旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

日曜日の午後

2010年11月09日 21時18分34秒 | Weblog
机の上にあったパソコンをパソコンデスクに移動した。床に積みあげていた本を思いっきり書棚に詰め込んだ。それだけで書斎が広くなった。

ひろしま美術館で「印刷の歴史展」をみた帰りにBrian MacArthur著「Speeches」と川島勝著「三島由紀夫」を買った。後者は2時間ほどかけて一気に読み終えた。著者の川島は編集者で、三島の文学とか思想にふれないで三島の生い立ちや家族との交流、著者の三島観から三島由紀夫というよりも平岡公威の個性を描き出している。

Speechesは文字通り演説集だ。ジョン・F・ケネディの「アメリカ人諸君よ。国が諸君に対して何ができるかを問うことなかれ。諸君が国のために何ができるかを問いたまえ。」とかマルチン・ルーサー・キングが「I have a dream.」と熱く語る演説等を含め、欧米の著名な演説をほぼ網羅している。トロッキーやヒトラーの演説が入っているのには少々驚いた。