旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

2013年06月08日 20時24分44秒 | Weblog

             

          

 

『桃李言わざれども下自ずから蹊を成す』
桃や李(すもも)は何も言わないが、花の美しさに惹かれて多くの人が集まってくるから、木の下には自然と道ができる。徳望のある人のところには、自(みずか)ら求めなくても、その徳を慕て人が自然と集まって来ることの喩え。(どこかの漢文教科書から引用)

庭の杏子(あんず)は桃や李(すもも)の花よりも華やかで美しいというのに木の下にひとは集まらない。家の主が成蹊の対極にあるような人物なのだからやむを得まい。個人的には、杏子の花よりも実をつけた杏子の木のたたずまいが好きだ。


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