リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

イギリスの換気扇にありがちな不具合?

2020年05月13日 | スコットランド
スコットランドの家のキッチンにあるガス台の上には、
 


一応換気扇が設置されているのだが、排気は外につながっておらず、フィルターを通ったあとはまた室内に戻されるので料理の匂いが充満してしまう。
そのため揚げ物などは絶対に不可で、なるべく炒めものは控えているので健康的ではある。
それでもたまに激安品で魚が売っていると思わず買ってしまい、フライパンで調理したりするとその後は大変な事になり、1週間ほどは家中が魚臭くなってしまう。
この家は30数年前に購入したのだが、それ以来改善すること無く我慢してきたが、ロックダウン中暇なこともあり、改善にトライすることにした。

ところで、”換気扇”、”外に繋がっていない”で検索すると、イギリス、アメリカ、その他アジア圏でも同じ様なケースが結構ヒットする。

さて、まずはレンジフードの分解から、



これは排気ファン前にあるフィルターで、




その内部にはぎっしりと、



活性炭が詰まっており、30数年分の匂いが溜まっているのだろう。



活性炭フィルター前の網。
あまり使わないので、30数年使用にしては結構きれい?



換気扇のファンを取り外すと天井が見える・・・



上から覗くとダクトが繋げそうな穴は開いている。

と言う事で、排気をダクトホースで外部に出すべくパーツ作成に着手。

まずはレンジフードの排気口に取り付けるフランジ付きのパイプ。



ダクト経が125mmなので、同寸法の素材をジャンクパーツから探してみると、壊れたヨーグルトメーカーの



内容器がちょうど良いサイズで、これに



これも亀裂が入って使えなくなったプラスチックまな板に穴を開けて、
 


フランジにして、




この内容器の底部分を切り取るのが一番大変だった。




これをレンジフードの排気口に取り付ければOK!

そして、すでにアマゾンで注文済みの、



ダクトホースを繋げれば良いのだが、




キッチンには排気用のダクト穴は存在しない。

壁に穴を開けるのはかなり敷居が高いので、当面は換気扇を使うときだけ、窓の開口部からダクトホースを外に出して排気する予定。