昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

やっと出あえた・・・

2010-01-17 17:08:21 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 昨日は久し振りにやっと白鳥に出合えた。例年の降雪を約三倍にもなった今年の大雪は大きな障害となっているのですが、それは人間界だけに留まらないようで、新釧路川河畔の白鳥たちにも影響を与えているようです。
 野生への餌付けの是非はともかくとして、昨年あたりまでは河畔に群れる白鳥たちへの餌付けには、近くの住民はもとより遠くから子どもを連れて来る人たちをよく見掛けたものですが、今年は大雪で河畔に簡単には近寄れないためか、そうした人たちは殆ど見掛けません。
 この今年の思い掛けない大雪は、こと人間ばかりでなくこの河畔に群れる白鳥たちにとっても迷惑極まりない代物なのです。

 雪道への億劫さから、買物などの外出はなるべく控えていたのですが、いよいよ近くのコンビニだけでは間に合わなくなったので、いつものスーパーまで足を延ばした日のことです。
 いつものように先に老妻を店舗前で降ろしてから、駐車場の空きを探しているうちに近くの河畔の白鳥を思い出しました。
 どうせ買物は30分ほど掛かるだろうからその間にと、一気に方向転換して河畔に向かった。
心配していた堤防道路の雪はあらかた片付けられていたので、思っていたより容易く乗り入れることが出来ました。
 そして実にタイミング良く白鳥の餌付けの場面に出合えたのです。まだ幼いお子さんも一緒の親子でしたが、傍から見て心配になるほど川岸ギリギリまで下りて餌を投げ与えていました。
 白鳥たちは、その親子たちには少しの危険も感じ無かったのでしょう、岸辺の氷の上に上がって近寄り、その親子に餌をねだっていたのです。
 その親と子と白鳥たちの微笑ましいやり取りに、目的の写真のことなどは暫し忘れて見惚れていたほどですが、買物中の老妻のことも気になって来ましたから、慌ててカメラを取り出して撮ったのが下の写真です。
 ただ残念なことに逆光気味でしたので・・・、しかし私の腕ではこれが限度です。

実に微笑ましかった餌やりの親子

久し振りに出合えた白鳥たち

           同   上