI馬っていましたっけ。少なくともたくさんいるわけではないでしょう。ノーザンテーストは言わずと知れた万能の大種牡馬で、競走馬としてもダービー5着がありますが、勝利はすべて1500m以下です(競走成績)。本来は短距離向きだったのでしょう。ノーザンテーストらしさを出したクロス(例えばオルフェーヴル = ドリームジャーニーのノーザンテーストクロスは単一であり影響は薄い)をするとオーストラリアの短距離戦を走れてしまう、というのは一つの発見ですね。
ブレイブスマッシュの配合は完璧とは言い難いのは確かだと思います。しかし、ノーザンテーストの位置が4代目とだいぶ奥の方に来ていますし、Buchanをクロスしていて最低限のラインは守っていますし、IKが推奨していたトウカイテイオーとトニービンの相性の良さを生かしていますし、ネオユニヴァースも欧州血統が強めでトウカイテイオーを相手にするのに悪くないですし、いいところもあります。
ブレイブスマッシュはGI2勝ですから種牡馬入りできますかね。オーストラリアでトウカイテイオーの血を引く種牡馬出現ということになるでしょうか。
シンボリルドルフにしてもトウカイテイオーにしても、オルフェーヴル = ドリームジャーニーの母父メジロマックイーンにしても、配合内容は非常にレベルが高く、これらの血を持つ活躍馬が出るのはたまたまではないでしょう。
※Northern Dancerクロスを伴うノーザンテーストクロスを持つGI馬として今年の春の天皇賞馬レイボーラインがいました。ノーザンテースト内の処理はこちらの方が上でノーザンテーストの悪さが軽減していること、ゴールデンサッシュ、レンボーアンバーのスタミナが生きていることなどが距離をこなせた理由でしょうか。 2018/11/21 19:40
父はトーセンファントム。私が2歳時に注目していた馬ですが(ブログ)、朝日杯で故障して引退しました。その後、種牡馬入りできたと聞いてびっくりしたのですが、まさかその産駒がオーストラリアで大活躍とはこれにもびっくりです。
また調べもせずに書いているのですが、Northern Dancerクロスを伴うノーザンテーストクロスを持つGI馬っていましたっけ。少なくともたくさんいるわけではないでしょう。ノーザンテーストは言わずと知れた万能の大種牡馬で、競走馬としてもダービー5着がありますが、勝利はすべて1500m以下です(競走成績)。本来は短距離向きだったのでしょう。ノーザンテーストらしさを出したクロス(例えばオルフェーヴル = ドリームジャーニーのノーザンテーストクロスは単一であり影響は薄い)をするとオーストラリアの短距離戦を走れてしまう、というのは一つの発見ですね。
ブレイブスマッシュの配合は完璧とは言い難いのは確かだと思います。しかし、ノーザンテーストの位置が4代目とだいぶ奥の方に来ていますし、Buchanをクロスしていて最低限のラインは守っていますし、IKが推奨していたトウカイテイオーとトニービンの相性の良さを生かしていますし、ネオユニヴァースも欧州血統が強めでトウカイテイオーを相手にするのに悪くないですし、いいところもあります。
ブレイブスマッシュはGI2勝ですから種牡馬入りできますかね。オーストラリアでトウカイテイオーの血を引く種牡馬出現ということになるでしょうか。
シンボリルドルフにしてもトウカイテイオーにしても、オルフェーヴル = ドリームジャーニーの母父メジロマックイーンにしても、配合内容は非常にレベルが高く、これらの血を持つ活躍馬が出るのはたまたまではないでしょう。
※Northern Dancerクロスを伴うノーザンテーストクロスを持つGI馬として今年の春の天皇賞馬レイボーラインがいました。ノーザンテースト内の処理はこちらの方が上でノーザンテーストの悪さが軽減していること、ゴールデンサッシュ、レンボーアンバーのスタミナが生きていることなどが距離をこなせた理由でしょうか。 2018/11/21 19:40