先日釧路の第36回盆栽展が市の文化会館で催され、早々とご案内状を頂いておりましたので、早速に出掛けて参りました。
会場は日曜日という事もあってかなり込み合っており、何時もながらその大半は老人夫婦で占められておりました。
嘗ては私も亡妻と一緒でしたから、亡妻とのことが色々と想い出されて切なくなりました。
そうした多くの老人が、我がもの顔で気ままに振舞って老人たちの間を、数少ない若い人たちが、遠慮がちに見て回っているのが、とても気の毒に思われました。
そんな事を思いながらも私自身作品の前で、長々とカメラを構えていたのでした。それにカメラを手にして歩き回っているのは私ただ一人でしたから、急に恥ずかしさを覚え、どうせ今の私は独り身なのだから、のんびりやろうと思い直して会場の隅へ移動しました。
その後は、観賞している人達の流れの隙をみて、いつもながらの丹精を込めたそれぞれの見事な作品を撮り、心ゆくまで堪能させて頂きました。
なおこの市の盆栽展のことは、これまでに何度かブログに載せて参りましたが、今回もまた見事な作品を是非ともブログの皆様にご紹介致したく、お粗末ながら我がブログに載せることに致しました。