旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

古本のデフレは続いている

2014年06月22日 20時25分22秒 | Weblog

フタバ図書「メガ」の古本部で新書を漁った。芥川賞作家(知らなんだ・・・)保坂和志著「世界を肯定する哲学」(ちくま新書)、村上真一著「なぜ国語を学ぶのか」(岩波ジュニア新書)、河合隼雄著「無意識の構造」(中公新書)、〆てスタバのコーヒー一杯分で42円のお釣り。諏訪哲二著「なぜ勉強させるのか?教育再生を根本から考える」(光文社新書)については危うく蔵書4冊目を買うところだった。つい最近、同著作の数10ページを読んでいることに買うすんでに気づいた。
なぜ国語を学ぶのか、なぜ数学を学ぶのか、なぜ勉強させるのかが問われるとキャリア教育で応えようとする傾向がある。なぜかと問われて反射的にキャリア教育を引っ張り出すことはあまりにも安易で危険だ。「プロ教師の会」代表の「なぜ勉強させるのか?」を読むと、教師たちの建前と本音に加えて教育現場の苦悩が聞こえてくるようだ。