昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年初めてのタンポポ

2014-04-23 11:36:32 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先日四か月ごとの定期検査を受けている病院の帰りの帰りのことです。
 診察と清算を済ませて調剤薬局へ向かって歩き始めて間も無く、向かいの家の道端の小さな花壇の隅に咲いていたタンポポを眼にしました。
 ここは日当たりが良いとはいいながら、この病院の北側には未だに沢山の雪が残っていると云うのに、何処よりも早くタンポポが咲くなんて本当に驚きました。
 早速く忙しく行き交う車を通り抜けて花壇に近寄って撮ったのが、今年早々と咲いていたタンポポです。
 なおこの病院は、亡き妻が入院して最後となった病院でもあります。行き帰りの通りから、病室などが眼についてとても辛いところなのです。
 ですから病院内でも、妻が生前罹って居た内科や整形外科などの前を通るのは辛いので、病院内ではなるべく歩かないようにしてエレベーターで移動しております。
 このタンポポは、私のそんな切なさをおおいに柔らげてくれました。