所用で久しぶりに紙屋町界隈にでた。帰りにフタバ図書で中島義道著「観念的生活」を買った。「哲学は、生きることの虚しさに飲み込まれないための、最後に辿り着いた『気晴らし』なのだ。」(「あとがき」より)。この一節がよく理解できる。
夕食後、好きなストーンズの「テル・ミー」や「サティスファクション」「ペイント・イット・ブラック」の正確な英語歌詞を知りたくなって検索をかけてみた。シンプルな詩に魅せられて、ストーンズを聞きながらひとりあのころを偲んだ。
アダム・スミスの「諸国民の富」全5冊(岩波文庫)にはカバーがなかった。100円ショップで買った文庫判クリアブックカバー(12枚入 うち5枚)でカバーをかけた。かなり貧相だった文庫本が、作業を終えたら妙に色っぽくなった。