旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

エセー

2012年08月09日 19時18分52秒 | Weblog
渡邊一民著「林達夫とその時代」(岩波書店)が手元に届いた。気を良くして、久しぶりに街に出て本を買い漁る気になった。残念なことに予算の都合があるので、いつものようにブックオフでの新書漁だ。表題が気にかかる新書のまえがきあたりを読んでその気になれば買う。今月に入って優に50冊は買った

「『頭がいい』とはどういうことか」(青春出版社)、「格差が遺伝する」(宝島社新書)、「感じないこども こころを扱えない大人」(集英社新書)、「なぜ勉強させるのか?」(光文社新書 先月既に買っていた。)、泉谷閑示著「『普通がいい』という病」、鷲田清一著「じぶん・この不思議な存在」

野中広務著「老兵は死なず」(文芸春秋)とMICHEL DE MONTAGNE著「The Complete Essays」(Penguin Classics)は良い買い物をしたと思う。後者はフランス語原典の英訳だ。1269ページに及ぶ。数週間前に買ったSERVANTES著「Don Quixote」(Penguin Books)がスペイン語原典のやはり英訳で1022ページだ。しかも両Penguinともに恐ろしく印字が小さい。生きているうちに読めるかどうか解らない。

「ドン・キホーテ」と「エセー」は既に和訳でかなりの部分を読んでいる。英訳は明快で解りやすい。和訳の場合、翻訳者の日本語能力を疑わざるをいえないような訳がある。そういう時には英訳が意外に役に立つのだ。

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