昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

朝寝

2013-04-09 20:18:47 | 日々の雑記
 朝寝とは朝食後の睡眠のことなのですが、これは一般的のことなのかどうか、又は我が家だけの事なのか分かりません。
 朝寝を始めたのは、三年前の大腸ガンの手術と、その時の検査で発見された狭心症でステント挿入処理を受けた時からのことです。
 そして退院時に医師から、今後の食事には充分気を付けるようにと、特に心臓内科の医師からは、コレステロールと血圧と血糖値を上げないようにと念を押されました。
 
 そんな事で、亡妻は日頃から私の食事に何かと気遣って呉れるようになりました。そして或る日のこと亡妻は、三ヶ月毎通院している病院の患者友達からから朝寝の効用を聴いて来たのです。
 朝寝の効用は、食後横になることは血液の流れが効果的になるとのことで、
胃や腸などに血液が集中して消化が良くなり、更に肝臓などにも良いとのことでした。
 亡妻に勧められて即実行に取り掛かりましたが、昼寝ならともかく朝寝は慣れていないこともあって、初めはなかなか馴染めませんでした。
 しかし朝寝と云っても睡眠が主で無く、とにかく横のなることが大事とのことで、ベッドに入らずソファーに横になって好きなテレビ番組を観ながら、静かに過ごすことにしたのです。
 しかしその内にベッドで眠ってしまうことが多くなったので、転寝からの風邪などを心配したの亡妻のたっての勧めで、朝食後は直ぐにベッドに入ることにしたのです。
  
 手術後もう三年半近くになりましたが、今では日常欠かすことの出来ないしきたりとなり、亡き妻に感謝しつつ守り続けております。

 ちなみに予断ですが、これまでの三年半牛肉や大好物の天ぷら類などは一度も食べておりません。
 血圧の心配から、刺身の醤油などは減塩醤油を黒酢で割って使用、さらに納豆のタレは海苔の振りかけなどを使っております。
 とにかく野菜と魚類主体の食事に努めております。時おり焼肉やステーキなどの夢を見ることがあります。
 
 こうした努力と亡き亡妻の心遣いなどにより、手術後三年間無事に経過しました。そしてその後の三ヶ月毎の検査の結果も上々で、労災病院の外科と市立病院の心臓血管内科の各医師からお褒めを頂きました。
 更なる努力を重ねるつもりです。若しこの先食事の誘惑に負けて昔のずぼらな生活に戻したならば、バイパス手術は避けられないだろうから・・・です。