うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ネヴァーマインドと言えば

2018-11-09 01:47:44 | 音楽
ネヴァーマインドと言えば先日のブログで導入部に書いたNirvanaのやつですが、もう一つ、ネヴァーマンドで始まる超有名なアルバムがありますよね。

Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols

「Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols」ですね。「勝手にしやがれ!!」という邦題がついています。買ったのは大学生の時だと思いますが、そう言えば高校の同級生がPistolsだどうだと言っていたなあと懐かしがりながら聴いていた記憶があります。「Nevermind」はグランジ、「Never Mind the……」はパンクロックに分類されます。

東京03に「バンドの方向性」という秀逸なコントがあります。その中で、「ジミー・ペイジ、クラプトン、ジェフ・ベックだって……」というセリフがあり、こういうことを云々する時代があったよなあと苦笑いしてしまいます。ブリティッシュロックの3大ギタリスト(Wikipediaでは項目としては「3大ギタリスト」、クラプトンの項目内では「世界3大ロック・ギタリスト」となっていますが、やっぱりブリティッシュロックと限定したいところで、当時我々はそう言っていたのですが、この「ブリティッシュロックの3大ギタリスト」のフレーズで検索してもほとんどヒットしませんね)とか、3大キングとかねえ。
昔は深夜に洋楽番組があって、渋谷陽一とか伊藤政則とかがいろいろ語ったり、ウッドストックの映像が流れたり(ここ20年くらいテレビでウッドストックの映像など見たことがないような)していました。今もこういう番組はあるのでしょうか。

Led Zeppelin IV

Jimmy Pageが所属したLed Zeppelinの「Led Zeppelin IV」。

なんでこんな昔話(こういう時代があったよね、という証言でもある)とともに古いCDを引っ張り出しているかと言えば、DISK UNIONでこんなカタログをもらったからです。



「新品レコードで聴くROCK定番200選」というやつで、我が家にはレコード再生機がないので、CDで話をしているわけですが。CDを持っているのはこの中で14枚。たくさん持っているわけではないですが、おそらく所有数の中央値は数枚以下でしょうから、中央値から見ればそこそこと言ったところでしょうか。すごく詳しい人はコンプリートする勢いでCDなりレコードなりを持っているんでしょうね。

これをめくっていて、そんなのがあるの、と思ったのがここ。



「The Velvet Underground and Nico」のところに「ニューヨークパンクは……」と書かれていて、何それと思って調べたら、そういうジャンルがあるんですね。Lou ReedはDavid Bowieとの関係からのグラムロック方面での理解しかありませんでした(そういえば学生時代にLou Reed大好きマンがいたなと思い出しました)。やっぱり趣味がUKに偏っているなあと。

The Velvet Underground and Nico

「The Velvet Underground and Nico」

Ziggy Stardust

「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」

私自身の趣味であるとともに私のいたコミュニティがそういう感じだったんでしょうね。例えばダンスをやるようなコミュニティなら当然ながらR&Bとかダンスミュージックとかそっち方面のものがメインになるでしょうし。

定番200選ということでしたが、The Policeの「Synchronicity」は入らないの?とか、Stonesが少なすぎない?(私はStonesには詳しくないのでよくわからないですが)とか、Paul Weller関係で何か入らないのかな(Style Councilの「Our Favorite Shop」など)とか、思うところはあるものの(新品レコードで、という制限があるせいかもしれませんが)、こういう名盤選みたいな情報は必要ですね。いいと言われているやつから手をつけるのは一つの方向です。
ちなみに私がこの中で大好きなのはもちろん「Ziggy Stardust」です。

西恵利香DISK UNIONライブに足を運んでから、いろいろ引っ張り出してなんかノスタルジーに浸ってしまいました。