昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

湯たんぽの袋

2014-01-19 15:47:12 | 日々の雑記
         亡妻が残して逝きし湯たんぽを
          夜ごと抱きて温もり偲ぶ

    
    今年の冬湯たんぽを使い始めたのは、暮れも二十日過ぎた
   頃の朝の気温が、マイナス10度近くまで下がった日からでした。
    今使っている湯たんぽは、亡妻がもう10年ほど前から使って
   居る物です。
    そして現在私が、以前亡妻がしていたのを見よう見まねで、
   湯を沸かして使っている訳です。
 
    それが昨夜のことでした、外側の花柄模様の袋のチャックが
   壊れてしまったのです。
    この袋は亡妻の手作りで、5年くらい使って来た物です。
   亡妻は和洋裁が得意でしたから、家で使うこうした物は、
   大抵亡妻の手作りでした。
    特に洋裁は得意で、子どもたちや孫たちの着る物などは、
   殆ど亡妻の手作りでした。
    また友人たちからスカートなども作っておりました。
    それに和裁もほどほどに得意で、家族の浴衣や丹前(寝具)など
   も、亡妻の手で作られた物でした。
 
    なおこうした亡妻の手で作られた物は、出来るだけ手許に永く
   残して置きたいと思いましたので、安全ピンを用いてみました。
    若しこの先安全ピンが駄目になったら風呂敷でも活用して、
   手元に置いて長く使ってゆきたいと願っております。

       写真の上の二枚は昨年の暮れに、下のは今年になってから
      撮ったものです。
       今のところは珍しく雪は殆ど有りませんので、その分
      凍れは異常で、前夜はマイナス17度近くにもなりました。
       亡妻が残して呉れた湯たんぽを夜ごと重宝しております。