リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

第1小臼歯?欠けDIY修復

2022年09月20日 | 健康

新型コロナ罹患のため自主隔離中暇なので、数年来欠けたままの歯の修復をしてみた。
対象の歯は第一小臼歯と言うらしい。

使用機材、材料は以下の通り、



右側のLight Cured Nano Hybrid Flowable Conpositeと紫外線硬化接着剤に付いているUV Light.




Light Cured Nano Hybrid Flowable Conpositeは2gが4本入って20ポンド!!!!!
失敗するとかなりの損失なので、”清水の舞台から飛び降りる”決意でAmazonから購入。

上記画像の様に左側のキャップを外し、20個添付されているノズルを装着した後、右のシリンダを押してレジンを押し出す。



紫外線硬化接着剤は5ポンドほどで、使うのは右側のUV Light部分。
実際には30ポンド(日本だと4000円弱)ほどの上記コンポジット専用のUV Lightが市販されているのだが、それを購入する勇気は無かった。



上述の高いLightにはUV光が直接目に入らないようなガードが施されているがこのUV Lightには無いので、UV光の強度は弱いのだろうと思う。

結果!



上の画像の矢印で示した薄っすらと白くなっている部分が修復部分で、ほぼ元の歯と同化している様に見える。

ここまで到達するのに、5回ほどは試行錯誤した。

塗布するコンポジット量、塗布前処理、盛り上げ形状、そしてUV Lightの照射時間などいろいろなパラメータがあるようで、何が良かったのか、だめだったのか判然としないが、UV Lightの照射時間が一番効いた様な気もする?????
(もしかすると専用のUV Lightを使用すればバッチリなのかも?)

この画像の形状では若干下の歯に干渉しており、思いっきり噛み締めると多分破壊されてしまいそうなので、ここ2日ほどかなり慎重に咀嚼しているが、今のところ破壊されていないのは凄い強度だ。
まあ、壊れても材料は何百回分もあるので、何度でも修復が可能。

ところで、この作業、日本で他人に施せば医師法、歯科医師法?に抵触するのは明らかで、この類の情報をアップロードする事自体もしかするといけないのかもしれないが、ここはスコットランド、そして、他人にでは無く自分に対して行っているので、特に問題ないと思いたい。

後記:これを書いた数時間後、スーパーのセルフレジで、コンポジットが脱落。また、修復にトライする予定。