昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

小さい春みーつけ!

2013-04-06 20:16:46 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
  今日の午前中四日ぶりに買物に出かけた帰り、自転車道路上に差し掛かった時でした。
ちょうど昼時と言うのに多くの老人達が、中には明らかに夫婦連れが歩いているのを見掛けました。
 思うに明日からの季節外れの低気圧が、それも爆弾低気圧に等しいのが来るという天気予報の所為でしょう。
 その予報では、今日の午後から雨が降り始めるだろうとのことでしたから、きっと少しでも今の内に歩いて置こうと思ったのでしょう。
 やっと雪が消えて待ちに待った外歩きが、当分出来なくなるだろうとの思いからの外歩きなのでしょう。
 私もとっさに外歩きを思い立って、さっそく車を近くの土手に停めて歩き始めました。
 お互い見知らぬ人たちが笑顔で交し合う挨拶は、言うにいわれぬ暖かさに満ち溢れ、日頃の寂しさを癒されておりました。
 
 冬の間の半年間は殆ど家の中での運動だけで過ごしておりましたから、初めての外歩きはとても心配でしたが、行き交う老人たちとの挨拶に助けられ、約一時間ほど歩くことが出来ました。
 そして又、思い掛けない出合いもありました。それは小さい春を見つけることが出来たのです。