昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

忘れ物

2012-09-08 16:43:00 | 日々の雑記
 まことに恥ずかしいことですが、先日買物に出掛けた折のこと、せっかく買った食パンを置き忘れて来てしまったのです。
 そもそもその日の買物の目的は、翌日の朝食用の食パンが無いことに娘が気付いたからです。
 それは夕方近くになっていたものですから、娘が自転車で行くよりは車の方が速いからと、私が買いに出掛けたのでした。

 行きつけの量販店で、目当ての食パンの他に、思い掛けなく値引きしていたヨーグルトなどを買い足して無事に帰宅したまでは良かったのですが、買物を整理していた娘から、肝心の食パンが無いことを知らされビックリ・・・
 何しろ食パン売り場で、いつも通りに食パン一つひとつの賞味期限を調べて選び出したのですから、先ず間違いはありません。
 早速く店に確認のため電話を入れたところ、食パンは忘れ物係りに届けられて居たのでした。
 
 少し休んでから再び店に出掛け、無事に食パンを引き取って来ましたが、かなり恥ずかしい思いをしたのも、また確かなことでした。
 その時思ったのですが、其処の忘れ物の収納箱には、私が買ったのとは違う種類の食パンが有りました。
 迂闊者は私のような年寄りなのでしょう、ホットすると同時にある種の親しみさえ覚えました。
思うに置き忘れたのは、籠からバックに入れる時、食パンなど柔らかい物は後にしようと思って、一旦横に置いたのが原因なのでしょう。
 
 今度からは気を付けよう、との思いを強くして店を後にしました。
 
 なお我が家の朝食がパン食に替わったのは約10年ほど前からのことで、それまでは米飯に味噌汁といった具合の極く普通の朝食でした。
 それが食パンに牛乳とヨーグルトに替わったのは、何がきっかけだったかは、亡妻の居ない今となっては分かり様もありません。                     
 ただその頃私は、高コレステロールと高血圧、そして更に高血糖症で悩んでおりましたから、亡妻がそれを考えての事かも知れません。
 おそらくそうだったのでしょう・・・間違いありません!


帰宅途中住宅街の通りで撮った花