リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

Glentress Trailrun 21Km

2017年02月25日 | ランニング

Glentress Trailrun 21Kmに参加してきた。


以前の大会のスタート前風景。屈強な人達に動揺。


お金のかかるイベントには絶対に参加しないのがポリシーにも関わらず、今回は娘がプレゼントしてくれるとのことなので、走ることにしたのだが・・・木曜日にかなりの雪が降り、昨日の雨で平地ではほとんど融けたものの、山(と言っても600m以下だが)にはまだだいぶ雪が残っているようなので、日本だったら多分中止となる程のコンディション。


以前の大会の画像。雪、路面もこの程度であればなんの問題も無かったのだが・・・


さて、こちらの人々は概して太っている人が多く、”まあこのイベントも大したことは無いだろうと舐めていたのだが”、先日昨年の結果を見たところ、何やらトレランの割にえらく速いなとは感じていたので、ある程度は予想していたものの、現地に着くと何とまあ、速そうな人ばかりで圧倒された。完全に”ガチ”のレースと言った感じで、さすがに、オリンピック、トライアスロンやサイクリングで金メダルを取る国の人達だなと、スコットランド人、イギリス人を見直してしまった。


Total Ascent:

21k:  750m






コースは上の画像の通りで、山道を21Km,獲得標高は750mとあるので、城山→大垂水峠→高尾→草戸山→城山を少々長くした程度のコースかなと予想していたところ、勾配的にはまあまあだったが、さすがに2日前に雪が降ってそれがかなり融けたあとでは、山道はぬかるみ、頂上付近ではまだかなり雪も残っており、ほぼつるつる状態。雪解け水が川のように流れる登山道でガッツリと靴は浸水し、足の感覚が無くなる中で、泥と、雪とで滑る表面を駆け上り駆け下りるのはもう危険そのものだったので、下りはかなりセーブして走ったが、現地の人たちは無茶苦茶速かった。上りで30人くらいは抜いたが、その半分くらいの人達に下りで追い抜かれた。
ハーフマラソンは初めてだったが、もう少し良いコンディションで走りたかった。

結果は多分真ん中くらいとは思うが、それでもあの面子の中では大したものだと思う。
フルマラソンイベントも並行して行われていたが、こちらが、21Km走って、冷え切って疲労困憊しているところで、もう一回このコースを回ってくるとか、何とも信じられなかった。

さて、今回のレースではいろいろと反省点がある。
1.前日、開催団体から服装の規定について連絡があり、”防水ジャケット着用”、”長ズボン着用”、”ツェルト装備”、”手袋着用”、”厚手の帽子着用”との事で、ランニングスパッツでは無く、厚手のサイクリングタイツを履いて行ったので、非常に走りにくかった。そして、防水ジャケットを着ていったので発汗量は普段よりも多く、その汗は中に溜まっていき、かなり重くなって大変だった。手袋も薄手のもので良かった。そして実際にはこの規定はレース直前に解除されたとのことで、タンクトップ、半ズボン、帽子なし、で走っている人も多かった。ツェルトも不要だった。このハンデが無ければもっと走れていたと思う。
2.防水ジャケットの首元から吹き出てくる熱気でメガネが曇って非常に見えにくく、そのためにスピードを上げることができなかった。普通のコンディションだったら、もっとスピードを上げて転倒していたかもしれないが。
3.スタート前は完走が目標だったので、ほぼ最後方からスタートしたため、途中の野生動物避けの柵で渋滞が発生し、かなり待たなくてはならなかったので、本気で順位を気にする場合は、最前列でスタートする必要がある。
4.前述の様に他のランナーの下りのスピードはものすごかったので、もう少し下りに慣れなければならない。
5.両足の親指のまめがつぶれてしまったので、最初からテーピングをしておけばよかった。
6.自作のゲイターを着用していったが、レース途中でマジックテープが剥がれてしまい、治すことも出来ず、そのまま走ったので、非常に走りづらかった。
7.体重はベスト+2Kgほどあったので、事前にベストまで絞っておけば、きつい上りで歩く時間も少なくなったと思う。
8.補給食としてチョコレートバーを持っていったのだが、これがビスケット入りだったため、ビスケットのくずが気管に入ってむせ続けた。
といろいろと反省点、言い訳はあるが、次回の大会参加があるかどうかは難しいところだ。
大会にエントリーすると、コンディションに関わらず走らなければならないが、やはりトレランは良い季節に良いコンディションで走りたい。

イベント結果:ランキングは130位/394人。あのメンバーの中で上位1/3に入ったのは大したものと自画自賛する。白人以外では1位!(もちろん有色人種は私一人だけ)あと1年半するとOver60でエントリーできるので、今のタイムを維持できれば、年代別の優勝も夢ではないかも。

今回のトレランレースコース
https://media.wix.com/ugd/9c535f_bd460e9666ae4025bf1fac682db8c529.pdf

城山→大垂水峠→高尾山→草戸山→城山
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=f95b0d2a7d0cc03c95537982dcd5c339