リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

Minimum alcohol price in Scotland to be set at 50p a unit

2012年05月15日 | 晩酌



昨日のニュースで何度も放送されていた掲題の件、何やらアルコール飲料の最低価格が1ユニット(アルコール換算10ml)で50ペンスになるようだ。時期は未定で、法制化もまだなのだが、近い将来(数年のうちに)施行されるのは確実な様だ。
(スコットランド以外は40pからスタートとの事。)


グラフは”一人あたりのアルコール消費量、スコットランド、イングランドウェールズ比較”

この施策の目的であるが、UK内ではイングランドとウェールズのアルコール消費量は漸減傾向にあるが、スコットランドでは漸増?(高止まり)傾向であり、一人あたりの消費量も多い!のでそれを減らしたいようなのだが・・・



写真は最近発見した結構いけるオランダ産の2.8%ビール、4缶で1.5ポンド!

私の好きな激安ビールなどが最も影響を受けるようだ。




これは通常のアルコール強度のTescoLager4缶で2.3ポンドほど。
イギリス産のビールの中では日本のものに近いので、これもひいきにしているのであるが。




参考データ

上の表がどの程度値段が上がるかを示したものであるが、”激安もの”そしてアルコール度数の高い(アルコール単価の安い)ものが、影響を受けるようだ。
中でもTescoLagerは倍近くになる。


もっと安い4缶で1ポンド以下の2%ビールもあるのだが、これだと1缶1ユニット以下なので、対象になるかどうかは不明である。







日本では、トップバリューの330ml88円の”バーリアル”や、カインズの78円”黄金”など激安で美味しいものが増えてきており、スコットランドとは逆方向であるが、アルコール依存症などの問題は大丈夫なのだろうか? ストロングチューハイなどもほぼ同価格で売られているし。