日中に気温が30度あたりまであがって２，３日後に降れば恵みの雨だ。気温が高い晴れの午後は肥料を施して庭木になじませる。あとは恵みの雨を待つ。降れば庭の緑に勢いがつき、降らなければ庭木は渇く。初夏の庭木は恵みの雨に焦がれているようだ。
あおしそ
明日は休暇を取っているので3連休が待っている。休み過ぎたら体が鈍る。たまには休まないと頭が鈍る。この中間地帯を歩いているわたしは幸せなのかもしれない。
腹ごなしの散策代わりに古本を漁る。哲学の虫、中島義道著「『哲学実技』のすすめ そして誰もいなくなった」（角川新書）、小畑氏雅之著「進学格差」（ちくま新書）、磯部潮著「人格障害かもしれない どうして普通にできないんだろう」（光文社新書）の３冊をお買い上げ、肩がこらない新書を選んだ。ご会計は〆てスタバのコーヒー一杯分也。
数学を教えることになった。昔懐かしい「チャート式 数学」シリーズはなお健在だ。数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲのチャート式を買いこんで教養・適性検査対策に励んでいる。門下は現在5名を数える。不肖はやと、数学の教授にど素人ではない。その昔、小学校の3年から中学の3年までの約80有余名の生徒を相手に、3年ほど数学を教えた経験がある。翻って現在、高校生が相手だ。成果はいまだみえない。それでもマン・ツー・マンだから、生徒の「解ったふり」は通用しないし、させない。生徒のレベルにピタリと照準を合わせて真剣勝負だ。
日曜は絶好の施肥日和だった。菜園のトマトにきゅうり、ピーマンにオクラ、庭のバラ、オリーブ、杏子にヤマボウシ、柘榴に桜桃・・・と袋を抱えて庭の至る所に肥料を撒いた。水をやったあとで、芝生と庭土の境界をけずってみたら庭が潤ったようにみえた。去年切り倒した柿の株から、新芽が数本勢いよく伸びている。育てるかどうか迷う。