旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

ライオン

2013年09月27日 06時30分08秒 | Weblog

昨日の2冊は、高橋健二訳「ゲーテ格言集」と福田恒存訳「老人と海」(いずれも、新潮文庫)だった。古本屋の方が並べられた本に年代的な広がりがある。週に2、3度は寄って、気に入った数冊を買い求めるようになって久しい。

ヘミングウェイの「この男に関するかぎり、なにもかも古かった。ただ、眼だけがちがう。」「老人はライオンの夢をみていた。」などの表現はしぶいし、福田訳の漢字とひらがなのバランスは絶妙だ。ゲーテの格言集はどこから読んでも・・・、深い。悲しいことに朝から目がしょぼしょぼしている。


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