王陽明
『こころの本性というものは善悪を超越したものである。善と悪の感情が生じると、ひとの意志が働く。ことの善悪を識別する良心の作用こそが良知である。善を行い悪を退ける、即ち、ひとの欲を退けることが格物である。』
格物
「物事の道理を窮めただす意で、理想的な政治を行うための第一段階。
以下、致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下に至る。」
「宋代以降の儒学で主体の陶冶方法として特に注目された概念。」
「朱子学では「物にいたる」と読み、個々の事物の理を究明してその極に
至ろうとすること。窮理。」
陽明学では「物をただす」と読み、対象に向かう心の働きを正しく発揮す
ること。
『こころの本性というものは善悪を超越したものである。善と悪の感情が生じると、ひとの意志が働く。ことの善悪を識別する良心の作用こそが良知である。善を行い悪を退ける、即ち、ひとの欲を退けることが格物である。』
格物
「物事の道理を窮めただす意で、理想的な政治を行うための第一段階。
以下、致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下に至る。」
「宋代以降の儒学で主体の陶冶方法として特に注目された概念。」
「朱子学では「物にいたる」と読み、個々の事物の理を究明してその極に
至ろうとすること。窮理。」
陽明学では「物をただす」と読み、対象に向かう心の働きを正しく発揮す
ること。
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